【blog】「旅しながら働く」旅、仕事、人生 - 心と体を整え新たなインスピレーションを得るリトリート旅
BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。
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「旅しながら働く」ライフスタイル
旅、仕事、人生
なぜ「旅しながら働く」
ライフスタイル?
独立した時に描いた理想のライフスタイルが、「旅しながら働く」と「3拠点生活」でした。都内から鎌倉に移住して、今は海の近くに住んでいるのですが、月一で実家のある御殿場にワーケーションで訪れる2拠点生活をしています。そして、数ヶ月に1回は旅をしながら仕事をしています。
旅の記録をこちらで綴っています。
「旅しながら働く」はこちら
リトリート旅がで活力を回復
会社員だった時リトリート旅が活力回復の方法でした。私は長年PMOというProject Management Officeという部署でプロジェクトに関わる仕事をして、社内のプロジェクトをプロジェクトマネージャーとしてリードしたりサポートしていました。様々な種類のプロジェクトに携わり、新たなものをゼロから立ち上げる喜びや楽しさを感じました。その一方で、完璧主義で責任感が強い性格から自分を追い込み、プロジェクトが終わる度に燃え尽き症候群になっていました。そこで必要だったのが「リトリート旅」でした。燃え尽きた後の心と体を癒してくれるのがリトリート旅で、癒しを得て、活力を回復させて、また次のプロジェクトに熱意を持って取り組むことができました。
リトリート旅の役割が変化
「休息」「刺激」「幸福感」
独立して自分で仕事をするようになり「仕事」と「プライベート」の境目がなくなりました。仕事がライフワークになり好きな仕事ができているという一方、境目がないので生活全てに仕事の要素が入ってきます。そこで必要なのが「リトリート旅」でした。
燃え尽きて、回復。
そうではなく、燃え尽きる前に、定期的に心と体のメンテナンス。
「リトリート旅」が病気になった時の応急処置ではなく、予防医学的な健康維持、ウェルビーイングの維持に変わりました。
今の私にとってリトリートの役割は、”休息”、”刺激”そして”幸福”です。日常から離れて休息し「今」に立ち止まるためにリトリート旅をするようになりました。リトリート旅が癒しと余白を与えてくれます。新たな環境に身を置くことで、日常の思考から離れ、五感や創造性を活性化させ、新たなインスピレーションも得る事ができます。同じ仕事でも、旅先で、リトリート空間でするだけで、新たなアイデアが広がったり、日常で埋もれて気づかなかった事に気づくこともあります。今の立ち止まり、自分自身と繋がることで、自分の本音や想いに気づくこともできます。
今回は「リトリート旅」について書きたいと思います。
1. 「旅しながら働く」魅力
非日常空間でマインドが解放される
家で仕事をしていて、
家のことが気になって仕事が手につかない…
勉強しようとしたのに、部屋の片付けをしてしまう…
そんな経験ありますよね?
私たちは物理的環境の影響を受けます。住んでいる家の中には、日常生活に関連する物や要素がたくさん存在しています。そして、それらは、普段の生活習慣と連動しています。物と連動して、生活リズムが自然と体に染みついていて、仕事や勉強をしている最中でも「あれしなきゃ」「これしなきゃ」といった思考が浮かんできて、集中を阻害します。
私はよくカフェで仕事をします。家で集中できない時や、何か新たな事を考えたい時には、自然が見える居心地の良いカフェに行って仕事するようにしています。時には江の島のカフェに行ったり、1時間ほど電車に乗って湯河原や熱海に行ったり、月一で御殿場に帰省してワーケーションしたりと物理的に環境を変えるようにしています。
環境を変えて働くことで、日常のマインドから切り離され、余計な力みや緊張が緩み、オープンな気持ちで創造性を働かせながら仕事することができるので、仕事も捗りますし、良いアイデアも浮かびます。
江の島のカフェ
自然が創造性を高めてくれる
