【blog】Mindful Movement - 心と体と脳のパフォーマンスを高める「運動」の力

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


パフォーマンスの発揮

私は以前自分のモチベーションのコントロールに苦労していました。「完璧主義」な性格で自分をプッシュして頑張れる反面、その糸が切れて燃え尽き症候群でやる気を失ってしまったり、胃炎になってしまったり。意欲高く高いパフォーマンスを発揮できる時とモチベーションが低く無理矢理頑張っている時とパフォーマンスにもモチベーションにもバラツキがありました。

ヨガや運動をライフスタイルに取り入れるようになりマインドフルネスを学んだ事で、モチベーションのコントロールも、感情のコントロールも向上し、集中力や直感力も以前よりも高くなったと感じています。ヨガの資格をとった時、当時の上司に「モチベーションのコントロールが全然変わった」と驚かれたことを今でも覚えています。

アスリートが本来持っている力を本番で発揮できるかどうかが心と体の状態に関わっているように、私たちも自分の本来の力を発揮できるかどうかは自分の心と体の状態によります。パフォーマンスが発揮できないのは力が足りていないということではなく、自分の本来持っている力を発揮するための心や体の状態が整っていないからかもしれません。ビジネスマンもアスリートと同様に、パフォーマンスを発揮するためには心と体を鍛えメンテナンスすることが大切です。

心にも体にも効くマインドボディトレーニング、心と体と脳を整えるマインドフルムーブメントは、パフォーマンスを発揮するための心と体のメンテナンスであり筋トレです。人生100年時代、いつまでも心も体も元気にパフォーマンスを発揮し続けるたいですよね。

今回はパフォーマンスを高める「マインドフルムーブメント(動く瞑想)」ついて書きたいと思います。



1. 心身の状態がパフォーマンスに影響を与える

心と体は繋がっています。体の不調は「心」に影響を与え、心の不調は「体」に影響を与えます。風邪やインフルエンザにかかった時、心の元気や活力を失います。ショックな出来事が起きて落ち込んだ時、体が重く頑張るエネルギーを喪失します。

パフォーマンスを発揮できる状態に体をメンテナンスするために「運動」は必要です。「筋肉」「体力」がないと仕事で難局を乗りきすスタミナを持つことができません、「柔軟性」がないとカチコチに固まった体でパフォーマンスを維持できません。長時間椅子に座り続け作業をしていると、体が固まり集中力やパフォーマンスが落ちる経験は誰でもありますよね。体の状態をメンテナンスすることで、体の不調による注意力の欠落、やる気の減少、忍耐力の欠落を防ぐことができます。

「運動」は体の状態だけでなく、心や脳にも良い影響を及ぼしてくれます。運動したら心がスッキリした、脳がスッキリした、いいアイデアが浮かんだなど感じたことありますよね。ストレスや疲労など体や脳に蓄積した余計なものを排出し、不安や雑念を手放し、目の前の出来事に集中できるようになります。

パフォーマンスを発揮するためにも、心と体と脳のコンディションを整えメンテナンスすることはとても意味があります。


2. やる気のない日は「軽い運動」でやる気スイッチをONにする

私は朝の運動を習慣化しています。その日によって違いますが、ヨガやピラティス、ウォーキングをしています。毎日やっているとやらなかった日のパフォーマンスの低下を感じます。仕事前に20分でも軽い運動をすると体も心も脳もスッキリして、集中力やパフォーマンスが上がります。

運動はやる気とも大きく関わっています。やる気スイッチと言われるCB1受容体というのがあるのですが、エンドカンナビノイドという成分が分泌されるとスイッチが押されます。エンドカンナビノイは体を動かすことで分泌されます。やる気がない朝こそ、少しだけでも体を動かすとやる気スイッチがONになります!このやる気スイッチをONにするには少し心拍数の上がる運動であれば2分でも効果があるそうです。

そして運動している時には脳の色々な場所がフル活動していて、1回の運動だけでも注意力や集中力がUPします。朝起きてすぐ「歩く」「動く」を習慣化すると朝のスタートダッシュができ集中力も高まり、午前中の仕事の質が上がること間違いなしです!

習慣を作ってしまう!

人は習慣の生き物なので、習慣を作ってしまえば毎日できます。「〇〇したらこれ!」というルーティンを作ってしまうと習慣化しやすいです。私は「歯を磨いて白湯を飲んだら、マットの上に座る」という習慣を作ってます。


3. ストレスを感じた時こそ「運動」で気分を切り替える

ストレスが溜まり心の余裕がないときは、俯瞰的に物事を見る事できないし、様々なことが気になって集中できず、反応的・反射的・感情的になり、冷静な判断ができなくなってしまいます。周りの人にも優しく寛容な心で接することができなくなりますよね。

心の余裕はパフォーマンスを発揮する上でとても大切です。

ストレスが溜まっている時は、脳には酸化ストレスや炎症が蓄積しています。運動は酸化や炎症を中和して気分を改善させる効果があります。

ウォーキングやランニングをすると気分が改善しますよね。運動には落ち込んだ気分を改善させたり、落ち込みを予防する効果があります。本によると中等度の運動を週に150分した人は落ち込みのリスクが22%軽減し、すでに落ち込んでいる人も運動によって40-50%気分が改善するという研究結果があるそうです。

私も気分が落ちていたり、やもやしたら無理にでも外に出て、運動するようにしています。そうすると、心にスペースができて、冷静に考えられたり、その物事に立ち向かうことができるようになります。


4. 疲れを感じた時こそ「運動」でストレスを解消する

現代人は、情報社会・ストレス社会の中でやる事や時間に追われながら生活しています。思考過多で常に脳が疲労している状態です。脳を疲労はパフォーマンスの低下に繋がります。

脳を疲労させる原因は「ストレス」「マルチタスク」です。

ストレスによる反応で脳の「扁桃体」の活動が過剰になります。扁桃体は「本能の脳」「感情的な脳」と言われ、刺激に対し「戦うか、逃げるか」(「闘争・逃走反応」「Fight or Flight」)の判断をする脳です。ストレス要因によって扁桃体が暴走することを扁桃体ハイジャックと言います。「感情的な脳」の活動を抑えるために、理性を司る大脳皮質の「前頭葉」がさらに働くためエネルギー消費が多くなり脳の疲労に繋がります。

世界で最も権威のある心理学団体であるアメリカ心理学会(APA)が提唱した「本当に効くストレス発散方法」の8つの方法の1つが「運動」です。体に意識がいくことでストレスを手放す事ができ、長期的にもストレスに強い脳を作ることができるそうです。

私はストレスを感じたら、いつもよりキツめのヨガやピラティスをして、思い切り集中&没頭するようにしています。思い切り没頭すると、脳の反芻から抜け出し、悩みと自分を切り離して考えられるようになり、悩みがちっぽけに思えたり、何か違う視点が見えてきて、ストレスが少し解消されます。

(blog) Stress Care - 本当に効く「ストレス解消法」


5. 疲れを感じた時こそ「運動」で脳機能をアップさせる

もう1つの疲労の原因が「マルチタスク」です。

マルチタスクとは「同時に複数の処理をする」ことですが、1つのことに集中せず複数のものに意識が彷徨います。マルチタスクの時には、脳はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)と言われる部分が活発に働いています。これは「脳のアイドリング」とも言われ、DMNは脳が使う全体のエネルギーの内60〜80%を消費して、脳疲労を起こしやすくなります。

マルチタスクは効率が良さそうですが、一度に複数のことを処理しようとすると、脳に負担をかけ、集中力や生産性の低下を招き、脳疲労を起こしやすくなります。ミシガン大学の研究では、マルチタスクをする人たちは、タスクをひとつずつこなすグループよりも40%も生産性が下がり、ミスの発生率も増加する可能性が高いという研究結果もあるそうです。

疲労により活性酸素が多く蓄積すると脳にもダメージを与え、パフォーマンスが低下します。体を休ませるためにソファーに座って携帯をいじっている休憩は実は脳を休ませることにならず、軽く体を動かすからこそ血液の循環が良くなり、疲労感が解消されます。

これは私の持論ですが「脳の疲れと体の疲れのバランスを取る」ために疲れた時こそ体を動かすのが良いのではと思っています。仕事をして疲れたと感じているのは実は体ではなく頭であり、もし脳が疲れているのであれば同じ疲労感になるくらい体を動かしてバランスをとった方が、心も脳もリフレッシュできるし、ぐっすりと眠って回復することができます。


6. 壁にぶち当たった時は「運動」で創造力をUPさせる

ヨガやウォーキングをしたら、いいアイデアが浮かんだ!という経験ありませんか?私はいつもウォーキングの途中や、ヨガやピラティスの後に良いアイデアが浮かびます。

ウォーキングなどの単調な運動は、同じことの繰り返しにより脳が省エネモードに切り替わります。理性の脳と言われ理屈を司る前頭前野が静かになり、創造の脳が解放されます。運動中は体から脳に送られる感覚の情報処理に脳が忙しく、外からの情報に惑わされなくなるそうです。脳の認知機能や柔軟性をUPしてくれます。

自然を感じることができる外で散歩することは、自然の整え効果も相まってさらに創造性が豊かになります。

私は、何か新たなプログラムを開発する時や、リトリートの企画をする時に、歩いて考えます。海辺を歩く時もあれば、カフェやレストランまで電車やタクシーに乗らずに歩くことも。「新たなアイデア=歩く」というセットにしてしまうと、いつもよりクリエイティブなアイデアが出るかもしれません。


7. マインドフルネスと運動のW効果が得られる「マインドフルムーブメント」

「マインドフルネス」はは過去や未来に囚われず、今この瞬間に意図的に評価判断せずに注意を向ける在り方で、心と脳を整えるための技術です。過去や未来に振り回されず、今に意識を向けることで、雑念を司る回路であるデフォルトモードネットワークを鎮静させます。雑念から解放されることで脳が澄んだ状態になります。

マインドフルネスは「心の筋トレ」とも言われ、心理面を強化させます。特に集中力や俯瞰力の向上脳や心の疲労を改善痛みの緩和のなどがあげられます。無駄に振り回されない土台が築かれ、エゴや先入観に囚われない俯瞰的な場所にたち、冷静に判断を下せるようになります。

「運動」にも様々な効果があります。先にも上げたやる気や集中力の向上、ストレスの解消、気分や疲労の改善、脳機能のUP、俯瞰的力や創造力の向上など、それ以外にもたくさんあります。私も参考にしている運動の本が2つあるのでご紹介します。

「マインドフルネス」と「運動」の組み合わせた「マインドフルムーブメント」は体にも心にも脳にもとても良い影響を与えてくれてます。マインドフルムーブメントの代表となるのがヨガやピラティスです。心にも体にも効くのでマインドボディトレーニングとも言われます。マインドフルに今に意識をおきながら歩く「歩く瞑想」もマインドフルムーブメントです。

ヨガは自分の体の感覚や呼吸に意識を向けながら動きます。ピラティスは自分の体の各部位の微細な感覚や動きに意識を向けながら動きます。どちらも「今」起きている瞬間に注意を向ける運動です。それ以外にも、筋トレでも、ランニングでも、他のスポーツでも、「今」に意識を向け集中したらマインドフルムーブメントになります。

運動とマインドフルネスのW効果で、脳の認知機能UP俯瞰力を高め脳や心の疲労を改善ストレス解消して気分を改善、やる気や集中力を向上させてくれます。パフォーマンスを上げるための「心と体の筋トレ」、パフォーマンスが発揮できる状態にする「心と体のメンテナンス」両方に効果があります。

やらない方が損と言えるほどたくさんの効果があります!

