【企業】VISIONと繋がるブレストセッション (株式会社アイメプロ様)

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。
マインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開し「自分らしく、生き生きと働く」マインドを育むサポートをしています。

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BRAINSTORMING SESSION

VISIONと繋がるブレストセッション

コロナによりリモートワークが通常となり、今まで会社に行って同僚に会って対面で打ち合わせをしてという日常が変化した会社はたくさんあると思います。どれだけテクノロジーが進化して、オンラインミーティングがスムーズになっても、やっぱり直接会って話す時間は貴重だなと感じます。

今回久々に会社の皆さんが集まる会のブレインストーミングセッションをファシリテートさせて頂きました!

VISION

私がとっても大好きなテーマです!

前職でもプロジェクトで様々な会社のMISSIONやクレドをリサーチしたり、会社のエンゲージメントを高めるにはどうしたらいいかというような事に取り組んだりしました。

VISIONやクレドの話は大好きで色々な本を読みました。その中でもスターバックスの本も何冊も読んで大好きです。スタバを大きく成長させたHoward Schultzさんやスターバックスジャパン元CEOの元CEOの岩田松雄さんの本はお気に入りです。
私はよくスタバで仕事するのですが、これらの本でビジョンに触れた影響が大きいと思います。


今回のテーマは「VISION」&「CHANGE」

VISION

私の好きなTED TALKがこちらです。
優れたリーダーはどうやって行動を促すか
SIMON SINEK

START FROM WHY
私自身が企業で働いていた時も、今独立して働いていても今もいちばん大切にしている考え方です。

VISIONを持つことの大切さ
そのVISIONを体現していくことの大切さ

VISIONは私たちに「進む方向」と「意義」を示してくれます

会社のVISIONに社員が共感している時、そこにはとても大きな力が生まれます。WELL-BEINGの要素の1つにMEANING (意味・意義)という項目がありますが、この意味や意義と会社のVISIONは密接に繋がっています。

私自身の経験でも感じる所なのですが、会社のVISIONと完全に一致する必要はないと思います。人は1人1人価値観も違うユニークな存在で、考え方が違ってあたりまえです。大切なのは自分にとってどうゆう意味なのかを認識する事。自分の円と会社の円が重なった部分に気づき、そこに意味を見出している事だと思います。そのためには、社員1人1人が自分の円に含まれる自分の価値観や想い・信念といった自分の大切な事をしっかりと認識し、その上で会社のVISIONが自分にとってはどうゆう意味なのかという事を考える事だと思います。

トップダウンでMISSION、VISION、VALUESを落とし込んでも、それは他人事になりやらされ感になってしまいがちで、本当の意味の内発的動機には繋がらず表面的な繋がりになってしまいます。

コーチングで大切にされている「答えは全て自分の中にある」という考え。個々のメンバーが自分事として自分の答えを探すのが重要ですよね。

自分にとっての意味は?

「会社のVISION」
自分にとってはどんな意味があるのか?
それを考えるジャーナリングをセッション内に入れさせて頂きました。

自分がどこに共感し、どこに貢献したいと思うのか。自分の仕事が何に繋がるのか、目に見えるものだけでなく、その見えない繋がりの先にある価値のあるものをしっかりと描いて意識できるかがとても重要ですよね。

先日私の美容師さんとこんな話をしました。
「もしこれから美容師になる学生にメッセージを送るとしたらどんな言葉を送りたいですか?」って聞いたらこんな風に答えてくれました。

「美容師は大変です。拘束時間も長いし、大変な作業も多いし、生産性が良い仕事ではない。美容師としての仕事をただの作業だと思って行うと辛いだけで、こんな大変な仕事はないと思います。だからこそ、美容の魅力を感じながら仕事をして欲しい。こうなりたいっていう自分の姿を描いて、夢に向かって想いを持って仕事をして欲しい。そしたら、それらの大変な作業は自分の夢を叶えるステップになります!」

素敵ですよね!とっても共感します!
私たち1人1人が過ごす時間は、自分の未来と繋がっています。今やっている事をしっかりと意図を持って行えば、必ず未来のなりたい姿、自分の成長、成し遂げたい事の達成に繋がります。


CHANGE

そしてもう1つのテーマの「変化」。

CHANGEは私たちに「強さ」と「進化」を与えてくれます

VUCAの時代、予想できない事がたくさん起こります。そんな時代に重要なのが、RESILIENCE(しなやかな回復力)であり、ピンチをチャンスに変え、失敗を糧に成長するマインドです。

CHANGE MANAGEMENT

前職で会社が買収されるという事を経験し、その時に知った概念で「チェンジマネジメント」があります。
キューブラーロスのチェンジカーブです。チェンジマネジメントの起源は「行動心理学」や「社会心理学」で、人間が変化に対してどのように反応するのか、どうしたら変化をスムーズに受け入れられるかというような研究から生まれた概念です。

変化に対面した時に時に、人はこのカーブのようなプロセスをたどるという事です。

コロナもそうですが、人は変化に対面すると最初「否定」し、そして徐々に「受け入れ」、そして先に進んで行きます。

「否定」:予想しない事や大きな変化に、そんなことありえないと否定する
「怒り」:被害者になったように感じ、怒りの感情を持つ
「落ち込み」:元の状態に戻らない、コントロールできないことを認識し落ち込む
「受け入れ」:事実を受け入れるしかないと考え腹をくくる
「探索」:今の状況で何ができるのか自分がコントロールできる事に目がいく
「発見」:新しい事を発見する
「取り込み」:新たな日常になる 


同じ変化を経験しても、人によって適応の速度が違います。個人の変化に対する柔軟性やオープンさなどによって変わるそうです。コロナの環境の変化に対する適応時間も人によって差があったと思います。新しい状況に慣れずストレスを抱え続ける人もいれば、即新たな事に積極的にチャレンジする人もいました。

このスピードの差は、「受け入れる」マインドの差から来ていると思います。
コントロールできないものをできないものとして受け入れる、受け入れた上でコントロールできる領域に目を向ける。これは諦めるのではなく、受け入れた上で自分に何ができるかというポジティブで前向きな体勢です。

このマインドこそMINDFULNESSで鍛える事ができます。

MINDFULNESSで鍛える3つのA
AWARENESS: 気づく力
ACCEPTANCE: 受け入れる力
ATTENTION:望む方向に意識を向ける力

前向きでスムーズな適応のために、「変化」に関して自分の思考や感情をJOURNALINGして頂きました!


コロナの感染拡大もあり、なかなか対面で会いづらい状況ではありますが、やはり一緒に働く仲間と直接あって、話をして、自分の想いを伝え、相手の想いを聞く。シンプルにこのような「繋がりの時間」が本当に大切だと今回セッションを担当させて頂き感じました。


企業向けプログラム

MINDFULNESS BASED WELL-BEING PROGRAM

「自分らしく、生き生きと働く」
心と体の健康をベースに、仕事やチームへのエンゲージメントを高め
ウェルビーイングな組織に導く様々なプログラムを展開しています。

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