日常から離れ非日常空間に身を置くこともそうですが、自然も創造性アップしてくれる要素です。自然には、リラックス効果の他、免疫力アップをアップさせたり、脳疲労を回復させたり、創造力をアップさせる様な効果もあります。3日間のハイキングで創造力が50%アップしたという研究結果もあります。日常にいるとマルチタスクになりがちで脳疲労を起こしやすいのですが、自然の中に身を置くと、過剰な情報処理に使われた抑制機能が安まり、取捨選択を迫られることなく1つのことにじっくりと集中できるようになります。
家の中や、オフィスの中と違い、自然溢れる居心地良いリトリート空間で仕事すると、自然のパワーの恩恵も受け創造性が発揮され、新たなアイデアが浮かんだり、何か問題の糸口や解決策が見つかりやすくなります。
自然の効果について詳しくはこちら
(blog) Nature Fix - 心身を癒してくれる自然のパワーで整えよう
2. リトリート旅の目的とは
リトリートとは
「避難」「隠れ家」「非日常」
”日常から物理的に離れ
非日常的な空間に身を置き
「今」に立ち止まり
ゆったりと自分と向き合う過ごし方”
リトリート旅は、観光スポットをたくさん回る旅のスタイルと違い、ホテルや居心地の良い空間でゆっくりと自分を癒しながら過ごすスタイルになります。
「時間がない…」
私たちは日常をそんなプレッシャーの中で生きています。そんなプレッシャーの中で生きていると、「今」に立ち止まる余裕も、自分のことだけにじっくりと意識を向ける余裕もありません。私たち1人1人が自分の人生のリーダーであり、自分の人生を主導する責任があるのですが、自分のことがおざなりになってしまいます。
私たちは日々やることに時間を費やし過ぎているのかもしれません。自分の体のケアも、心のケアも、自分と向き合い自分の本音や願いや想いと繋がることも後回しにしてしまいます。時間ややることに追われすぎて、自分が本当に大切にしている事を見失ってしまっていることさえあります。
自分を労り自分と繋がる
リトリートでは、日常の忙しさやプレッシャーから離れ、非日常空間に身をおき、自分の心や体を労り、自分のことを労ります。余計な力みや緊張を解し、心身を解放させ、心に余白を広げ、自分に向き合う時間を持ちます。普段頑張っている自分を労り、リラックス、癒し、活力を与えてあげます。やる事に追われるのでなく、何もしない時間、ただ存在する自分を許してあげます。
これこそ現代人が足りていない感覚だと思います。
毎月鎌倉・葉山・逗子で BE HERE NOW RETREATを開催しているのですが、参加してくださる皆さんが「こうゆう時間を持ててなかった」「余白ができた」「ゆっくりと自分と向き合うことができた」とおっしゃってくれます。日常の忙しさに追われているとどうしても、自分の事をゆっくりじっくりと考える時間を持つことができません。
Hamaii
3. リトリート旅の旅先の選び方と過ごし方
リトリートのプログラムを提供しているホテルや、ヨガやアーユルヴェーダに特化したリトリート施設など様々なものがります。そのようなリトリートプログラムや施設に参加するのも良いです。
リトリートに特化したホテルや施設でなくても、リトリート旅はすることができます。自分の求める居心地の良い空間があれば、どこでもリトリートできます。
石垣島の森のリトリートプログラム
重要なのは「自然」と「過ごし方」
私のリトリート旅は、移動中の読書、自然に触れること、美しい景色を見ること、居心地の良い空間で仕事したりジャーナリングしたりすることが多いです。時には、温泉やサウナでのんびりしたり、カヤックやSUPなど大自然を味わうアクテビティをすることもあります。買い物はしません。お土産も買わない時がほとんどです。現地でのリトリート時間を味わうことに重きを置いています。
旅先も様々です。
街でリトリートするよりも、大自然を感じられる空間でリトリートした方が心身のメンテナンス効果が倍増します。ウェルネスに関わる仕事をする様になり、また鎌倉に移住したことで、「自然」の癒しの効果や畏敬の効果を実感しています。海にはデトックスの力があり、森には活力を回復させる力があるなど自然でも様々です。
バイオフィリアという考え方があるのですが、人は本来自然との繋がりを本能的に求めています。そして自然には人の心身を癒し回復させる効果があり、人は大自然の畏敬に触れると自分の悩みなんてちっぽけだと俯瞰的な視野を手に入れることができます。
おすすめなのは自然溢れる場所です!