(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス


脳を最大限に活かす究極の運動法 久賀谷亮(著)

久賀谷亮さんの本のファンなのですが、とても分かりやすくてほぼ全ての本読んでます。とても参考になるのでオススメです!


脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方 ジョンJ レイティ (著) エリック・ヘイガーマン (著)

私はこの本を読んで運動するモチベーションがとてもUPしました。「運動しよう!」という気持ちにさせてくれる本です。


8. まとめ

先日友人とご飯を食べていて「皆運動したら良いよね!」という話で盛り上がりました。私は今ピラティスにハマっていますが、彼女は筋トレにハマっています。自分の心にも体にも良い影響を与えてくれると実感しているからこそ、楽しんで続けることができます。

運動を習慣化するには、一緒に運動する仲間を作ったり、ルーティンを作ったり、スタジオに通ったり誰かに習うことで環境を整えることが効果的です。私の場合は、運動がどれだけ心と脳に効くかという本を読むと運動のモチベーションになります。ぜひ自分のスイッチを探してみてください。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【blog】ME TIME - 癒しと活力を与える「自分時間」で1日の質を上げる

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


朝の「自分時間」

私は昔から朝の自分時間を大切にしています。私にとって朝の自分のための時間はとても貴重な時間です。その日1日を気持ちよく過ごすためのセットボタンのようなものになっています。

ME TIMEの内容はその時々で変化しています。会社に勤めていた時は自由が丘に住んでいたのですが、奥沢にあるピラティススタジオに通ってから出勤したり、朝起きてすぐ駒沢公園までウォーキングしたりしていました。ヨガのライセンスを取ってからはヨガがライフスタイルの一部になり朝お家でヨガしたり、明治神宮前のスタジオで7時や8時のレッスンを受けてから出勤していた時期もありました。暗闇ボクシングのb-monsterにハマって通っていた時期も!

昔から体を動かすのが好きなのですが、こんなに動くようになったのはサーフィンがきっかけです。20代の頃何か没頭できる趣味が欲しいと思い友人とサーフィンに挑戦して、それから2-3年茅ヶ崎に毎週末通ってました。体を動かした時の心地よさとフローの感覚にハマり、朝体を動かすことが毎日の日課になりました。今は久々に再開したピラティスが貴重な「ME TIME」になっています。

運動だけでなく、出勤前にスタバに行ってジャーナリングや読書をして、心のもやもやを解消したり、自分をセットしてから出勤する事もよくありました。私はメンタルがそんなに強くないので、その分自分の心のケアを大切にしていたのだと思います。

思い起こしてみると、NY出張に行った際も早朝に起きてヨガスタジオでレッスン受けてからオフィスに行ったりしてました。これも自分をセットするためです。

「ストイックだからできるんだよ」なんて言われます。

でも、なぜ続けれれるか?ストイックな性格、ハマる性格というのももちろんあると思うのですが、一番は「効果」を感じているからです。朝の「ME TIME」を数分持つだけで、1日の質が変わります。癒しと活力を自分に与えることができ、幸福感もUPします。

今回は「ME TIME」について書きたいと思います。



1. ME TIMEとは?


「MY time」と「ME time」は何が違うのか?

都内に住んでいた時に朝の駒沢公園までのウォーキングでよく聴いていたのがHapa英会話のJunさんのPodcastでした。Hapa英会話のブログで分かりやすく「ME TIME」を説明してくれているサイトがあります。
アメリカ人から学ぶ「Me time」の使い方

MY TIME = 「自分の時間」
ME TIME = 「自分のために〜する時間」


ME TIMEとはリラックスして一人で過ごす時間の事で「自分のために使う時間」です。

日々の忙しさに追われていると、自分の時間を諦めしまったり、誰かのことを優先して自分の事をおざなりにしてしまったりしますよね。仕事、家事、子育てなどのやる事や時間に追われ、忙しさで自分の時間を取れない時などに「ME TIMEが欲しい」と使います。


2. なぜME TIMEが必要か?

私の場合は朝体を動かす事が「ME TIME」ですが、もちろん運動でなくても大丈夫です。「ME TIME」で重要なのは、自分のために意識的に時間を取ること自分の心と体の活力をチャージすることです。

「ME TIME」は人によって様々です。好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、お風呂にゆっくりと入ったり、好きな香りのアロマを焚いたりなどたくさんの過ごし方があります。時間も朝の時間、昼間、夜の時間、それから休日と様々です。

私たちの体調も気分やモチベーションも日々変化していて様々な影響を受けています。ストレス社会に生きていて、ストレスに遭遇しないで生きていくのは不可能です。ストレスは心にも影響を及ぼし、体にも影響を及ぼし、そして私たちの行動にも影響を及ぼします。

ストレス社会の中で揉まれながら生きていていると、環境や周りの人など外に意識が行って、自分のことを見逃しがちです。自分のことは後回しにしてしまうのです。でも自分のことを後回しにしてしまうと、自分の内側にストレスが溢れ、活力が減り、気力が減ってしまい、結果的に自分の本来持っている良さや力を発揮できなくなってしまいます。

「ME TIME」は自分に意識的になることを許す時間です。自分を労わり整える自分のための時間です。定期的に「ME TIME」を持つことは、自分の体の状態や心の状態に気づくきっかけになりセルフケアや心と体のメンテナンスに繋がります。セルフケアで一番最初のステップは「気づく」ことです。ME TIMEを定期的に持つことは自分の今の状態に気づかせてくれます。

私も毎朝のME TIMEが自分の心と体の状態を知る時間になっています。継続して続けていると日々の自分の変化をキャッチしやすくなります。肩こりなどの体の症状も不安などの心の症状も早くキャッチできれば重症になる前に対処できます。

(blog) Stress Care - 本当に効く「ストレス解消法」


3. 「ME TIME」の過ごし方のKEYはマインドフルネス

ME TIMEの過ごし方はマインドフルネスを取り入れるとより効果的です。

マインドフルネスとは「今この瞬間に、意図的に、評価判断せずに、注意を払うこと」です。過去や未来でなく、今この瞬間の「自分のための時間」に意識を向けて過ごします。

本当はこんなことしてる時間ないのにとあれこれ判断したり、せっかくの自分のための時間を過去の後悔や未来への不安で埋めてしまったら、リラックスの効果もエネルギーチャージの効果も薄れてしまいます。自分にリラックスすることを許して、自分の体も心もオフモードにしてストレスから解放します。

ヨガやピラティスをするのであれば自分の体の感覚呼吸に、アロマであれば香り、音楽であればに、そして自分の気分の変化に意識を置きます。マインドフルに今起きている事に意識を向けるとストレス解放やリフレッシュの効果が上がります。

私もたまに朝のNE TIMEをしていて、集中できないな、気になってること考えてるなと意識が今でないどこかに言ってしまっている事があります。そんな時は「私今マインドワンダリング状態だ」と気づいて呼吸に意識を戻して今に戻ります。

マインドフルネスは脳と心を休める

私たちは1日7万回思考していて、心が常に過去や未来を彷徨い思考過多で雑念まみれな状態です。これをマインドワンダリングというのですが、この雑念まみれの状態が私たちのデフォルトモードです。このデフォルトモードネットワークは脳の消費エネルギーの60-80%を占めエネルギーを浪費します。マインドフルネスには雑念まみれの脳を鎮め休息させ、ストレスと関連のある「逃走闘争」を司る扁桃体を縮小させる効果があります。

ME TIMEをマインドフルに過ごすことで、平静さを自分の中に保つことができます。心と脳と体がそれぞれの機能を発揮できる状態に整えば、心が大幅に揺られることなくニュートラルな状態を保ち、1日を気持ち良く過ごすことができます。

(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -


4. 心を整える毎日の「ME TIME」

朝のME TIME = set the day
夜のME TIME = let go the day

朝のME TIMEはその日をセットするのに、夜のME TIMEはその日を手放すのに最適です。「時間がない」という言い訳を自分に対して言い続けていませんか?忙しいとなかなか自分の時間が取れないのは確かです。24時間は限られていて、これ以上増やすことはできません。でもだからこそ24時間の活動している時間の質を上げるためにも5分でも10分でも時間を作ることはとてもメリットがあります。

私が一番おすすめするのは「朝のME TIME」です!

少しだけ早く起きて、仕事を始める前に20分間自分のための時間を確保できるとその日1日の過ごし方が変わってきます。5分からでも大丈夫です。

「朝のME TIME」
新鮮な空気を吸いながら散歩する
一杯のコーヒーをゆっくりと味わう
深呼吸しながらストレッチする
ヨガやピラティスをする

「夜のME TIME」では力身や頑張りの解放を意識すると良いです。

いつもはベッドに入ったら直ぐに眠れるのですが、夜中までPCで作業をしていると頭が冴えてアドレナリン分泌が収まらずなかなか眠りにつけません。また何か心配事や不安なことがあると脳内で反芻してなかなかなかなか眠れません。その日に起きた出来事はLET GO(手放して)深い眠りにつき、翌日のエネルギーをセットできたら良いですよね。

「夜のME TIME」
好きな香りと音楽でリラックスする
好きなバスソルトでお風呂タイム
ソファーでワインを飲みがなら読書
キャンドル焚きながらジャーナリング

是非自分のとっておきの「ME TIME」を探してください。


5. 心を満たす休日の「ME TIME」

趣味やライフワークに没頭する休日の「ME TIME」を持つことは幸福感の向上にもエネルギーチャージにも最適です。

ライフワークとは、損得ではなく、ただ好きで、続けずにはいられないものです。人によっては趣味や学び仕事かもしれません。没頭すると人は時間を忘れて集中します。

私にとって趣味でありライフワークの1つがヨガやピラティスです。それらをしている時間は心も体も満たされ、癒しを得ると共に活力も回復します。私の母の場合は手芸とバラの栽培で、父はウェイクボードとバイクです。友人はキャンプやサーフィンです。人によって様々です。

「フロー」という言葉を聞いたことがあると思いますが、フローとは人が何かの活動にのめり込んで、我を忘れ、時間を忘れ、リラックスしているけど極度に集中している精神状態のことです。Flowの由来はFloating(流れている)で、流れに乗っているという意味なのですが、スポーツの世界では最高のパフォーマンスを発揮した時に「ゾーンに入った」と表現したりします。その状態になると心と体が一体化しているように感じたり、最高の気分になったりします。

没頭は幸せの要素の1つ

ポジティブ心理学で有名な米国ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士の提唱したウェルビーイングを構成する5つの要素があります。PERMAモデルというものなのですが、その中の1つがEngagement(没頭する)です。没頭して我を忘れている感覚は幸福感をもたらしてくれます。そして幸福感が得られるだけでなく、そのことに集中することで自分を日常から切り離しオフモードにして、「休息」と「充電」を同時に取ることができ、癒しと活力を自分に与えることができます。

もし1日誰にも邪魔されず好きなことを何でもして良いよと言われたら、あなたはどんな風に休日の「ME TIME」を過ごしますか?

