【企業】自分らしさが発揮されるカルチャー (FURLA JAPAN様)

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。
マインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開し「自分らしく、生き生きと働く」マインドを育むサポートをしています。

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FURLA JAPAN様で
「自分らしさが発揮されるカルチャー」というテーマでWELL-BEING SESSIONを担当させて頂きました

WELL-BEING SESSION

自分らしく生き生きと働き、違いが活用されるウェルビーイングなカルチャーの創造

WELL-BEINGとは?

「身体的、精神的、社会的にも満たされた状態」
病気ではない、弱っていないということではなく、心も体も精神も健やかな状態であり、その健康を基盤に自分にとって豊かな人生をデザインしていくこと。「ING」なのでそれが一時的ではなく継続されている状態です。

WELL-BEINGな組織とは?

ウェルビーイング組織は様々な言葉で表現されますが、簡単にまとめると「1人1人が自分らしく生き生きと働く組織」だと思います。

一人一人が自分らしき生き生きと働き
チャレンジし高め合い成長し続ける組織

私自身も「自分の持っている力を最大限に発揮しながら働くカルチャー」と「自分を制限しながら働くカルチャー」を経験しました。前者はちょっとハードルが高くてチャレンジングでも目をキラキラさせて自分の成長も感じながら一生懸命楽しく働いていました。後者は死んだ魚の目でつまらなく「私このままでいいのかな?」と自問しながら自分を制限しながら働いていました。以前Yale大学のThe Science of Well-Beingというセッションで聞いたのですが、人は自分の持っている強みや力を何個も使えている時にウェルビーイングが高まり幸福を感じるそうです。チャレンジし成長を感じながら自分の持っている力を発揮している時こそ「自分らしく生き生きと働いている」感覚を感じるのだと思います。

企業カルチャーとは?

「企業文化」とは、企業と従業員との間で意識的、あるいは無意識的に共有されている独自の価値観や行動規範を言います。会社や経営の思考や方向性、会社のコアバリューなどが当てはまります。当然内容は企業によって様々です。

企業文化は、企業活動や個人のパフォーマンスに大きな影響を与え、企業文化の醸成は企業の未来を左右すると言われています。マネジメントの父と称されたピーター・ドラッカーも企業文化に関して有名な言葉を残しています。

「企業文化は戦略に勝る」

企業文化の軸となる会社のコアバリューは企業側が示すものですが、それを体現しカルチャーを創造していくのはそこに関わる「人」です。

自分らしさが発揮されるカルチャーに必要なもの

ウェルビーイングなカルチャーを創造するには
「環境」と「個人の意志」が必要!

1つ目は受け皿としての「環境」
一人一人が安心して自分らしさを発揮できる環境
これこそ『心理的安全性』ですよね。

心理的安全性とは「みんなが気兼ねなく意見を述べることができ、自分らしくいられる文化」だと「恐れのない組織」の著者 エイミー・C・エドモンドソンは言っています。心理的安全性のある組織は、言いたいことが言えて、結果にコミットしてチャレンジし、お互いに協力し学び合い成長する「学習する組織」だと。言いたいことが言えるけど馴れ合いの仲良しごっこであることが「心理的安全性」ではなく、お互いに自分らしさを発揮し合い成長に意識が向いている組織です。
後で紹介するMicrosoftの本に様々な取り組みが載っています。

2つ目は「個々の意志やマインド」
企業カルチャーは一人一人の体現するものの集約であり、自分の持っている力を制限せずにチャレンジする個々のマインドが必須です。「自分らしさを制限せずに発揮させるマインド」そして「自分らしさが発揮されるカルチャー」を自ら作り出すマインド。同じ状況でも自分の捉え方によって世界の見え方は変わってきます。
今回はこの個々のマインドにフォーカスしました。

コントローラブルから取り組む

世の中には自分の力だけでは変えることができないアンコントローラブルな事が存在します。会社も同僚も会社のカルチャーもそうです。私たちが唯一コントロールできるのは「自分のマインドと行動」です。マインドフルネスの概念では、コントロールできないものに振り回されるのでなく、今ある現実を俯瞰的に捉えありのまま受け止め、自分の望む方向に自分がコントロールできる領域である自分の思考や行動を導く事が大事とされています。自分のマインドや行動は自分で変える事ができます。自分のマインドや行動を変えることで、自分の周りにポジティブな影響を与えたり、自分の周りに心理的安全性の場を作り出す事ができます。人は周りに影響を受けているけれど、同時に周りに影響を与えているので、自分のマインドや行動は必ず少しずつでも周りに影響を与えます。だからこそ、小さな一歩の行動がとても大切だと思います。マインドフルネスの考え方は、こうゆう所でもたくさんの気づきと方向性を与えてくれます。

自分らしく生き生きと働くためのマインド

下記の3つの本がおすすめです。

MINDSET 「やればできる!」の研究 キャロル・S・ドゥエック

人間のマインドセットには「GROWTH MINDSET(しなやかな成長マインドセット)」と「FIXED MINDSET (硬直マインドセット)」の2種類があるというマインドの有名な本です。学業、ビジネス、アスリート、人間関係など、あらゆる分野で成果を出せるかどうかは「その人の心の持ちよう、マインドで決まる」というもので、ビジネスの章だけ読んでも参考になります。私は自分にリマインドするために定期的に読み直しています。

Microsoft 再始動する最強企業 上阪徹

10兆円企業であるマイクロソフトが大きな進化を遂げ、その背景には成長のためにマインドセット変えないといけないと3代目CEO サティアナデラ氏が「GROWTH MINDSET」をカルチャーに取り入れたというストーリーです。GROWTH MINDSETのカルチャーを創造することで「大企業病・社内抗争に明け暮れる・保守的/保身的なカルチャー」から、「リスクを取ってチャレンジする・チームワーク・成長・イノベーティブな精神・コラボレーションなカルチャー」に変化を遂げたというとてもインスパイアリングな内容でした。とてもおもしろかったです。

ニュータイプの時代 山口周

尊敬するコーチ仲間の先輩に教えて頂いた本。
変化の時代をしなやかに生き抜くための「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」が書かれています。社会構造の変化やテクノロジーの進化に伴い個人や企業は新しい考え方、オールドタイプ(旧型の価値観)からニュータイプ(新型の価値観)へのシフトが求めらているという内容で分かりやすくてMINDSETと同様にオススメです。

私も自身も1つ1つのセッションから気づきと学びを得て、GROWTH MINDSETで成長し続けたいと思います。日々学びの毎日ですが、今回のセッションもたくさんの気づきと学びを頂き感謝しています。

FeedbackはGift
マインドセット=信念(心の持ちよう)
それを変える力は自分が握っている

参加してくださった皆様の気づきと行動、そして自分らしさを発揮する&相手の自分らしさを受け入れ共に成長するマインドに繋がってくれていたら嬉しいです。


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