【blog】start with WHY - 人は「WHAT -何を」でなく「 WHY - 信念」に心動かされる

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人は「何を」でなく「なぜ」に動かされる

日本中がWBCに盛り上がっている中、試合も見ずに皆野球好きなんだなと他人事でした。たまたま意図せず決勝戦6回裏から友人達と観戦することになりました。当日朝のニュースで準決勝で村上選手の復活劇があり盛り上がったという事を知ったぐらいの無知さです。何となくのルールしかわからず…でも友人の教えてくれるルールや試合の背景を聞きながら観戦。途中から熱中して観戦し、最後の大谷選手の登板では手に力が入り画面に釘付けでした。世界中の目が集まるプレッシャーの瞬間に、最強のメンタルで目標を成し遂げる姿に凄みを感じました。すっかり魅了されてしまいました。

先日企業でAuthentic Leadership Sesisonを担当させて頂いたのですが、その時にもWBCの話題が上がり尊敬するリーダーとして栗山監督の名前が何度も上がっていました。信念を体現するリーダー、まさにAuthentic Leadershipを発揮するリーダーだと思います。

(blog)Authentic Leadership →こちら
(report)Authentic Leadership Session → こちら

今回の感動を振り返った時、start with WHY - 人は「何を」でなく「なぜ」に動かされるという言葉が思い浮かびました。

今回はオーセンティックリーダーシップにも必要な「WHY - 価値観や信念」ついて書きたいと思います。



1.意欲の根源は感動である

何の番組だったか忘れてしまったのですが、WBCの特集で「意欲の根源は感動である」という言葉が語られていました。

本当にそうだなと感じます。感動で体が震える感覚や涙が出る事を誰もが体感した事があると思います。感動は全身で感じ体にも心にも衝撃を与え私たちに内側に変革をもたらします。誰かが何かを信じ、直向きに取り組む姿は感動を与えます。その感動に心が揺さぶられて「自分も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。ニワカファンの私ですら、今回WBCの侍ジャパンの勇姿に感動して勇気をもらいました!

WBC優勝という素晴らしい功績も日本中に感動を与えましたが、それよりも更に選手や監督の信念の体現に感動したのではないかなと感じます。

試合後のニュースはWBCの話題で持ちきり。知らなかったWBCの背景の物語を聞いて、更に感動して心が動かされました。野球好きになってしまいました。

栗山監督の「信じる」信念。村上選手の「信じられた」ことによる感動的な復活劇。大谷選手の成し遂げる闘志と人を魅了する人間力。ダルビッシュ選手の「最高のチーム」を作るためチームの精神面の支柱となる心意気。そして、心から野球を好きなんだなと感じる野球少年のような一流選手達の姿。純粋に自分の好きを追求し思い切り野球を楽しんでいる姿がとても感動的でした。これ以外にもたくさんの信念の物語があったのだと思います。野球に疎い私が知っている情報は全体の物語のほんの一部だと思いますが、本当にとても感動と勇気を与えてもらいました。

初戦から見ておけば良かったと後悔です…笑


2. 栗山監督の信念「信じる力」が人を動かす

WBC後のどのニュース番組でも栗山監督の人間力、そして「信じる力」が取り上げられていました。

「信じる力」が目に見える形で現れたのが、テレビでも何度も取り上げられていた準決勝メキシコ戦の9回裏の場面。これに負けたら終わりという場面で、不振の続いていた村上選手の起用。どんなにすごい選手だとしても、勝ち負けの決まる勝負の場面で、不調の続く選手を起用できる監督がどれくらいいるのでしょうか。普通起用できないと思います。でも栗山監督は選手を信じて任せた。というか、信じ抜いて勝利に導いた