(blog) 幸せに働く秘訣 - 生き生きと働くためのウェルビーイングの5つの要素


6. まとめ

自分の中に心のスペースがないと、周りの人に思いやりを持って接することができません。「ME TIME」は自分のための時間ですが、関わる周りの人のためにもなります。ME TIMEで回復したあなたのポジティブなエネルギーが周りの人を幸せにするかもしれません。ポジティブなエネルギーは周りに伝染します。

「ME TIME」で心と体を良い状態にメンテナンスしましょう!

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【blog】Always there is a choice - 心が揺れた時に行う選択肢を見つけるジャーナリング

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


納得できない事、ショックな事、落ち込む事、色々とありますよね。
生きていると心が揺れる経験をします。
そんな時どうしますか?

悲劇のヒロイン症候群

「悲劇のヒロイン症候群」という言葉があります。物語の中の登場する様々な不幸に見舞われるヒロインのように、自分が悲劇の物語の主役になりきって、自分の不幸さを嘆いく症状です。そんな時は、自分を可哀想だと思い自分の殻に閉じこもってしまいます。

私も昔は「悲劇のヒロイン」のごとく、小さな事でもとことん落ち込んで、なかなか先の事を考えられなくなってしまう事が多かったです。口癖は「私なんて…」。元はポジティブな性格なのですが、とにかく打たれ弱い。落ち込んだ時は復活までにかなり時間がかかるタイプでした。ネガティブに引きづられちゃうんですよね。この頃は、その落ち込みの感情が体に現れ、胃炎とお友達状態でした。

マインドフルネスを学んで変わったのが
落ち込んでから復活までの時間

マインドフルネスを学び実践していると、レジリエンスが高まります。レジリエンスとは「反発性」「弾力性」「回復力」などと訳されるのですが、バネのように戻る状態を示します。「難しい状況、タフな状況、変化からすぐに回復できる能力」です。

瞑想は「心の筋トレ」とも言われていて、振り回されないマインドを養ってくれます。どんなに瞑想の修行を積んでいる禅僧であっても、大きな音で驚ろかされたら心が乱れる。それが人間です。ロボットじゃないし「反応する」というのは人として自然なことです。でもメンタルの強い人は、振り回された心のままでいないで即座に自分の意志で元のニュートラルな状態に戻すことができます。それがレジリエンス、しなやかな回復力です。

最近心が揺れる出来事があったのですが、その反応が以前と違うのを感じました。乱れた心から平静で安定した自分を取り戻すスピードや回復力が以前と全然違ったのです。元々メンタルが弱かった私でさえ、瞑想を続けたらレジリエンスが養われ、メンタルが強くなるんだなと感動しました。

(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス
(blog) VUCAの時代に必要なマインド 「レジリエンス」を マインドフルネスで養う


RESILIENCE

「反発性」「弾力性」「回復力」
難しい状況、タフな状況、変化からすぐに回復できる能力


大切なのは受け止める力

レジリエンスとは、ネガティブな感情を無理矢理ポジティブな感情で上書きするというものではなく、冷静に受け止める力俯瞰する力ようなイメージです。

今でも何かが起きると、一度はショックを受け、立ち止まり、心が揺れます。けれど、今はその時「私の心、今揺れてるな」と冷静に受け止め、そんな揺れた自分を整えたり、衝撃を受け止めジャーナリングをします。ジャーナリングはマインドフルネスの手法の1つで「書く瞑想」と言われています。自分の頭に浮かぶことをただそのままにジャッジせずにアウトプットする手法です。セルフコーチングみたいなもので、自分の感情や思考に気付く力を高め、受け止める力を養い、自分の望む方向に意識や注意を向ける力を養ってくれます。そして同時にその時の感情や思考を整理するような効果があります。

(blog)セルフコンパッションで自分への優しい対処法を身につける


自分を受け止めるジャーナリング

何か心が揺れ動く経験をしたときにジャーナリングはとてもおすすめです。

「何を書いていいか分からない」という人は、まずは下記の3つの問いを自分にかけて上げてみてください。これらのテーマや質問は頭の中で繰り広げられてる感情や思考の妄想をアウトプットするための「きっかけ」なので、頭に浮かんだ事は何を書いても大丈夫です。できるだけ、自分が居心地良くリラックスしてくつろげる空間を見つけて、傷ついた自分をハグするように優しい気持ちで書いてみてください。

落ち込んだ時のジャーナリングの問い

  • 今どう思っているのか?

  • なぜそう思うのか?

  • どんな選択肢があるのか?


 ALWAYS THERE IS A CHOICE!
どんな時も選択肢が必ずある

まずは今抱えている感情を自分自身が理解してあげることが大切です。なぜショックだったか、なぜ悲しかったか、なぜ失望したかの理由が見えてくると、同時に自分が大切にしている価値観が見えてきます。人は自分が大切にしている価値観が阻害されるとモチベーションが下がったり、負の感情に引っ張られてしまいます。

「あーそうゆう風に思ってたんだ」のなぞが解けると、何も状況は変わっていなくても心の引っかかりから解放され心にスペースができます。

選択肢がないと思うと私たちはその場立ち止まってしまいます。でもそれは嘘。どんな時も必ず選択肢は必ずあります。「私にはこれしかない」と無意識に執着していて他の選択肢が見えなくなってしまっているから選択肢が見えないだけです。同じ状況であっても、視点を変えるとかならず違う選択肢が見えてきます。誰が悪いとか誰のせいだとか否定的な感情でなく、その苦しい状況を何かの機会として俯瞰的に今の自分を見つめてみる。そうすると新たな選択肢が浮かんでくる。

心にできたスペースで、否定的な視点を手放し、様々な視点から選択肢も全てあげてみてください。現実的でない選択肢もOKです!お金がないと出来ない…安定してない…相手の意向があるから…と自分を制限せずに、ただ思い浮かぶ選択肢を全てあげてみるのがおすすめです。

あとは、自分がどうしたいのか。感情に振り回されることなく、自分にとって何が本当に大切かを確認して、自分の意思で決定する。それが大切だなと感じます。

マインドフルネスが教えてくれたこと
Always there is a choice!
どんな時も選択肢が必ずある

どんな視点を選択するかも自分次第!
あなたはどんな視点を選択しますか?

是非落ち込んだ時にジャーナリングやってみてください。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【blog】Stress Care - 本当に効く「ストレス解消法」

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


ストレスは「悪」ではない

「ストレスは悪だ」と思いますよね。でも実はストレスは私たちが生き成長していく上でとても重要なものです。ストレスに遭遇した時、私たちはそれに対処しようとして強くなれます。ストレスは私たちの心や体を奮い立たせる役割を担っています。

刺激がないこともストレスになりえます。仕事がマンネリで刺激がなく飽きてしまったり、簡単すぎて面白く感じなかったり。ストレスが少なすぎる状態も、体や心のコンディションに影響を与えます。これを「アンダーストレス」といいます。ストレスが少なすぎるのもストレスになってしまうんですね。

私も会社を辞める直前まさに「アンダーストレス」状態で停滞を感じていました。独立しフリーランス1年目はとてもストレスフルな年でした。でも、そのストレスのおかげで精神的にとても強くなれたと感じています。

過剰なストレスで心も体もボロボロになってしまうのであればその状況から早く離れて違う道を探すべきです。一生付き合う自分の体と心の健康を一番に考えてあげるべきだと思います。

でも「ストレスは人生のスパイス」という言葉があるように、自分の成長や豊かな人生のために活用できるものでもあります。マインドフルネスでは脳も心も鍛えることができると言われています。レジリエンス(しなやかな心の回復力)を身につけ、ストレス対応力も高めることができます。

ストレスとうまく付き合うには、自分の状態に気づき整える力を身につけることが大切です。本当に効くストレス解消法を取り入れ、常に心と体を良い状態にメンテナンスしておけば、何か強いストレスが起きた時にも冷静に対応することができるかもしれません。

今回は「ストレスケア」について書きたいと思います。



1. ストレスとは外部からの刺激に対する体と心の反応


「ストレス」とは、もともと物理学の分野で使われていた用語です。物体に外側から力が加えられ圧力がかかったときに歪みが生じる現象です。ストレス学の祖と呼ばれるハンス・セリエが、この圧力と歪みの現象が人や動物にも起きるという事を発見しました。

医学や心理学では、心や体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、その刺激に適応しようとして生じる様々な反応をストレス反応と言います。ストレッサーという「圧力」を受けて、ストレス反応という「歪み」が生じます。

 < ストレッサーの種類 >

「物理的ストレッサー」
温度、騒音、放射線など物理的な刺激

「科学的ストレッサー」
酵素、薬物、化学物質など科学的な刺激

「生物的ストレッサー」
炎症、感染、カビなど生物的な刺激

「心理的ストレッサー」
怒り、緊張、不安、喪失といった心理的な刺激

生きていると色々な所にストレス的な刺激が存在しますよね。特に心理的ストレッサーはとても身近に存在します。新型コロナによる環境の変化、会社での人言関係、高圧的な上司、仕事上のトラブル、一人で頑張らないといけない状況なども心理的ストレス的な刺激です。

外部の刺激に対して私たちの体と心は常に反応します。ストレスに対し体が反応し、心が反応し、そして行動にも影響を与えます。現代のストレス社会では、多くの人が肩こりや頭痛を抱え、ストレスで眠れない人もとても多いですよね。新型コロナが流行する中で帯状疱疹の発症も増えたようです。

  < ストレス反応の種類 >

ストレス反応は「心理面」「身体面」「行動面」の3つに分けることができます。

 
 

「心理面での反応」
活力の低下、イライラ、不安、失望、恐怖、抗うつ、気分の落ち込み、興味関心の低下など

先日ショックな出来事があって、気分が落ち込み、やる気を失い、喪失感に襲われました。反応のタイプとして、怒りなどのに強いエネルギー側に振れる人と落ち込みなど低いエネルギー側に振れる人がいますよね。私は低いエネルギータイプです。

「身体面での反応」
体の痛み、頭痛、肩こり、だるさ、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠など

