【blog】ME TIME - 癒しと活力を与える「自分時間」で1日の質を上げる

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朝の「自分時間」

私は昔から朝の自分時間を大切にしています。私にとって朝の自分のための時間はとても貴重な時間です。その日1日を気持ちよく過ごすためのセットボタンのようなものになっています。

ME TIMEの内容はその時々で変化しています。会社に勤めていた時は自由が丘に住んでいたのですが、奥沢にあるピラティススタジオに通ってから出勤したり、朝起きてすぐ駒沢公園までウォーキングしたりしていました。ヨガのライセンスを取ってからはヨガがライフスタイルの一部になり朝お家でヨガしたり、明治神宮前のスタジオで7時や8時のレッスンを受けてから出勤していた時期もありました。暗闇ボクシングのb-monsterにハマって通っていた時期も!

昔から体を動かすのが好きなのですが、こんなに動くようになったのはサーフィンがきっかけです。20代の頃何か没頭できる趣味が欲しいと思い友人とサーフィンに挑戦して、それから2-3年茅ヶ崎に毎週末通ってました。体を動かした時の心地よさとフローの感覚にハマり、朝体を動かすことが毎日の日課になりました。今は久々に再開したピラティスが貴重な「ME TIME」になっています。

運動だけでなく、出勤前にスタバに行ってジャーナリングや読書をして、心のもやもやを解消したり、自分をセットしてから出勤する事もよくありました。私はメンタルがそんなに強くないので、その分自分の心のケアを大切にしていたのだと思います。

思い起こしてみると、NY出張に行った際も早朝に起きてヨガスタジオでレッスン受けてからオフィスに行ったりしてました。これも自分をセットするためです。

「ストイックだからできるんだよ」なんて言われます。

でも、なぜ続けれれるか?ストイックな性格、ハマる性格というのももちろんあると思うのですが、一番は「効果」を感じているからです。朝の「ME TIME」を数分持つだけで、1日の質が変わります。癒しと活力を自分に与えることができ、幸福感もUPします。

今回は「ME TIME」について書きたいと思います。



1. ME TIMEとは?


「MY time」と「ME time」は何が違うのか?

都内に住んでいた時に朝の駒沢公園までのウォーキングでよく聴いていたのがHapa英会話のJunさんのPodcastでした。Hapa英会話のブログで分かりやすく「ME TIME」を説明してくれているサイトがあります。
アメリカ人から学ぶ「Me time」の使い方

MY TIME = 「自分の時間」
ME TIME = 「自分のために〜する時間」


ME TIMEとはリラックスして一人で過ごす時間の事で「自分のために使う時間」です。

日々の忙しさに追われていると、自分の時間を諦めしまったり、誰かのことを優先して自分の事をおざなりにしてしまったりしますよね。仕事、家事、子育てなどのやる事や時間に追われ、忙しさで自分の時間を取れない時などに「ME TIMEが欲しい」と使います。


2. なぜME TIMEが必要か?

私の場合は朝体を動かす事が「ME TIME」ですが、もちろん運動でなくても大丈夫です。「ME TIME」で重要なのは、自分のために意識的に時間を取ること自分の心と体の活力をチャージすることです。

「ME TIME」は人によって様々です。好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、お風呂にゆっくりと入ったり、好きな香りのアロマを焚いたりなどたくさんの過ごし方があります。時間も朝の時間、昼間、夜の時間、それから休日と様々です。

私たちの体調も気分やモチベーションも日々変化していて様々な影響を受けています。ストレス社会に生きていて、ストレスに遭遇しないで生きていくのは不可能です。ストレスは心にも影響を及ぼし、体にも影響を及ぼし、そして私たちの行動にも影響を及ぼします。

ストレス社会の中で揉まれながら生きていていると、環境や周りの人など外に意識が行って、自分のことを見逃しがちです。自分のことは後回しにしてしまうのです。でも自分のことを後回しにしてしまうと、自分の内側にストレスが溢れ、活力が減り、気力が減ってしまい、結果的に自分の本来持っている良さや力を発揮できなくなってしまいます。

「ME TIME」は自分に意識的になることを許す時間です。自分を労わり整える自分のための時間です。定期的に「ME TIME」を持つことは、自分の体の状態や心の状態に気づくきっかけになりセルフケアや心と体のメンテナンスに繋がります。セルフケアで一番最初のステップは「気づく」ことです。ME TIMEを定期的に持つことは自分の今の状態に気づかせてくれます。

私も毎朝のME TIMEが自分の心と体の状態を知る時間になっています。継続して続けていると日々の自分の変化をキャッチしやすくなります。肩こりなどの体の症状も不安などの心の症状も早くキャッチできれば重症になる前に対処できます。

(blog) Stress Care - 本当に効く「ストレス解消法」


3. 「ME TIME」の過ごし方のKEYはマインドフルネス

ME TIMEの過ごし方はマインドフルネスを取り入れるとより効果的です。

マインドフルネスとは「今この瞬間に、意図的に、評価判断せずに、注意を払うこと」です。過去や未来でなく、今この瞬間の「自分のための時間」に意識を向けて過ごします。

本当はこんなことしてる時間ないのにとあれこれ判断したり、せっかくの自分のための時間を過去の後悔や未来への不安で埋めてしまったら、リラックスの効果もエネルギーチャージの効果も薄れてしまいます。自分にリラックスすることを許して、自分の体も心もオフモードにしてストレスから解放します。