コロナ後に日本の美しさにも気づいて、日本の美しい自然の景色を求めて旅をしています。今は47都道府県制覇が目標です。最近の私のお気に入りは、沖縄と四国です!よかったらTrip Reportでご覧ください。
(blog) AWE effect - 「畏敬の念」を感じると悩みなんてちっぽけだと感じる
ひとりでリトリート旅
私はひとりでリトリート旅に出ることも結構あります。仲間とのリトリート旅でも、2-3日前入りしてひとりでリトリートしてから合流する事も多いです。2023年の12月にBE HERE NOWの法人化登録をしたのですが、その時は、法人化登録後羽田に向かって沖縄ひとりリトリート旅をしました。ゆっくりと自分と向き合って、これからのこと、それからどんな会社にしたいのか、BE HERE NOWをどんなブランドにしたいのか自分と向き合いたかったからです。3日間、海を眺めながらジャーナリングをして、読書をして、またジャーナリングして、とても良い時間を持つことができました。
(blog) 旅しながら働く - 自分と繋がる弾丸沖縄ひとり旅
仲間とリトリート旅
結婚したり、子供が生まれたり、一緒に旅に行ける友達も減ってきますよね。「旅しながら働く」を公言していたら、旅仲間が増えました。口に出していると、集まってくるものですね。私たちの旅は、基本現地集合&現地解散。飛行機も、行く日程もバラバラです。その方がそれぞれが持っているマイルを使えたり、お得に旅をすることができます。
全日程を一緒に過ごすのでなく、夜だけ一緒にご飯を食べるケースもあります。宮古島で私がスキンダイビングで美しい海を満喫していた時、友人はホテルで仕事していました。リトリート旅はベッタリ一緒というより、気ままにお互いがやりたい様に過ごせて、共通の楽しみを共有する方がリラックスできます。気の合う旅友はとても貴重です。私がヨガとピラティスの資格を持っているので、朝ビーチヨガをしたりすることもあります。
4. 「旅しながら働く」を実践するマインド
脱幸せを先延ばしにするマインド
「〇〇できたら…」
私たちは「いつか何かをしたら」というマインドで幸せを先延ばしにする癖があります。大切なこと、本当の望みには目を瞑り、目の前の事に追われてしまいます。
「いつかお金ができたら」
「いつか時間ができたら」
「いつか余裕ができたら」
そんな言い訳をしながら自分の幸せを先送りにしてしまう。でもいつか全てが片付いて完璧な時間が手に入るのは幻想に過ぎません。
私もそうでした。
数年前、毎月旅行に出かける友達に「いーな。羨ましい。」と言ったら、「せりちゃん、やろうと思えばできるよ!」と言われ、その時はお金ないとそんな生活できないよ、難しい…思ったけど…
「よし、やろう!」と心を決め、願って行動し続けたら、なんとなく「旅しながら働く」が最近少し形になってきました。旅に行けなかったのは、お金ではなく、マインドの制限が要因でした。
海外に行かなくても、飛行機に乗って遠くに行かなくても、何か方法を探ってみたら旅に行く方法が見つかります。時間も作ろうと思えば、作れます。どんなに忙しくても、何かを手放して、「旅」を選択したらきっと旅に行けます。その手放すのは、完璧主義かもしれないし、焦りや不安かもしれないし、自分を制限するマインドかもしれません。
マインドを変えたい方は是非この本を読んでみてください。
(book) 限りある時間の使い方 オリバー・バークマン (著)
せとうちリトリート旅で読んだ本です。
「「失う不安」でなく、「捨てる喜び」を」
旅のために運転も練習
私は20年ぐらいペーパードライバーでした。車を運転する機会もなく、もう運転は危うい。でもリトリートの旅先は大自然も多いので、車がないと不便です。もし車が運転できなかったら、運転できる友達と毎回旅に出ないといけないという制限も発生します。そこで、運転の練習しました。地元で両親の車を借りながら、運転の練習を何度も繰り返し、ついにレンタカーで運転できるようになりました。沖縄での初レンタカーのエピソードは今だに旅友との間で笑える話のネタになってます。今はもう慣れて普通にレンタカーできます笑。
自分を制限しないこと!大切ですね。
マイルやポイントを活用
私の旅友はとても旅上手です。American ExpressのMarriott Bonvoyのポイントを活用したり、Halhの旅のサブスクを利用したりしています。じゃらんやyahoo travelのキャンペーンを活用して、とてもお得にホテルを取ってくれます。私も見習って、Bonvoyポイント貯めながら、Halhも活用し、旅はなるべく早めに計画して、お得にホテルを取るようになりました。飛行機は基本マイルです。マイルもANAのトクタビマイルやJALのどこかにマイルを使うと少ないマイルで旅ができます。最近では、YoutubeやInstagramでも色々なお得情報を紹介しているサイトがたくさんありますので探してみてください。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード紹介コードはこちら
Halh紹介コードはこちら
5. リトリート旅の効果と得られるインスピレーション