昔は仕事のプレッシャーからよく頭痛や胃炎などの体の反応がよく出ていました。自己管理に課題があった時は、毎月のように病院に行って胃薬を処方してもらっていました。今はなくなりました。


「行動面での反応」
暴飲、暴食、喫煙量の増加、仕事でのミスや事故、集中力の欠如など

ストレスを感じた時は甘いものに手が出ています…笑。行動の反応ですね。ストレスから食べてしまうエモーショナルイーティングはまだ課題ですが、少しずつよくなってきました。

ストレスからの過食に関しては別のブログで書いています。

(blog) Mindfulness Diet - ストレスからの過食を防ぐ「マインドフルダイエット」


2. ストレスによって起こる扁桃体ハイジャック

ストレスを受けたとき、体内でストレスホルモンが分泌されます。ストレスホルモンの分泌は、身体の防御反応なのですが過剰な分泌は心身の不調の原因となります。一番代表的なストレスホルモンがコルチゾールです。

「前頭前野」は思考、判断、行動の機能を司る「理性的な脳」なのですが、ストレスホルモンであるコルチゾールの濃度が高くなると神経細胞の活動が低下し、やがて止まり、感情の制御ができなくなってしまいます。

扁桃体ハイジャック

「闘争・逃走反応」「Fight or Flight」という言葉を聞いたことあるかもしれませんが、扁桃体は「本能の脳」「感情的な脳」と言われ、刺激に対し「戦うか、逃げるか」の判断をする脳です。

ストレス要因によって扁桃体が暴走することを扁桃体ハイジャックと言います。感情的な脳である「扁桃体」が理性的な脳である「前頭前野」の遂行機能を乗っ取り、感情をコントロールできなくなる現象がおきます。感情的な脳は理性的な脳よりも速く情報を処理するので、理性的な脳が働く前に脳全体をハイジャックし、理性的な思考を抑制します。だから感情的になり理性的な行動をする機能が弱まってしまいます。

ストレスが溜まってる時って、冷静な判断ができず、思わずキレてしまったり、言ってはいけないことを口走ってしまい感情がうまくコントロール出来ないことありますよね。これらも扁桃体ハイジャックです。

ストレスによるパニック発作も扁桃体が関わります。恐怖や外的脅威のストレス刺激が強すぎて、扁桃体が過剰に活動し、前頭前野を含む前頭葉がそれを抑え込めなくなり、交感神経に作用して動機・過呼吸などの身体症状が発生します。


3. ストレスケアのファーストステップは「気づく」こと

人はストレスを感じると、その状態に対抗するために先ほどのコルチゾールアドレナリンなどが反応を示します。

コルチゾールは肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などで体を維持しようと働きます。

アドレナリンはよく「ハイな状態」みたいに表現されますが、アドレナリンの分泌は心拍数や血圧上昇を上昇させ体のパフォーマンスを高めようとします。

私たちの体はストレスに対抗して、守り戦おうとします。ホルモンが働きハイな状態になっているので、ストレスがかかっていることに気づきにくいそうです。体は疲れているけど、脳は必死でその疲れを感じにくくなってしまいます。

私も昔新ブランドの立ち上げで、19連勤、毎日始発&終電で山積みの仕事とたくさんの問題に立ち向かっていた時、体力はあるのでなんとか頑張れました。でもプロジェクトが終わった瞬間に、今まで感じていなかった体の疲れがどっと出て、体が重く思うように動けず、マッサージに駆け込んだ経験があります。もっと休息をうまく取り入れるべきでした。

こまめに自分の状態に意識を向けて、セルフケアをすること大切ですよね。高いパフォーマンスを発揮し続けるには、休息の重要性を知り、自分に気づく力、自分を整える技術を身につける事が必須です。

「気づく」にはマインドフルネスがとても役立ちます。マインドフルネスはAWARENSS TRAINING (気づくトレーニング)とも言われています。
マインドフルネスに関してはこちらをご覧ください。マインドフルネスは扁桃体の活動を抑える効果もあります。

(Blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -


4. 無意識にやってしまうストレス発散方法

ストレスの発散方法は人によって様々です。私が無意識に走りがちな方法は、アイスクリームやチョコなど甘いものを食べる、とりあえずいっぱい食べる過食、買い物して発散するなどです。お酒がストレス解消!という友人もいます。

ストレスによって傷ついた心、満たされない心、空虚な心を埋めようとするのですが、間違ったストレス発散方法をしていても、一向に心は満たされず癒えません。

世界で最も権威のある心理学団体であるアメリカ心理学会(APA)が提唱したストレスに関する調査結果があります。その中で「よくある間違ったストレス発散方法 TOP9」と「本当に効くストレス発散方法」が紹介されています。私もこれを知ってからストレス発散方法を見直すようになりました。

まずは私たちがやりがちな間違っている方から。

よくある間違ったストレス発散方法 TOP9

1. ギャンブル
2.ショッピング
3.タバコ
4.酒
5.やけ食い
6.テレビゲーム
7.ネットサーフィン
8.テレビ
9.映画

皆さんストレス発散だと思ってやっていませんか?私も結構やってしまっていました。

ギャンブル・ショッピングのように依存性があったり、お酒・やけ食いのように衝動的であったり、無意識と繋がるマインドレス状態であったり。これらをストレス解消法として取り入れている場合、もしかしたらストレス解消の効果は薄いのかもしれません…

これらが一概に意味がないのではなく、趣味が映画鑑賞やワインの人もいると思います。趣味として行うのは全く問題ありません。むしろ趣味は心を潤し満たす素敵な時間の使い方です。

本当のストレス解消法は、幸せホルモンであるセロトニンや、気分を良くするオキシトシンを活性化させるものです。


5. 本当に効くストレス発散方法

アメリカ心理学会(APA)が提唱する幸せホルモンであるセロトニンや、気分を良くするオキシトシンを活性化させるストレス発散方法はこちらです。

「本当に効くストレス発散方法」

  1. 運動

    体に意識がいくことでストレスを手放す事ができ、長期的にもストレスに強い脳を作る

  2. 瞑想
    血圧を下げストレスホルモンを減らし、ネガティブな感情も消してくれる

  3. 散歩
    外を歩くことで、ストレスが30%も下がり、記憶力・注意力の向上にも繋がる

  4. 読書
    読書によりストレスが68%も削減され、1日30分読むと良い

  5. 音楽
    ゆったりとした曲を聴くと心拍数も血圧も下がり、ストレスホルモンのLevelも下がる

  6. 友人・家族と過ごす
    他者との繋がりで自尊心と安心感が上がりストレスレベルが下がる

  7. マッサージ
    90分のマッサージを受けると心拍数もストレスホルモンレベルも下がる

  8. 礼拝
    「高次の目的」に意識が向かうと、人の脳は快楽物質を出すようになる

ショックな事やストレスが溜まった時には、自分を癒すために、ヨガやピラティスなどの自分と向き合う運動をして、海辺を散歩して、読書をするようになりました。とても効果を感じています。

そして何よりそのストレスの要因の根本と向き合う必要があります。心は何に満たされていないのか?外部刺激のストレッサーによりどんな事が阻害されているのか?もしかしたらそこには自分の願いや想い、大切にしている事が隠れているかも知れません。それに気づいてあげる事が根本的なストレス解消法になるかも知れません。

それには、書く瞑想とも言われる自分の想いを評価判断せずにありのままに書き出す「ジャーナリング」や自分の本音を探る「コーチング」をおすすめします。

(blog) 「自分らしく歩む」方法を教えてくれたコーチング

 
 

6. ストレスをスパイスに変える再認知評価

ストレスを溜めないように日々心と体をメンテナンスする、ストレスが溜まった時に本当に効くストレス発散方法でストレスを解消するのはとても大切です。それに加えて私がやっているおすすめの方法が、ストレスに対する捉え方を変えマインドを変化させる方法です。

以前は人前で話すのが大の苦手、人前に出ること自体がストレスでした。それがマインドフルネスを学び、自分の緊張をコントロールできるようになりました。緊張に対する捉え方を変え、自分の体の反応に意識的になり、その反応を俯瞰的に捉えてコントロールできるようになりました。ストレスも自分に活用できる形で認識すると、嫌なものから活用できるものに変わります。

再認知評価(Reappraisal/リアプレイザル)とは緊張やストレスを感じた時のコントロール法でネガティブに感じている事象に新たなポジティブな意味づけを加えるものです。

緊張=「力を発揮できない」「抑えなくては」
このプログラミングを
緊張=「ワクワク」「エネルギーの高まり」
と捉え方を変えます。

言葉が思考を形作るので、その言葉のプログラミングを変えてしまいます。ただ「緊張はエネルギーの高まりで、この高まりを感じるからこそパフォーマンスが発揮できる」と呟いて自分をマインドコントロールします。体がそのエネルギーの高まりに反応すると、脳もそのように認識して、それに伴うパフォーマンスが発揮されます。

不安やストレスでも同様です。

ストレス=「逃げたい」「嫌なもの」
ストレス=「人生のスパイス」「成長するための種」
と捉えるとしなやかな回復力と呼ばれるレジリエンスも向上して、しなやかなバネのような強さが発揮されます。

緊張をワクワクと捉え直すだけで成果が上がるという研究結果もあるそうです。捉え方1つでパフォーマンスが変わるなんでおもしろいですよね。コーチングのセッションでもこの再認知評価を活用しています。


7. まとめ

生きていると必ずストレスに遭遇します。大きくても小さくても。ストレス反応で扁桃体がハイジャックされ後悔する行動をとってしまったり、自分を傷つけてしまったり、人を傷つけてしまったり…

ストレス社会で生きる私たちに必要なことは、自分を知ること、自分を整えること。この2つの技術です。自分の体の状態、心の状態、脳の状態に気づいてあげること、そしてその状態に必要なものを与えてあげること。自分を整える技術を身につけられたら、ストレスに対しても冷静に対応できますよね。マインドフルネスで培われれるのは、衝動的な「反応」を冷静な「対応」に変える力です。

自分を整える技術を身につけ、対応力を発揮しましょう!

Live your authentic life!

BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【blog】Mindfulness Diet - ストレスからの過食を防ぐ「マインドフルダイエット」

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


ストレスで食べてしまう

今日少しショックな出来事がありました。

今フリーランスで働いていて、自分の時間もやる事も決断も全て自分で管理できるという「自由」が私の性格には合っているなと感じています。好きな事を仕事にできて、好きな事を毎日できて、自由な時間を持つことに幸せを感じています。

でもフリーランスは「自由」の隣り合わせで「未来への不安」がつきまといます。その不安にも段々と慣れてきた所ですが、久々にフリーランスあるあるのショックな出来事がありました。気がつくとスタバで生クリームたっぷりのココアをオーダーし、帰りにはパン屋さんに寄って制限していたパンを購入。家に買って無心でパンを食べてました。

ショックで感じた空虚感を食べて満たそうとしていたのだと思います。ストレスで甘いものを食べてしまう、過剰に食べてしまうって誰もが一度は経験していることですよね。

今回はストレスからの過食を防ぐ「マインドフルダイエット」について書きたいと思います。



1. 過食の原因「満たされない心」

先ほども書きましたが、私のようにストレスを感じた時、つい甘いものや好きなものに手が伸びてしまう事ありますよね。

これは「心の空腹感」によって起こります。

「空腹感」には2種類あります。
「身体的な空腹感」と「心理的な空腹感」

「身体的な空腹感」
本物の空腹感で、胃がほぼ空っぽになった時や血糖値が下がった時に実際に身体で起こっている本物の空腹感です。

「心理的な空腹感」
まだお腹の中にモノがあるのに食べたくなる嘘の空腹感です。私たちは「心」が満たされないと、お腹も満たされないように感じます。

どんな時に無意識に手が食べ物に伸びてしまいますか?

嫌な事があった時
寂しさや孤独を感じた時
空虚感を感じた時
イライラした時
退屈な時
やりたくない事をやらなきゃいけない時

お腹は減ってないのに物足りなさを感じ、満たされない感覚で食べ物に手を出してしまいます。心理学ではこれをエモーショナル・イーティング(感情の摂食)と呼びます。ストレスや満たされなさに蓋をするために、食べる事で感じる快楽を求めて過食してしまいます。

ストレスを感じると体内では、ストレスホルモンのコルチゾールが放出されます。コルチゾールが過剰放出されると、甘いものを無性に欲します。

食べ物を口にすると脳の快楽中枢が刺激されます。「気持ちよさ」を感じる場所です。食べ物に含まれる糖質が脳の腹側被蓋野を刺激し、そこと繋がる側坐核から快楽の源であるドーパミンという脳内物質が分泌され脳が幸せだと感じます。「食べること」は快楽と繋がっています。

食べる行為でなく、タバコ、お酒、ドラッグ、ショッピング、SNS、ゲームなども快楽成分ドーパミンを分泌します。どれも中毒性があります。

ちなみにマウスを使った実験で、コカインよりも砂糖の方が快楽をえる手段として選ばれたそうです。それぐらい砂糖には強い中毒性があるそうです。だから私たちは満たされない心を満たすために糖を欲してしまうんですね。


2. 自動操縦で食べる習慣に流される

企業で働いていた時、ランチの後に必ずチョコレートを食べていました。習慣で夕方には毎日のようにコンビニやスタバに行ってました。今はコンビニにはほぼ行かなくなりました。ただ習慣で行っていただけなんですよね。

ストレスによる過食だけでなく、習慣で食べてしまうことも多々あります。12時だからランチ取らないとお腹が空いていないのに食べたり、お腹はいっぱいだけど最後まで食べきってしまう事も。

食べる習慣や癖もありますよね。
仕事しながら「ながら食べ」
時間がないからと「駆け込み食べ」
次から次へとナッツを「無心食べ」
その他にも癖で「爆買い」や「ドカ食い」

私たちは普段の習慣で無意識に食べてしまいます。まさに「オートパイロット(自動操縦)状態」です。今目の前にある食べ物でなく、自動操縦に任せ、意識を過去のストレスのあった出来事や未来の不安な出来事の方に彷徨わせてしまいます。

人は1日に7万回思考していて、その内起きている時間の約50%意識が自動操縦状態で過去や未来を彷徨っています。これをマインドがワンダー(彷徨う)状態であるという表現で「マインドワンダリング」というのですが、これが脳のデフォルトモードになります。

食べている間も私たちのマインドは彷徨うマインドワンダリング状態です。


3. 食べたいという欲求に流される

食べる事=快楽です。

同じ快楽だと慣れてしまって、人はより強い快楽を求めようとする性質があります。これこそ〇〇中毒や〇〇依存ですよね。

私もパンを食べ続けていると、毎日食べないと納得いかなくなり、更に色々食べたくなってしまいます…笑。私はパン中毒です。

脳科学では強い欲求の事を「クレーヴィング(Craving)」と呼ぶらしいのですが、クレーヴィングが高まっている時には後帯状皮質という部分が活性化します。SNSの「いいね!」をもっと欲しがるのと同じ脳の性質だと聞いてとても納得感がありました。

欲求の波が強いと容易に飲まれてしまいますよね。
ここで登場するのがマインドフルネスです。

(Blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス


You can’t stop the waves, but you can learn how to surf
- Jon Kabat-Zinn -

波を止めることはできないが、波に乗ることを学ぶことはできる


4. 欲望を受け入れコントロールするマインドフルネスダイエット

マインドフルネス=瞑想というイメージもありますがマインドフルネスはもっと広義です。

マインドフルネスとは「今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う」という在り方です。「過去」でもなく「未来」でもなく「今この瞬間」に、無意識なオートパイロット状態でなく「意図的に」、そして思考の癖や思い込みで無意識に「評価判断せずに」俯瞰的に、今目の前で起きている現実にありのままに「注意を払う」ことを示します。

マインドフルネスで重要なのが3つのAです。

AWARENESS 気づく
ACCEPTANCE 受け入れる
ATTENTION 注意を向ける

無理矢理に欲求や衝動を抑えようとすると、その騒動は鬱積したり爆発してしまいます。食べたい欲求や衝動があることに気づき、自分と欲求や衝動は別物だと俯瞰的に捉え受け入れ、今目の前の食事に注意を向けます。

マインドフルな状態であることは、強い欲求により活性化される脳の後帯状皮質を活性するのを抑える効果があるそうです。マインドフルネスを心がけることで、無理矢理でなく自然と欲求や衝動を抑えることができます。


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -


5. マインドフルネスダイエットの実践

マインドフルネスダイエットは、このマインドフルな状態を食でも実践する事です。何に意識を目向けるかというと様々です。私が実際に取り組んでいるマインドフルネスダイエットを紹介します。

  1. 空腹のレベル感CHECK
    (「体の空腹感」と「心の空腹感」)

    ▶︎ 空腹感は本物か?心の空虚感からきてないか?

  2. 体の状態CHECK
    ▶︎ 体は何をどれくらいの量求めているのか?これをこの量食べた後に体が重く感じパフォーマンスが落ちないか?

  3. 食べる前のPAUSING

    「いただきます」と言いながら一呼吸入れ立ち止まる

  4. 食べ方CHECK
    ▶︎五感で丁寧に1つ1つを味わう事を意識する

食べ方に関しては「食べる瞑想」をご覧ください。
食べる瞑想は、Mindful EatingやEating Meditationとも言われる今に意識を置きながら食べる食べ方で「心」を満たすことができます。レーズンで簡単に体験できます。
(blog) 今に意識を向ける「食べる瞑想」で心を満たす食べ方を

食前・食べている最中・食後の3回のタイミングでマインドフルに自分の体の感覚に丁寧に意識を向けてみてください。私は最近ピラティスを毎日やるのが日課になっているのですが、食べたものや食べた量で自分の体の重さや動きが全然違うのを実感しています。これは体だけでなく脳の動きも一緒です。

CHIKO POINTS

  • 満たされない心を満たすために食べていないか?

  • 習慣で食べ物に手を伸ばしていないか?

  • 欲求の衝動に流されていないか?

  • 「ながら食べ」「駆け込み食べ」「無心食べ」をしていないか?

「呼吸」が一番のマインドフルネスツール

マインドフルネスのプラクティスで一番手軽で効果的なのが「呼吸」です。食べる前に一度目を閉じて、ゆっくりと大きく吸って、ゆっくり大きく吐くという深呼吸を2-3回すると自分の意識を過去や未来から今に持ってくることができます。MBSRでも呼吸は今に繋ぐアンカーだと説明されていました。

日本にはとてもマインドフルダイエットに最適な文化があります。食べる前に「いただきます」というタイミングで今に意識を戻す呼吸も加えてみてください。

(blog) MBSR 「マインドフルネスストレス低減法」で心の管理方法を学ぶ


Happiness is giving and letting it go.
幸せをもたらすのは、「与えること」と「囚われを手放すこと」

- Quote -


6. マインドフルネスのダイエット効果

いくつになっても脳は学習し進化します。脳の「可塑性」があり、 繰り返し練習したり、新たな働きかけをすることで、新たなネットワークを築き、生まれ変わることができます。

私は去年ヴィパッサナー瞑想に参加してから、お家ベジタリアンの生活をしています。外食でもお肉もお魚も食べているので完全なベジタリアンではないです。これも可塑性なのかなと思うのですが、お家でお肉を食べたいという衝動がなくなりました。以前は食事には肉か魚がないとと思っていいたのですが、新たなネットワークが築かれ衝動がなくなったようです。

私も参考にしている「脳科学ダイエット」の本でもたくさんの研究が紹介されていました。86%の科学的研究でマインドフルネスが食行動の改善効果があると実証されたそうです。

  • 7-8週間のマインドフルネスを継続したことでストレス食いなどが減った

  • 肥満の人の甘いものの摂取量が減り、血糖値が低下した

  • マインドフルネスの実践でBMI4%、体重2kg減少した

  • マインドフルネスで3年間に渡り体重が維持された

詳しくは本をご覧ください。
ストーリー仕立てでとても分かりやすいです。久賀谷亮先生の本はとても大好きでほとんどの本を読んでいます。おすすめです。

食事で本当の幸福感を得るには、欲望や衝動などを手放し、今目の前にある食事に感謝し五感で丁寧に味わうことです。心を満たす食べ方です。


 

無理なくやせる“脳科学ダイエット" 久賀谷 亮 (著)


7. まとめ

食事・睡眠・運動は私たちにとってはなくてはならないものです。健康の要とも言えます。We are what we eat (私たちは食べたものでできている)と言われるように健康に直接関係があります。そして食事は「快楽」とも繋がっています。

無意識なオートパイロット状態で「ながら食べ」「駆け込み食べ」「無心食べ」してしまうのはもったいないですよね。食べる事ともっと良好な関係性を作れたら、体の状態も、心の状態も、そして脳の状態も良くなるかもしれません。

先にも書きましたが、ピラティスをして自分の体や心の状態を確認し、仕事をしながら自分の集中力や創造力などのパフォーマンス状態を確認していると、食事・睡眠・運動が大きく影響しているなと実感しています。自分に与える影響も気づけると良いですよね。その面でもマインドフルネスは自分への気づきを高めてくれる効果があります。特にBody Scanは体の感覚の感度をあげるのに最適です。Body Scanが食事量の調整に効果があったという研究もあったそうです。

ストレスを感じない人はいないと思います。でもストレスを感じた時に食べる以外の心を満たす方法をもてたらいいですよね。自分の心を満たす方法があれば、これが過食を防ぐ一番の解決ではないかなと思います。

私は今「読書」が過食を防ぐ方法になっています!

