BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。
Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる
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自分との関係性
「The most important relationship in your life is with yourself」
これは私が好きなQuoteの1つです。
「人生で一番大切な関係性は自分との関係」という意味なのですが、この言葉に出会った時に自分に向ける意識が少し変わりました。私たちは「関係性」と言われたら一番先に浮かぶのが自分以外の誰かだと思います。パートナー、両親、兄弟、同僚、上司、友達。いつも誰かとの関係性を気にかけ、もっと良くしようと意識していると思いますが、自分との関係性は無意識になりがちです。
でも冷静に考えてみると、24時間、365日一緒に過ごすのは自分自身です。自分との関係性を良くする事は人生の質の向上や幸福度のUPに繋がります。そして、自分との良好な関係を築けないと、周りの人を大切に扱ったり良好な関係を築くのも難しいです。
自分との関係性を良くするための「Be Happy-ハッピーに生きるための自分との向き合いかた」について書きたいと思います。
The most important relationship in your life is with yourself.
「人生で一番大切な関係性は自分との関係」
mindfulness quote
1. Happyになるための4つ大切なこと
私は以前よりも今の自分のが好きになりました。マインドフルネスやコーチングを通して以前よりも自分のことを良く理解できるようになったからだと思います。自分の気持ちや本音に素直に従うようになり、自分で自分の人生を選択して歩んでいる感覚を持っています。BE HERE NOWも私自身もまだまだ未熟で発展途上ですが、今やっていること、今生きていることに満たされながら歩む感覚を持つことができるようになりました。
自分との良好な関係を築き、より満たされ心豊かに生きるには、この4つのポイントが大切だなと実感しています。
① Know yourself - 自分を知る
② Be yourself - 自分らしく在る
④ Treat yourself - 自分を大切に扱う
⑤ Choose yourself - 自分で選択する
① Know yourself - 自分を知る
何事も最初はAWARENESS (気づくこと)がファーストステップです。自分の事を知らないと自分らしく生きることができないし、自分の強みを知らないと強みを最大に発揮することができません。自分が何に満たされるか知らないと、自分を幸せにしてあげることはできません。
私たち1人1人はユニークな存在で、誰1人として同じ人間は存在しません。例え一卵性の双子で瓜二つであっても、経験したこと、感じたこと、気づきを得たことは異なり、違う価値観を持っています。幸せの形は人によって様々です。自分自身を満たすにはまずは自分の事を知る必要があります。
自分がどんな事にワクワクするのか、自分がどんなことに幸福感を感じるのか、どんな生き方に満たされるのか、自分の心だけが知っているその答えを探ることが大切です。自分を外から見た時に、自分の生き方を好きかどうか、憧れるかどうか。
私の旅友でポジティブオーラを放つ子がいます。彼女は「自由」や「好奇心」を大切に生きています。行きたい時に行きたい所に行ける自由さと、尊敬している人と日々好奇心を持ちながら働き、自分の心を満たす選択で人生を生きています。「最近何が幸せ?」と聞いたら、「毎日幸せな事がある」と答えていました。お金をすごく稼いでいるけど毎日23時まで働き、毎日自分のエネルギーを消耗しながら働く旦那様がいるのですが、お金よりも自分を満たし幸せにする生き方をして欲しいと願っている様です。
「あなたはどんなことに心が満たされますか?」
② Be yourself - 自分らしく在る
「自分らしく在る」って結構難しいです。自分らしく在るには2つのポイントがあるなと感じています。
1つ目は、自分の大切にしている事を大切に扱うこと。
これが大切とわかっていても、時にその自分の大切な価値観をおざなりにしてしまうことがあります。社会やコミュニティーの中で生きていて、誰かとの関係性の中で生きているのでしょうがない事です。自分の思う様に自分勝手に生きていくことはできません。
私たちは各々に自分のこう在りたいというセルフイメージを持って生きています。「優しい人と思われたい」「できる人と思われたい」その自分のイメージを良い状態にキープしたいという願いがあります。他人から認められたいという承認欲求は人の基本感情です。でも、それが時に自分らしく在るための邪魔をしてしまいます。
他人からの評価という所に軸を置いてしまうと、私たちは自分の大切な事を見失い、自分の大切な事を自分で阻害してしまいます。自分らしく在るためには、自分の大切にしてる事を大切に扱う勇気が必要です。自分の中に軸を置き、何か自分が本当に大切にしていることを自分自身で大切に扱ってあげると心の活力が上がります。バラバラの方向を向いていた心と体、気持ちと行動が繋がり、納得感を持って前に進めるようになります。
2つ目は、ありのままの自分を受け止めること。
自分を受け止めることは、ポジティブで強い自分だけでなく、ネガティブで弱い自分も受け止めることです。セルフコンパッションという言葉が参考になります。
SELF COMPASSION
SELF = 自己
COMPASSION =思いやり・慈悲
セルフコンパッションは「自分への慈悲」や「自分への思いやり」という意味です。自分良い所だけでなく、自分の弱いところに気づき受けとめる事で、自分への暖かく優しい感情を高めていくことです。母親の愛の様に、無条件にありのままを受け止めてあげることです。
セルフコンパッションは、自分を甘やかす行為や自分勝手な行為とは違います。自分の弱さを受け止める行為は勇気を伴う行為で、受け止めることで自分を前進させ成長させる希望を持つことができます。受容の先に前進があります。
(blog) セルフコンパッションで自分への優しい対処法を身につける
③ Treat yourself - 自分を大切に扱う
誰でもストレスが溜まったり、思うように事が進まなかったり、周りの人や環境に阻害されたような感覚になり、孤独を感じることもあります。そんな時は活力が下がり自分の充電が10-20%に落ちてしまいます。無理やりその少ないエネルギーで頑張り続けると自分をさらに消耗して、体や心に負担をかけてしまいます。
自分自身で自分の体/心/精神を整えてあげる事が大切です。
私自分もそうなのですが、エネルギー不足の時にはパフォーマンスも発揮できませんし、クリエイティブに物事を考えることもできません。自分に意識を向けて自分が必要としているものを与えてあげるセルフケアが大切です。何も状況が変わらなくても、エネルギーが回復したら活力のある状態で意味や意義を見出し取り組む事ができる様になります。
体が疲れていたら、休息を与えてあげる
体が鈍っていたら、動きを与えてあげる
心が疲れていたら、癒しを与えてあげる
心が枯れていたら、潤いを与えてあげる
精神が疲れていたら、満たしを与えてあげる
精神が痛みを抱えていたら、執着を手放してあげる
自分の体/心/精神が求めている必要性を満たしてあげましょう!