ヨガやピラティスをするのであれば自分の体の感覚呼吸に、アロマであれば香り、音楽であればに、そして自分の気分の変化に意識を置きます。マインドフルに今起きている事に意識を向けるとストレス解放やリフレッシュの効果が上がります。

私もたまに朝のNE TIMEをしていて、集中できないな、気になってること考えてるなと意識が今でないどこかに言ってしまっている事があります。そんな時は「私今マインドワンダリング状態だ」と気づいて呼吸に意識を戻して今に戻ります。

マインドフルネスは脳と心を休める

私たちは1日7万回思考していて、心が常に過去や未来を彷徨い思考過多で雑念まみれな状態です。これをマインドワンダリングというのですが、この雑念まみれの状態が私たちのデフォルトモードです。このデフォルトモードネットワークは脳の消費エネルギーの60-80%を占めエネルギーを浪費します。マインドフルネスには雑念まみれの脳を鎮め休息させ、ストレスと関連のある「逃走闘争」を司る扁桃体を縮小させる効果があります。

ME TIMEをマインドフルに過ごすことで、平静さを自分の中に保つことができます。心と脳と体がそれぞれの機能を発揮できる状態に整えば、心が大幅に揺られることなくニュートラルな状態を保ち、1日を気持ち良く過ごすことができます。

(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -


4. 心を整える毎日の「ME TIME」

朝のME TIME = set the day
夜のME TIME = let go the day

朝のME TIMEはその日をセットするのに、夜のME TIMEはその日を手放すのに最適です。「時間がない」という言い訳を自分に対して言い続けていませんか?忙しいとなかなか自分の時間が取れないのは確かです。24時間は限られていて、これ以上増やすことはできません。でもだからこそ24時間の活動している時間の質を上げるためにも5分でも10分でも時間を作ることはとてもメリットがあります。

私が一番おすすめするのは「朝のME TIME」です!

少しだけ早く起きて、仕事を始める前に20分間自分のための時間を確保できるとその日1日の過ごし方が変わってきます。5分からでも大丈夫です。

「朝のME TIME」
新鮮な空気を吸いながら散歩する
一杯のコーヒーをゆっくりと味わう
深呼吸しながらストレッチする
ヨガやピラティスをする

「夜のME TIME」では力身や頑張りの解放を意識すると良いです。

いつもはベッドに入ったら直ぐに眠れるのですが、夜中までPCで作業をしていると頭が冴えてアドレナリン分泌が収まらずなかなか眠りにつけません。また何か心配事や不安なことがあると脳内で反芻してなかなかなかなか眠れません。その日に起きた出来事はLET GO(手放して)深い眠りにつき、翌日のエネルギーをセットできたら良いですよね。

「夜のME TIME」
好きな香りと音楽でリラックスする
好きなバスソルトでお風呂タイム
ソファーでワインを飲みがなら読書
キャンドル焚きながらジャーナリング

是非自分のとっておきの「ME TIME」を探してください。


5. 心を満たす休日の「ME TIME」

趣味やライフワークに没頭する休日の「ME TIME」を持つことは幸福感の向上にもエネルギーチャージにも最適です。

ライフワークとは、損得ではなく、ただ好きで、続けずにはいられないものです。人によっては趣味や学び仕事かもしれません。没頭すると人は時間を忘れて集中します。

私にとって趣味でありライフワークの1つがヨガやピラティスです。それらをしている時間は心も体も満たされ、癒しを得ると共に活力も回復します。私の母の場合は手芸とバラの栽培で、父はウェイクボードとバイクです。友人はキャンプやサーフィンです。人によって様々です。

「フロー」という言葉を聞いたことがあると思いますが、フローとは人が何かの活動にのめり込んで、我を忘れ、時間を忘れ、リラックスしているけど極度に集中している精神状態のことです。Flowの由来はFloating(流れている)で、流れに乗っているという意味なのですが、スポーツの世界では最高のパフォーマンスを発揮した時に「ゾーンに入った」と表現したりします。その状態になると心と体が一体化しているように感じたり、最高の気分になったりします。

没頭は幸せの要素の1つ

ポジティブ心理学で有名な米国ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士の提唱したウェルビーイングを構成する5つの要素があります。PERMAモデルというものなのですが、その中の1つがEngagement(没頭する)です。没頭して我を忘れている感覚は幸福感をもたらしてくれます。そして幸福感が得られるだけでなく、そのことに集中することで自分を日常から切り離しオフモードにして、「休息」と「充電」を同時に取ることができ、癒しと活力を自分に与えることができます。

もし1日誰にも邪魔されず好きなことを何でもして良いよと言われたら、あなたはどんな風に休日の「ME TIME」を過ごしますか?

(blog) 幸せに働く秘訣 - 生き生きと働くためのウェルビーイングの5つの要素


6. まとめ

自分の中に心のスペースがないと、周りの人に思いやりを持って接することができません。「ME TIME」は自分のための時間ですが、関わる周りの人のためにもなります。ME TIMEで回復したあなたのポジティブなエネルギーが周りの人を幸せにするかもしれません。ポジティブなエネルギーは周りに伝染します。

「ME TIME」で心と体を良い状態にメンテナンスしましょう!

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