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【retreat】フィトリート - mindfulness x phototherapy - 植物の力でアンチエイジングセルフケア

マインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。素敵な非日常空間でマインドフルネスと自然で整えるリトリートを開催しています。リトリートとは、日常から物理的に離れ、非日常的な空間に身を置き一旦立ち止まりゆったりと自分と向き合う過ごし方です。

BE HERE NOW RETREAT
リトリートレポート


雨のリトリート

この日は朝から雨が降っていました。
リトリートの後半で海に行く予定をしていたので、晴れたらいいなと思っていたのですが、雨音を聞きながら窓の外で降っている雨を眺めていると、とても心が静かになりました。雨のリトリート良いなと。

参加者の方も「雨で良かった」という感想を言ってくれました。雨には雨の良さを味わう。こうゆう感覚は豊かで素敵ですよね。

この日のリトリートの過ごし方のテーマは「グラウンディング」。雨のしっとりとした空気感のおかげで心が静まり、グラウンディングの感覚が更に深まりました。

静けさに雨音が心地良い。

リール→こちら

たまに誰かとあっていても心ここにあらずの感じがしたり…気になる事があって目の前の事に集中できなかったり…私たちが関われりのは「今この瞬間」だけど、心は色々なところに彷徨いがち。

グラウンディングは、地に足をつけるや土台を安定させるという意味があり「今という瞬間」と結びつくきをもつこと。

今この瞬間の積み重ねが1日、1週間、1ヶ月、そして人生に。今回のretreatでは、4つの体験でグラウンディングの感覚を深めました


植物の力で整えるPHYTREAT

今回のリトリートは
MINDFULNESS x PHYTOTHERAPY x RETREAT
植物の力で整えるリトリートです

植物の力で「アンチエイジングセルフケア」

植物の力を感じながら、マインドフルネスで整えながら、心身を安定させ、余計なものを手放し、自分の心と体に潤いと活力を与え、本来持っている力を高める過ごし方をしました。

4つの整えるを体験

たまに誰かとあっていても心ここにあらずの感じがしたり…

気になる事があって目の前の事に集中できなかったり…

私たちが関われりのは「今この瞬間」だけど、心は色々なところに彷徨いがち。

グラウンディングは、地に足をつけるや土台を安定させるという意味があり、「今という瞬間」と結びつくきをもつこと。

今この瞬間の積み重ねが1日、1週間、1ヶ月、そして人生に。

今回のretreatでは、4つの体験でグラウンディングを感じました😌


植物の力で整えるPHYTOTHERAPY

Phyto=「植物」   
Therapy=「治療」「療法」

Phytotherapyとは「植物療法」のことです。フィトセラピストのkokyu 1/fの夏帆里さんに素敵なフィトセラピーの世界をご紹介頂きました。夏帆里さんはAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト(植物療法士)です。

今回も心惹かれる素敵なフィトアイテムをたくさんご紹介いただきました。

フィトセラピーに関しては、夏帆里さんと書いたブログご覧ください。

(blog) 心と体を整える「植物の力」フィトセラピーでセルフケア


体験1
INCENSE
お香で深呼吸

このお香も手作りなんです。お香って作れるんですね。グラウンディングをテーマに作ってきてくれました。目を閉じてマインドフルにお香の香りを感じる深呼吸を皆でしたのですが、とても心が落ち着きました。


体験2
MINDFUL WALKING
木の温もりを感じる歩く瞑想

歩く瞑想って時にちょっと宗教的な感じになりがちなのですが、足の裏を意識しながら歩くことは物理的にも精神的にもとても効果的です。

この空間の床が無垢な木で出来ているので、裸足で歩く瞑想体験をしました。裸足で歩くことは、体内に溜まった余計な電子を放電してくれる効果があったり健康にも効果があります。そして、ゆっくりとマインドフルに足の裏の感覚、足の裏からの得られる情報に意識を向けると木の温もりを感じました。

グランウンディングについて書いたブログで詳しく書いてるので良かったらご覧ください。

(blog) Grounding - 心身を癒し安定させるグラウンディングの力

MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う
- Jon Kabat-Zinn -


(blog) マインドフルネスについて→こちら


体験3
PHYTO OIL
自分のためのフィトオイル調合

「肌荒れ」「冷え」「浮腫み」「肩こり」
「美肌」「情勢ホルモン調整」
「抗ストレス・リラックス」「頭皮ケア」

どれも気になるテーマです。何を選ぶか迷います…

植物油にハーブを浸し有効成分を抽出した6種類のINFUSED OILを作ってきてくれました。

ネロリ
保湿、皮膚弾力の回復、セルライト予防、抗うつ、リラックスなど
乾燥肌や老化肌、毛細血管の破れや妊娠線の予防、改善に役立つ
ジャパニーズネロリはヨーロッパでは抗うつ剤や安眠剤のレメディとしても認められる

カレンデュラ
皮膚・粘膜修復、抗炎症、抗菌
傷ついた皮膚や粘膜を修復し保護する 
アトピー性皮膚炎や手荒れやけど、皮膚炎、創傷におすすめ肌を滑らかに炎症を抑える
赤ちゃんにんのおむつかぶれにもおすすめ

クローブ
殺菌、鎮静、鎮痛、加温
漢方の世界では生薬「チョウジ」として胃腸を温め、体内の冷えを改善するための処方薬として使われる

ジャーマンカモミール
鎮静、抗炎症、発汗
肌を保護し、かゆみなどの炎症を鎮める。
乾燥や、乾燥からくるかゆみ、ニキビ、湿疹、ひび割れ、日焼けなどに

ローズマリー
血行促進、抗酸化、神経強壮など
血液循環を助け代謝を活性化し活力を高める
疲労回復、集中力、記憶力を高めるため、受験生などにも用いられる
優れた抗酸化作用があり、若返りのハーブとも呼ばれる
精油はむくみやセルライト、頭皮に刺激を与えることでフケの予防やヘアケアにも

ヨモギ
抗酸化、血行促進、保湿、切り傷、擦り傷、軽度のアトピー性皮膚炎など、
日本や中国の民間療法やアーユルベーダなど、古くから万能オイルとして伝わる

この6つのオイルから自分のベースオイルを選びます。ブレンドもOK! 理科の実験みたいです…笑

私が選んだテーマは「美肌」

永遠のテーマですね。
こんな感じでブレンドしました。
Infused Oil: ネロリ15m&カレンデュラ15m
Essential Oil: フランキンセンス2滴 サンダルウッド1滴 ユズ1滴

グラウンディングの香りを意識しながら、軽さを加えるためにユズをプラスしました。このユズのエッセンシャルオイルですが、神奈川県松田町で出荷や収穫しきれなかったユズを活用した天然のアロマオイル「ユズ精油」です。とてもエコな取り組みでできたSDGsなオイルです。

自分のために作ったフィトオイルは毎日のセルケアに使います❤︎


体験4
PHYTO SWEETS & PHYTO TEA
フィトを味わうティータイム

お待ちかねのTEA TIMEです。フィトケーキとフィトティー。フィトセラピストkokyu 1/fの夏帆里さんとフィト菓子研究家のあずささんが考案してくれた最高のマリアージュの一品でした。

THE QUWEEN OF HUNGARY’S BLEND

今回のブレンドは「ハンガリー王妃の水」

1370年頃70歳を越えたハンガリー王女が森の賢者から その処方を授かり試したところ みるみる若返って持病のリウマチも治ったうえ年若いポーランド王から求婚されたという創作エピソードが名前の由来「若返りの水」とも呼ばれているそうです。今回のリトリートのハーブティーはこのレシピを元にブレンドしてきてくれました。

ローズマリー/ローズ/ペパーミント/オレンジピール

PHYTO SWEETS

スイーツは皮膚や粘膜の修復に優れ消化器系の炎症や女性特有の不調にも良いとされているカレンデュラのシフォンケーキです。とても美味しかった!


THANK YOU!!

ご参加者頂いた皆さんありがとうございました!
雨の中しっとりとゆったりとした時間が流れ、心地良い素敵なリトリートになりました。


BE HERE NOW RETREAT

マインドフルネスと自然で整えるリトリート時間

【企業】Mindful Eating - 心を満たす食べ方を「食べる瞑想」体験で学ぶ (SABON JAPAN様)

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。
マインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開し「自分らしく、生き生きと働く」マインドを育むサポートをしています。

BE HERE NOW企業向けプログラム→こちら


WELLNESS PROGRAM

社員の皆さんのウェルネスのサポートに力を入れている企業SABON JAPAN様の月一のウェルネスプログラムを担当させて頂いています。SABONは素敵な香りが漂うイスラエル発のコスメブランドです。

ウェルネスプログラム
こちら


日常の食べ方はオートパイロット状態

「最近一番丁寧に食べた食事は?」

「食べる瞑想RETREAT」でも「企業向け食べる瞑想セッション」でも最初に投げかける問いです。
どんな場面が思い浮かびますか?

「丁寧な食事…いつだろう」と思い出せない方が多いです。

私たちが普段してしまいがちな食べ方は

仕事しながら「ながら食べ」
次から次へと「無意識食べ」
時間がないからと「駆け込み食べ」

そして…
ストレスが溜まっているから無意識に過剰に食べてしまう「エモーショナルイーティング」

食べる瞑想体験は「今」そして「自分」に意識を向けながら、丁寧に、そして五感で味わいます。食べ方の意識が変わる食体験です。

(blog) 今に意識を向ける「食べる瞑想」で心を満たす食べ方を→こちら


今回のテーマは

「食べる瞑想」

コロナから3年、インフルエンザと同じ5類になりマスクを気にせずに同じ空間で食事ができるようになりました。3年長かったですね。

以前は当たり前だったことなのですが、対面で一緒の空間で体験できること、一緒のテーブルでマスクなしで食事できることに今はとても幸せを感じます。それだけでチームの繋がりも深まりますよね。こうゆう時間を持てるようになった日々に感謝です。

BE HERE NOW RETREATの中でも一番人気な「食べる瞑想RETREAT」。今回はSABON JAPAN様の会社で食べる瞑想セッションをさせて頂きました。

ユーカリのドライフラワーとSABONの空き瓶を利用してサステイナブルなテーブルセッティングをさせて頂きました。SABONではとてもサステイナブルな取り組みをされていて、オフィスにも空き瓶でお花が飾ってあります。素敵な取り組みですよね。他にもネイチャーマイレージなど地球に優しい取り組みをたくさんされています。
私もSABONアイテム愛用させて頂いていて、特にボディスクラブはお気に入りです。

SABONのサステイナビリティ


薬膳のヴィーガンブッタボウル

今回もRETREATでコラボしているStudio UNeさんに薬膳ごはんをお願いしました。RETREATのように1品1品お皿に盛り付けることはできませんが、お弁当でも充分に「丁寧さ」を味わうことができます。

ブッダボウルとはアメリカの西海岸発の菜食丼のことです。 私もLAに遊びに行った際に何度か食べました。仏教の精進料理を連想したもので、ご飯に野菜・穀物・ナッツなど多彩でヘルシーなヴィーガン食材を盛り合わせたヘルシー丼です。Studio UNeさんのヴィーガンブッタボウルは、ヴィーガンのイメージが変わるほどとても深い味わいで美味しいです。

マインドフルネスセッションと「食べる瞑想」のレーズンエクセサイズを行った後に食べるお弁当は、いつもに増して心が満たされる食事の時間になります。

皆さんとても心満たされていました。
「食べるもの」と同じくらい「食べ方」も大切です。様々な感想を頂きました。

  • いつもならこの量だと足りないけど、今日はとても満たされた感覚がある

  • こんなに時間をかけて丁寧に食べたことがなかった(3分間でお豆3粒しか食べなかったのが驚き!)