自分を大切に扱う事ができたら、自己肯定感も自ずと上がると思います。私はLove yourselfという言葉があまり好きではなかったのですが、Lululemonに出会って変わりました。Lululemonは私が好きなカナダのヨガブランドです。以前参加したイベントで「You attract love when you love yourself」という言葉が紹介されていました。「自分を愛する事ができた時に愛を引き寄せる」という様な意味です。とても素敵だなと思いました。自分を好きにならないと自分を満たせないし、他の人に愛を与えることはできないですよね。
④ Choose yourself - 自分で選択する
自分らしい人生を歩みたいと思ったとき、「自分の人生を自分でデザインする」という視点が必大切だです。自分の意志で自分の歩む道を選択することです。
ホメオスタシスという言葉があるのですが、私たちの体も心も現状を維持しようとする働きがプログラミングされています。変化やリスクを恐れ現状に留まるように働きます。何か新たなことの挑戦しようとしたり、変化の中で感じる不安や恐れ現状に留まろうとする心の動きを「心理的ホメオスタシス」と言います。良く例であがるのが、DVを受けていたとしてもこの心理的ホメオスタシスが働き、何か行動に移したらもっと悪くなるのではと恐れ行動に移せないという心の働きです。
「無意識であること」も自分で選択することを遠ざけてしまいます。人は1日7万回思考しその半数は無意識です。無意識に生きていると、自分の固定概念、思考の癖、習慣的なことで、今歩んでいる道しか見えなくなってしまいます。自分らしく歩むための選択肢は無数にあります。無意識から脱却し、意識的に自分を捉え、視野を広げ、自分の歩む道を選択することで、より納得感と豊かさを持って歩むことができるようになります。この意識的であることこそマインドフルネスです。
自分の人生のリーダーは自分であり、選択権は自分にあります。心理的ホメオスタシスや習慣的な思考に惑わされず、自分の歩む道を選択したいですよね。
人生というレベルでなくても、日々の自分の意識や態度も自分で選択する事ができます。同じ現状であっても、私たちは意識や態度で現状の捉え方を変えることができます。現実に意味を見出す力を秘めています。自分にとって必要な意識の方向を自ら選択して歩むことも幸福感に繋がります。
幸福感の1つの要素が「意味・意義」です。意味や意義を自分で見出す力を養うとより幸せに生きることができます。
2. 4つの大切なことを実践するために
私は「マインドフルネス」「コーチング」に出会って自分との向き合い方が変わりました。最初にも書きましたが、以前よりも今の自分のが好きになりました。4つの大切な事を実践するには、まず意識的に自分と向き合う時間を持つことです。どんな方法でも大丈夫です。ただ意識的に自分のために時間を作ってあげます。
一人旅に出る
リトリートに参加する
コーチングを受ける
マインドフルネスを体験する
ヨガやピラティスをする
一人で散歩する
1日10分間自分時間を確保する
趣味に没頭する時間をもつ
意識的に自分のための時間を持つことで、自分の気持ちや本音に気づき、大切にしていることを大切に扱うことができるようになります。自分の理解者になり、自分で自分の歩む道を選択しているという感覚は人生の納得感や幸福感に繋がります。
自分のためだけの時間を持ちましょう!
(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス
(blog) 「自分らしく歩む」方法を教えてくれたコーチング
(blog) 非日常空間で心と体の活力を回復させ自分と繋がるリトリートの力
MINDFULNESS
今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う
- Jon Kabat-Zinn -
5. まとめ
リトリートやセッションに参加してくださった皆さんが口を揃えて言うのが、「こんなに自分と向き合った事がなかった」「久々に自分のための時間を持てた」という言葉です。日々忙しさの中で、やる事に追われ、考える事に追われ、時間に追われ、自分のことを、自分の満たされる感覚をおざなりにしがちです。自分を満たしてあげられるのは自分自身であり、幸せにしてあげられるのも自分です。そしてその幸福感は周りに伝染します!
自分を満たして、周りにも幸せの波動を広げましょう。
Live your authentic life!