私は京都の大学に行き、そのまま東京で就職したため、高校を卒業してから両親とは一緒に住んでいません。地元に近いからと関西でなく東京を就職先に選んだのですが、実家に帰っても「実家にいてもやる事ないから」と2-3日で東京に戻ってしまうのが通常でした。

最近は会社を辞めてから月１で実家に帰っています。両親と過ごす時間、妹と過ごす時間、それから自然豊かな地元で過ごす時間に今までとは違った感覚を感じています。今までは、「やる事＝充実」という方程式で物事を見ていました。コロナの影響なのか、ライフスタイルが変わった影響なのか、それとも単に歳を取ったのか…笑。最近は、何もせずとも両親や妹と過ごす時間に満たされた気持ちを感じます。最近読んだ本に書いてあった「行うことで時間を満たしていて、存在するための時間を持っていない」という一文。過去の自分を振り返りまさにその通りだなと思いました。

母と一緒に箱根までランチに行ってきました。伺ったのは「箱根リトリートFore」です。リトリートの下見も兼ねてだったのですが、とっても素敵な緑溢れる施設にすっかり虜になってしまいました。

こんな場所でリトリート出来たら素敵と思い描いていた通りの素敵な場所で、「料亭俵石」は、Foreとはまた趣が違って静かに和を感じながら過ごすのにとってもぴったりな場所でした。晴れても雨の日でも自然を楽しめる空間。来月また伺うのがとても楽しみです。

レストラン「WOODSIDE dining」でランチを頂きました。

特にカボチャのポタージュと最後のリンゴのデザートがとっても美味しかったと、母が喜んでいました。ランチの間、たくさん話をしました（家でもたくさん話しているのですが…笑）。

私が会社を辞める時、心配かけたくなくなかなか話せなかったのですが、話すと母がけろっと「思ったより早かった！」と言ってくれて安心したのを今でも覚えています。今は私が「楽しそうに仕事しているのが嬉しい」とすごく応援してくれていて、感謝しています。

大学時代は、車でアルバイト先まで運転していたのですが、今は完全にペーパーゴールドドライバーな私。

父から「運転練習に行こう！」と言われ、父を助手席に乗せて山中湖までドライブに。「なかなかうまいな」とおだてられながら練習。おかげでまた運転ができるようになりました。

旅行のため河口湖行きのバスを調べていた私に「送ってやるよ」と、朝から河口湖まで。最近は孫への愛に溢れてますが、娘への愛も感じます…笑。「この湖畔のパン屋がいいぞ」とレイクベイクを教えてくれました。車が好きな父は、時々母を連れて早朝ドライブに出かけ、山中湖や河口湖で朝食を食べるそうです。なんて素敵な時間の過ごし方なんだろうと羨ましくなりました。

来月も実家に帰るのが楽しみです！