  • 1つ1つの味をしっかりと感じられて満たされた

  • 幸せな気分になった

  • 本当に美味しく感じて心満たされた気分になった

  • 日頃丁寧な食事をしていないことを実感した

「食べる瞑想」体験をきっかけに、少しでも日々の丁寧な食事に繋がると嬉しいです。私も朝一杯のコーヒーは食べる瞑想を意識してゆったりと五感で味わうようにしています。


Today's Mindful Lunch

 

立花の薬膳ヴィーガンブッダボウル

極小豆青大豆のごはん
入り豆腐
大豆ミートそぼろ
気巡りサラダ
ビーツの赤マリネ
新じゃがいものスパイス和え
車麩の唐揚げ
ズッキーニと赤パプリカの素揚げ
青大豆の塩和え
アボカド豆乳マヨネーズ
ケールのサラダ


お持ち帰りWELLNESS

お家でも家族と食べる瞑想体験ができるようにと、お持ち帰りウェルネスはエシカルドライフルーツと食べる瞑想ガイドです。

東果堂は「フルーツを美味しく楽しく余す事なく」をモットーに、エシカルフルーツを販売されています。エシカルフルーツとは「規格外」「B 品」「訳あり」「ハネ出し」「傷物」 などのフルーツを使ったもので余す事なく食べ尽くすという地球にフレンドリーなアイテムです。

私もお家で美味しく頂きました!


お腹だけでなく「心」を満たす食べ方を!

企業向けの「食べる瞑想体験」も提供しています。
WELLNESS PROGRAM

 
 

BE HERE NOW BLOG

マインドフルネスや生き生きと働くマインドに関して発信
▶︎こちら

 
 

企業向けプログラム

MINDFULNESS BASED WELL-BEING PROGRAM

「自分らしく、生き生きと働く」をテーマにウェルビーイングな組織に導くマインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開しています。

詳しくは下記企業向けページをご覧ください。

【旅ログ】旅しながら働く - 富士山の絶景パワースポット巡り - おすすめ3大スポット

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。独立をきっかけに東京から海の近くに移住しました。3拠点生活と「旅しながら働く」ことを目標に、旅の記録を備忘録として残しています。


「旅しながら働く」

GWは富士の麓で過ごしました!

私の地元は静岡県御殿場市。富士山の麓で育ち、毎日富士山を眺めながら下校していたので、静岡に住んでいた時は当たり前すぎて富士山に対して何も感じていませんでした。今たまに帰ると富士の絶景と豊かな自然と新鮮な水に癒されます。

今は海の側に住んでいて海のパワーと癒しを毎日感じているのですが、地元に帰ると富士山や大地の力強いパワーを感じます。帰る度にたくさんのパワーももらえます。

パワースポットと聞くとスピリチュアルなイメージや宗教的なイメージを持つ方もいますが、本来スピリチュアルという言葉は「自分よりも偉大なものの存在を信じること」であり、人間の存在を超越した大きな存在である自然や富士山の美しさに触れると、ポジティブな感情が引き出されます。

富士山にはAWEの効果があります。
AWEとは「畏敬の念」の事で、大自然や宇宙の悠々さや広大さを前に自分の存在の小ささを感じる体験のことです。AWEを体験すると、それまでに恐ろしかったものがとるに足らないものに思えてきて、切羽詰まったような感覚がなくなり視界が開けます。そして、自分の周り、世界、地球との結びつきを感じて癒しと安心感を得る事ができます。

神頼み的な要素ももちろんあると思うのですが、パワーを感じられる場所に行き、地球や自然の壮大さや美しさに触れ心が動かされ、自分の悩みが吹っ飛び、また自分の人生に意味を見出し、生き生きと生きる&働くための活力の回復ができるののがパワースポットではと私は思っています。

今回は富士山のパワーを感じるスポット巡りをしてきました!

天空の鳥居
新屋山神社 奥宮
FUJIYAMAツインテラス


01
天空の鳥居

ずっと行きたかった場所に行けました。
MAP

天空の鳥居は河口浅間神社の遥拝所です。

遥拝所(ようはいじょ)とは、遠く離れた場所から神仏などを拝むところで、こちらは2019年に河口浅間神社のご神体である富士を高台から敬拝できるよう山林を整備し、鳥居を立てて造られたそうです。

天空の鳥居近くの駐車場は数台しかなく、ふもとの河口浅間神社からだと歩いて30分程のかかるようです。駐車場を出て少し登ります。登っている途中もこの風景です!

上までくると富士山をバックに広大な景色が広がっています。GWということもありたくさんの方が訪れていました。

姪っ子と一緒にお祈りしました。
二拝二拍手一拝で参拝。

御朱印も頂けます。


日本一の金運神社 新屋山神社の奥宮

友人から「絶対に行った方が良いよ」と勧められて行ってから、毎年年始に商売繁盛のお願いと参拝に行っています。今年の年始はBE HERE NOWのお札もお願いしました。金運神社は諸説あるのですが、新屋山神社が日本一と書かれているサイトもあれば、日本三大金運神社(山梨県の新屋山神社、石川県の金劔宮、千葉県の安房神社)と言われたりもしています。

新屋山神社本宮はいつでも訪れることができるのですが、富士山2合目にある奥宮は11月下旬頃から4月末頃まで林道閉鎖のためその間は参拝ができません。今年は4/29に解禁になりました。本宮から車で30分程掛かります。

MAP

まずは参拝。

こちらでも二拝二拍手一拝。

最後に一番手前の鳥居をくぐり、パワーが最も強いと言われている環状列石(ストーンサークル)がある小さな祠で参拝をします。
富士山をバックにこの社に手を合わせます。

神秘的な空気感の中で富士のパワーを感じました。


02
FUJIYAMAツインテラス

こちらは神社ではないのですが、富士山が一望できる絶景スポットです。新道峠に新設された展望デッキです。ここは富士の麓で育った私がびっくりするぐらい富士山絶景ビューでした!
(こちらは去年訪れました)

峠の近くまでは車で行けますが「FUJIYAMAツインテラス」までは一般車両進入禁止となり有料の送迎バスを利用します。

MAP

目の前に広がる富士山を眺めることができる「セカンドテラス」と河口湖/山中湖と富士山を眺める「ファーストテラス」があります。

セカンドテラスからの眺め

ファーストテラスからの眺め

自然の畏敬に悩みなんて吹っ飛んでしまいそうな絶景でした!


私は山中湖からの富士山も好きです。
こちらもおすすめです。

壮大で美しい自然に触れて、自分らしく生き生きと生きるための活力を回復させましょう。是非富士山絶景ポイントに行ってみてください!


Go on a trip!!

「旅しながら働こう」
自然の美しさや絶景の壮大さは私たちの心を癒し、潤し、活力を与えてくれる効果があります。旅に出て、美しいものに触れ、新たなインスピレーションや生き生きと働く活力に繋げましょう!

Live your authentic life!

【旅ログ】旅しながら働く - 絶景とサウナで整えるワーケーション - THERMAL SPA S.WAVE

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。独立をきっかけに東京から海の近くに移住しました。3拠点生活と「旅しながら働く」ことを目標に、旅の記録を備忘録として残しています。


「旅しながら働く」

今回は近場でワーケーションをしてきました!

私は今逗子に住んでいるのですが、近場にもたくさん良い場所があります。今回は大磯のSPAに整いながら働きに行ってきました。

私は普段カフェで仕事することが多いのですが、ワーケーションのスタイルが好きです。いつも同じ場所や家で働くよりも、脳も心も刺激されて直感や想像力と繋がりやすくなり、新たなアイデアも浮かびやすくなります。働く空間も大切にしています。

働きながら整う、整いながら働く。
今回も素敵なワーケーションになりました!


大磯プリンスのスパ

私は逗子に住んでいるのですが、逗子からだと30分くらいで大磯に行くことができます。都内からも1時間程で訪れることができます。友人が去年THERMAL SPA S.WAVEに行ってとても良かったと絶賛していたので、今回ワーケーションで訪れてきました。せっかくならと日帰りでなく、大磯プリンスホテルに宿泊しました。

大磯ロングビーチで有名で大きなプールと子供達のイメージが強いですが、2017 年のホテルがリニューアルされ温泉とスパが新設され大人も楽しめる空間になりました。

HOTEL
THERMAL SPA S.WAVE

こちらはホテルのフロントですが、窓が大きく気持ちの良い空間でした。こちらの空間でも読書して過ごしたのですがとても気持ち良かったです。

3Fが温泉エリア、4FがSPAエリアになっています。


整いながら働く

SPAエリアには3つのサウナと岩盤浴があり、テラスにはインフィニティプールとジャグジーがあり絶景を眺められます。

この景色を眺めただけでも整います!

インフィニティープール。
夏までは温水でインフィニティー温泉で気持ち良かったです。

海を眺められるジェットバスも!
このジャグジーに入りながらサンセットを眺められます。

サウナはこちらの3種類です。
平日だったので空いていてほぼ貸し切り状態でした。

① PANORAMA
オーシャンビューのサウナで海を眺めながらゆっくりと入ることができて最高でした!

② HEALING
瞑想ルームのような神秘的な雰囲気にアロマの香りと水の音で癒しの空間でした。私はこのサウナとても好きでした。

③ FINLAND SAUNA
高めの温度のフィンランドサウナで発汗できました。

この他に岩盤浴やクールバス、アイスルームがあります。アイスルームは雪と冷たい空気で体を冷やすことができるらしいですが、この日は雪はやっていませんでした。サウナーらしき男の子達が来ていてフィンランドサウナとクールバスを交互に入ってテラスで整っていました。私は冷水が苦手なので、岩盤浴で整いました。

夕方の景色も最高でした。BARも併設されていてサウナで整った後にビールを楽しむことも!

私たちは朝起きれなかったのですが、SPAは朝早くから利用できてテラスから朝日を見られるらしいです。次回はサンライズも見たいです。

私は本からインスピレーションをもらうことが多いのですが、ゆっくりと集中して本が読めるこの場所はとても最高でした。
今読んでいる本がとてもおもしろいです!
AWE effect

夏の期間は人が多いと思うのですが、この時期はおススメです!