栗山監督からの「思い切って行ってこい」という言葉を受け取った村上選手は、その信頼をしっかりと受け止め、覚悟を決めて、ヒットを打ちチームを勝利に導きました。

帰国後のインタビューでコーチが「監督の言葉を伝えて、思い切って行ってこいと言った時のあのムネのスイッチの入った表情は一生忘れないと思う」と言うコメント聞いて、「信じる」事は人に力を与えるんだなと改めて思いました。

「信じる」ことを大切にしている人であっても、それを体現し続ける事はとても難しいと思います。いざという困難でタフな場面で、その「信じる」という信念を持ち続けることができるか。信じると口で言うのは簡単だけど、それをどんな場面でも体現し続けるのは本当に強い心を持っていないと出来ません。

信じられる側もすごいです。自分を信じることができないと最高のパフォーマンスは発揮できません。「信じる」というギフトをもらうには、過去の努力や功績、信じてもらえるマインドや信頼があったからだと思います。栗山監督の「信じる」言葉をトリガーに自分を信じる力を取り戻し、それを最高のパフォーマンスに繋げた村上選手にも感動です。

信じる力、そして信じられる力は本当にすごいなと感動しました。

私が好きな言葉の1つにエンパワメントがあるのですが、この言葉には「一人一人が素晴らしい力を秘めている」と言う前提の元、個やチームの力を引き出すという意味があります。栗山監督は「信じる」と言う武器で一人一人の選手とチームをエンパワメントする最強のリーダーですね。

思わず感動して本も買ってしましました。経営に関してもリーダーシップに関しても常に学び続け、そして書くことを通して常に内省しているそうです。小学校の時からノートで自分との対話を続けていると聞き、心の強さの秘訣かもなと思いました。栗山ノートというタイトルの本なので是非読んで見てください。

この本の「信じ抜く」という章に「相手を信じることは、見返りを求めないこと」と記載されていました。見返りを求めず信じ抜くことができる自分の心を磨いていく必要がある。簡単なことじゃないですよね。

 

栗山ノート 栗山英樹 (著)


3. 大谷選手の信念がチームを優勝に導く

最終戦前の大谷選手がチームに送った言葉。

「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないんで。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、いこう!」

何度聞いても力強いメッセージです。憧れるのを止めようのメッセージには、自分達のチームの力を心の底から信じる、自分を制限しないで自分の可能性を最大限に信じる気持ちが込められています。

以前コーチングのセッションで自分のマンダラチャートを作りたいと言われた事がありました。マンダラチャートは目標管理シートのようなもので、自分の努力の方向性を明確にするのに役立ちます。その時に大谷選手の高校生の時に作ったマンダラチャートを見せてもらいました。大谷選手の夢であったメジャーリーグ入りを果たしたのも、この目標設定の管理シートが役立ったそうです。

 
 

上記のマンダラチャートは下記の記事を参照しています。
「ご飯 夜7杯、朝3杯」大谷翔平が10年前に書いた、81個の"マンダラの約束"

私が感動したのは高校生の時に作ったシートに野球だけでなく「人間性」という項目があることです。「信頼される人間」「感謝」「礼儀」「継続力」。メジャーリーガーになっても、それらの信念を貫き体現し続けるからこそ、愛される選手なんですね。同じチームからも、他のチームからも「一緒に試合ができて良かった」と言われ、誰からも愛され信頼される人間力すごいですよね。一流の野球選手達の大谷選手を見る目がハートなのがとても微笑ましかったです。

他の記事でもこんな事が書かれていました。
「自分自身にはどういう才能があると思うか?」という質問に対して「唯一のポイントは好きなことに関して頑張れる才能」と答えたそうです。野球の上達につながると思うことにはすべて取り組む。野球のために野球のスキルだけでなく人間力も磨いてきたんですね。参照したインタビュー記事はこちらです。是非読んでみてください。

大谷翔平を成功に導く源泉となっているのが、「好きなことに対して頑張れる才能」「正しい方向に向かって努力をし続ける才能」と記載されていました。


4. 最高のチームの姿が人々を感動させる

選手の皆さん全員が一丸となって、野球を思い切り楽しんでいる姿がとても印象的でした。本当は一流選手ばかりだけど、ただ野球を好きな少年達が大好きなチームで大好きな野球を楽しんでいるというようなイメージです。