会社員時代の昔の私にとって「リトリート旅」は”活力の回復”でした。仕事で燃え尽きて、回復。そのために必要でした。
ウェルネスに関わる仕事をするようになり、今は、燃え尽きる前に定期的に心と体のメンテナンスするようにしています。今の私にとってリトリートは、”休息”、”刺激”、そして”幸福”です。
毎日頑張って仕事して、少し視野が狭くなってきたな、何か刺激が必要だな、余白が少し足りないかもしないなと思ったら旅で心の余白を広げます。日常から離れることで”休息”を自分に与え、非日常空間に身を置くことで新たな”刺激”を与えます。リトリート旅が癒しと余白を与えてくれます。
新たな環境に身を置くことで、日常の思考から離れ、五感や創造性を活性化させ、新たな「インスピレーション」も得る事ができます。同じ仕事でも、旅先で、リトリート空間でするだけで、新たなアイデアが広がったり、日常で埋もれて気づかなかった事に気づくこともあります。
そして、「幸福」
リトリート旅自体にももちろん幸福を感じるのですが、旅から戻った日常にも幸福を感じます。幸福順応という言葉を聞いたことがありますか?人間は「慣れ」の生き物です。どんなに好きな場所に住んでいたとしても、それが日常になると幸福感が薄れていきます。嬉しいことがあってもその幸福な状態にすぐに慣れてしまい、今まで幸せと感じていた事が幸福感が薄れてしまう事を「幸福順応」と言います。非日常に触れることで、日常が愛おしく貴重なものに感じられます。
リトリートには様々な効果があります。
ストレスを解放する
脳を活性化する
執着を手放す
本来持っている力を回復する
本来の自分に戻る
詳しくはこちらのブログで
(blog) 非日常空間で心と体の活力を回復させ自分と繋がるリトリートの力
リトリートは「本来の自分に戻るための時間」とも言われています。ゆったりと自分に向き合う時間を持つことで、今の自分の状態に気づいたり、本来の自分の想いや願いに気づく効果もあります。自分の人生や仕事に意味を意義を見出すことにも繋がります。
自分のために時間をとり自分と繋がる時間を持つことは、自分らしく生き生きと生きていくためにも貴重な時間になります。リトリートの後は、心と体の活力が回復され、ポジティブなエネルギーで自分の持っている力を発揮することができます。
忙しい人、日々時間に追われている人、自分の時間を持てない人こそリトリートの時間が必要です
6. 自分の心を満たすリトリート旅をしよう
幸せの形も、幸せの要素も人によって様々です。私はお家ベジタリアンをしているので、豪華な食事に以前程興味がなくなり、ヘルシーな食事の方が心が満たされます。私の友人はとてもグルメで、現地の食事を楽しむことを旅の1番のプライオリティにおいています。私の場合、食事よりも絶景です。
人によって重きを置く価値観や惹かれるポイントが違います。
このブログを見ても一目瞭然だと思うのですが、私は海が大好きです。住んでいるのも海の近く、旅先もいつも美しい海のスポットが多いです。海が好きで、海に癒されます。これも、自分を満たす要素です。
高級ホテルよりも、キャンプ
海よりも、山
都会よりも、大自然
趣味嗜好は人によって様々。
大事なのは自分の心を満たすことです。誰かとの比較ではなく、自分の心が基準です。高級ホテルでなくても自分好みのコンパクトなホテルのが居心地が良いかもしれません。私は沖縄のアンテルーム那覇に良く泊まるのですが、あそこの雰囲気が大好きです。とても癒され、仕事が捗ります。
自分好みの居心地良い空間を探すのが大切です!
沖縄 アンテルーム那覇
7. まずはリトリートを体験
BE HERE NOWでは毎月鎌倉、逗子、葉山でリトリートを開催しています。日帰りで半日で参加できるものや、宿泊型で泊まるリトリートなど、様々な種類のリトリートを展開しています。
葉山うみのホテルでうみのリトリート
鎌倉の能舞台で癒しの音の瞑想リトリート
逗子の隠れ家ハウスで食べる瞑想リトリート
長谷の三角屋根裏で香木の瞑想リトリート
など。
体から、心から、自然からのアプローチで
心身を癒し活力を回復します。日常の忙しさから離れ自然溢れる心地よい非日常空間に身を置くことで余計な力が手放され心に余白が広がります。
良かったらBE HERE NOW RETREATにリトリート体験にお越しください。
日常のやる事に追われるDOINGモードから
ただ今この瞬間に存在するBEINGモードへ
「考える」を手放し
「感じる」に意識を向ける
「評価判断」を手放し
「ありのまま」を受け止める
自然溢れる空間に身を委ね自分と繋がる時間
「
今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う」
8. まとめ
これからも「旅しながら働く」と「3拠点生活」を目標に、リトリート旅を楽しみながら、旅の記録を綴っていきたいと思います。皆さんも惹かれる場所があったら、「時間がない」「お金がない」という自分のマインドの制限に負けずに、人生を豊かに楽しむために旅をしてください。
おすすめの絶景スポットがあれば是非教えてください。
Live your authentic life!