栗山監督もですが、チームの最年長であるダルビッシュ選手が作り出した「チーム」の雰囲気がそうさせたのだと思います。宮崎合宿に初日から参加して、チーム内の上下関係の枠を和らげてチームの一体感を強めたそうです。グラウンド外でも食事に連れて行ったりパーソナルなコミュニケーションをとりチームの繋がりを深めました。

企業でいうところの「心理的安全性」。上下関係や評価などを理由に自分を制限してしまうのでなく、安心して信頼して自分の持っている力を最大限に発揮できる環境。これも生き生きとパフォーマンスを発揮する要素ですよね。WBCに比べたらプレッシャーも規模ももちろん小さいですが、私も信じてもらい持っている力以上に力を発揮できた経験があり、そのプロジェクトを思い出しました。

もう1つ、今回栗山監督はキャプテンを意図的に置かななったそうです。合宿初日のミーティングで「キャプテンは決めません。全員『俺がキャプテンだ』と思ったら、プレーは変わるはず。誇りと、チームを引っ張る気持ちでやって下さい。年齢も、実績も関係ない」と伝えたそうです。このメッセージを選手が受け止めて、チームの繋がりと一人一人のコミットメントの強化に繋がったんですね。ビジネスの場でもエンゲージメントやコミットメントの強化に活用できそうですね。でも「信じる」を人生で体現し続けた栗山監督の言葉だからこそ大きなメッセージとして伝わったのだと思います。

この場にいれることやこのチームに属することができることに感謝を感じながら、生き生きと「今この瞬間」に全力で最高のパフォーマンスを発揮する。最高のチームの形ですよね。


5. 人は「何を」ではなく『なぜ』に動かされる

先にも述べた私が好きなTED Talkの1つです。Simon SinecのSTART WITH WHY「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」です。人は「何を」ではなく『なぜ』に動かされるというものです。動画ではAppleを例に説明されていてるのですが、人はAppleの見た目の美しいコンピューター(WHAT)や使いやすくユーザーフレンドリー(HOW)な側面だけでなく「THINK DIFFERENT -世界を変えるという信念」(WHY)に心動かされるというものです。是非動画見てください。

TED TALKの動画 → こちら


アスリートの世界でも、ビジネスの世界でも、WHATであるパフォーマンスや結果を発揮することは重要です。でも素晴らしいパフォーマンスが発揮できるのは、自分の内側にしっかりと軸を築き「信念」を握っているからで、その「信念」を体現し続けるからこそ、最高のパフォーマンスが発揮できるのだと思います。

この信念の体現の継続こそ、人を魅了して感動を与え、フォロワーを増やすのだと思います。「I have a plan」と自分にはプランがあると言われるよりも、「I have a dream」自分には夢があるとインスパイアするリーダーのが魅了されますよね。

WBCのように世界規模で多くの人を感動させるのは難しいにしても、自分の関わる人たちにポジティブな影響を与える「信念」を持ったオーセンティックなリーダーになりたいですね。

(blog) Authentic Leadership → こちら

 
 

AUTHENTIC LEADERSHIP

自分自身を深く考察し自分の大切にしている価値観に沿って
自分らしさを発揮するリーダーシップのスタイル


まとめ

人によって信じている「信念」も大切にしている「価値観」も違います。どんなものであれ信念を大切に体現してるリーダーにはフォロワーがついています。優れたリーダーはWHYを大切にしています。

WBCの監督、選手、チームを見て、「自分の信念をもっと大切にしよう」「自分の信念をもっと体現しよう」「自分の信念をもっと深めよう」という気持ちにさせてもらいました。少しでも周りにポジティブな影響や感動を与えられる存在になりたいなと思います。

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