スパ付きの宿泊プランで宿泊すると、15時のCHECK INから翌日11時のCHECK OUTまで温泉とスパを利用できます。翌日もプラス1000円で利用できました。
たっぷりと2日間働きながら整うことができました!


Go on a trip!!

「想像力を広げるワーケーション」
美しい景色や空間に身を置くと心が潤いオープンになります。新たなインスピレーションを広げる旅に出ましょう!

Live your authentic life!

【blog】Grounding - 心身を癒し安定させるグラウンディングの力

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


結びついているという感覚

最近読んでいる「AWE effect」という本にこんな一文がありました。

「AWEを経験しているとときは、全てが静止します。自己注目が弱まり、外に目が向くようになります。他者との結びつきを感じ、自分は世界の一部であると感じられるようになるのです」

AWEとは「畏敬の念」の事で、大自然や宇宙の悠々さや広大さを前に、自分の存在の小ささを感じる体験のことです。AWEを体験すると、それまでに恐ろしかったものがとるに足らないものに思えてきて、切羽詰まったような感覚がなくなり視界が開けます。そして、自分の周り、世界、地球との結びつきを感じて癒しと安心感を得る事ができます。

海の側に住みいつもは海のパワーに力をもらっていますが、GWは富士の麓で過ごし山や大地のパワーを感じて過ごしています。「AWE effect」の本を読みながら地球・自然・大地のエネルギーをもらいながら生かされているのだなと感じます。

地球や大地と繋がりを感じる方法の1つにGROUNDING(グラウンディング)があります。グラウンディングは「GROUND」が由来の言葉で、地に足をつけるや土台を安定させるという意味があるのですが、身体的にも精神的にも良い効果があります。グラウンディングは心身を癒し安定させてくれます。

今回は「グラウンディング」について書きたいと思います。

AWE effectに関してはこちらで書いています。
(blog) AWE effect - 「畏敬の念」を感じると悩みなんてちっぽけだと感じる



1. グラウンディングとは

現代人はデジタル中毒の傾向にあります。日常生活においてデジタル機器は手放せない存在です。仕事中はずっとPCと睨めっこ、プライベートでもSNSやネットサーフィンでスマホが手放せません。以前のブログで「自然欠乏症」について紹介しましたが、 医神/医聖とも呼ばれた近代医学の父ヒポクラテスは、「人間は自然から遠ざかるほど、病気に近づく」と表現しています。

自然から離れた生活は疲労や倦怠感に繋がり、集中力の低下、落ち着きのなさ、忍耐力の欠乏、他人に対する思いやりの低下を引き起こします。身体的、そして精神的に自然から離れた生活は、現代の生活習慣病を引き起こす要因になっています。

グラウンディングは「GROUND」が由来の言葉です
GROUND =接地、地面

グラウンディングは、地に足をつける土台を安定させるという意味があります。DOWN TO EARTH (地についた) とも表現されます。もう少しスピリチュアルな説明だと、大地のエネルギーと繋がるという意味で自分の足やチャクラを母なる大地に根ざすという様に表現されます。地球や自然と繋がりや結びつきを感じて「今」という時にどっしりと存在するイメージです。グラウンディングは健康法の1つとしても世界的で取り入れられています。

(blog) 「自然欠乏症」なんとなく感じる不調は自然不足が原因かもしれない


2. グラウンディングの効果

地に足をつけるということは、物理的に地面に足をつけるだけでなく、精神的な面で自分を安定させるという意味も含まれます。大地や地球と繋がり土台を安定させる感覚であるこの「グラウンディング」には身体的にも精神的にも様々な効果があります。

身体的な効果
血流改善、体内の炎症を軽減免疫機能の向上など

人の体は電気を通しやすいのですが、スマートフォンやPCの発する電磁波を常に受けながら生活しています。それにより体内が帯電した状態になってしまいす。昔は素足で大地に触れることで体内にたまった余計な電気を定期的に放電しバランスをとることができていましたが、現代人は直接裸足や素手で大地に触れることが少なくコンクリートの上で暮らしています。土や大地に直接触れる事で体内に止まった有害な電子を排出し、地表からマイナスの電荷を帯びた電子を体に取り込むことができます。有害な電子であるフリーラジカルはペアであるべき電子が1つしかない状態の分子や原子のことで、周りの電子を奪って安定しようという働きがあります。地表から得るマイナスの電子は様々な病気を引き起こす炎症の原因となるプラスの電荷を帯びたフリーラジカルを中和する働きがあり、体内の炎症を減らしてくれます。

精神的な効果
ストレスの軽減気分の改善不安や孤独の解消など

自然から離れストレスフルな生活を送っていると自律神経やエネルギーのバランスが崩れがちです。バランスが崩れると心身共に不調をきたします。グラウンディングの感覚を意識することは、エネルギーのバランスを整え、精神的な安定感を得る効果があります。グラウンディングをするとストレスが軽減され、安心/癒し/幸福度に満たされ、孤独や不安が自然と手放されます。

「地に足がつかない」や「頭に血がのぼる」という表現がありますが、これらはバランスが崩れ、土台が安定していない状態です。

「地に足がつかない」
浮かれているさま、浮き足立っているさま、落ち着きのないさまや、冷静さを欠いた様子などを意味する表現です。二本の足でしっかりと立つと安定しますが、片足で立とうとするとバランスが崩れ不安定な状態になります。身体的にも精神的にもグラウンディングができていない時、不安定で、フラフラしていて、落ち着きがない状態になります。土台がふらついている状態です。

「頭に血がのぼる」
怒りやイライラで興奮したり、逆上したりする時に使う言葉です。実際に怒ると興奮状態となって急激に血圧が上昇し、心臓や脳の血管に負担がかかります。頭の方向に意識やエネルギーが向かい足元が不安定になると、注意力が散漫になり、気持ちだけが先走って暴走してしまいます。

これらのアンバランスな状態をグラウンディングを意識することで整える事ができます。

その他「自然の畏敬のパワー」もストレス解消、心身を癒す効果に繋がります。


人間は自然から遠ざかるほど、病気に近づく

- Hippocrates -


「自然の畏敬の効果」
バイオフィリアという言葉があるのですが、生命や生き物や自然を表す「バイオ」と、愛好や趣味を表す「フィリア」を組み合わせた造語で「人は本能的に自然とのつながりをもとめている」という概念です。自然の美しさや偉大さに癒された経験はされしもあると思います。

以前私が仕事の事で悩み気分が落ちてしまっている時に、友人が千葉県の鋸山にドライブに連れて行ってくれました。その時に「自然は偉大だ、悩みなんてちっぽけだ」と励ましてくれました。美しい大自然の景色に自分の悩みなんてちっぽけだと感じ、傷ついた心は癒され、もう一度頑張る活力が湧いたことを今でも覚えています。先にも述べたAWE効果でもあるのですが、自分より大きなもの、自然、地球と繋がっている感覚を得る事ができると、孤独が手放され癒しが訪れ活力が戻ってきます。


3. グラウンディングの方法

グラウンディングのやり方は様々です。足や体の接地面をしっかり地面に着地させることが基本で、大地や地球のエネルギーを意識すると更に効果が高まります。

裸足で地球と繋がるアーシング
心身を癒す土いじり
土台を安定させる瞑想・呼吸・ヨガ
大地との繋がりを感じる歩く瞑想


① 裸足で地球と繋がるアーシング

グラウンディングは別の表現で「アーシング(earthing)」とも表現されます。素手や素足で直接大地や自然に触れる事で、心理面にも身体面にもいい効果を得られます。

方法は簡単です。
砂・芝生・泥を探して靴を脱ぎ、裸足で自然と触れましょう!

靴を脱いで裸足で芝生の上を歩く
芝生の上で大の字になって寝転がる
砂浜を裸足で歩く
砂浜で座って海を眺める

都会に住んでる場合、公園は自然に触れる事ができる最高の場所です。芝生の上で裸足になって歩いてみましょう。お尻を落とし芝生の上に座りピクニックするのも良いです。大地のエネルギーを感じながら、体に良いエネルギーを取り込むようなイメージを持ちましょう。

休日にはビーチまで足を延ばしてみましょう。
ビーチを裸足で歩くことも心身を癒す効果があります。森や公園で裸足になりにくくても、ビーチであれば堂々と裸足になれます。足の裏で自然を感じて、砂と海のパワーをダブルで感じましょう。

水に触れるだけでも癒しの効果があります。海や川に足を投げ出し、水に触れている感覚を得るだけでも、自然や地球との繋がりを感じ心身が癒されます。


② 心身を癒す土いじり

近年ガーデニングやキャンプなどのアウトドアブームがきていますよね。自然に触れるという面でも、直接土に触れるという面でも心身共にに効果があります。グラウンディングの効果でも述べましたが、土壌に触れると免疫機能やストレス耐性が高まります。

これらの自然と繋がる趣味のブームはバイオフィリアから来ているかもしれません。人は本能的に自然とのつながりをもとめていて、無意識に心が土を求めている可能性があります。

ガーデニングで土をいじる
家庭菜園をする
盆栽に挑戦する
キャンプで土に触れる

土に触れる機会を持ちましょう!


③ 土台を安定させる瞑想・呼吸・ヨガ

瞑想・呼吸・ヨガで「グラウンディング」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。ここでは、直接大地に触れるというよりは、身体的・精神的に土台を安定させるというような意味で使われます。

[ヨガ]
自分の足の5本の指をしっかり開き足全体でしっかりと地面を踏んで土台を安定させ、大地とつながっている感覚を持ちます。地に足がついていないとバランスを崩し、ポーズも安定感や力強さが欠けてしまいます。特にヨガのバランスのポーズ時には、自分の足の裏から地面に向かって根が張っている様なイメージを持ち、視点を1点に定め、自分の軸にフォーカスしてバランスを保つ事が大切です。自分の中心に軸を持ち、コアに力を入れ、重心をしっかりと安定させる感覚です。

[瞑想・呼吸法]
瞑想や呼吸も同様です。体の安定だけでなく、精神や意識の安定が必要となります。あぐらを組んだ時にも、しっかりを骨盤の土台を安定させ、その上にスーッと背骨をまっすぐに乗せます。そしてマインドフルに「今この瞬間」に自分の心と体をどっしりと存在させるグラウンディングの感覚を持ちます。

ヨガや瞑想では、マットの上で練習し学んだ事がマットの外の現実世界で活かされると言われています。ヨガ・瞑想・呼吸法で学んだグランディングの感覚はリアルライフで心と体の安定感をもたらせてくれます。


(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス
(blog) ヨガの教えとマットの上の練習を「自分の人生」に活かす


④ 大地との繋がりを感じる歩く瞑想

NATURE FIXという言葉があるのですが、自然は人の心身を癒し整えてくれる効果があります。自然の中を歩くことはとても効果的です。でも家の中でも自分を癒し整える事ができます。

MBSR(Mindfulness based stress reduction)マインドフルネスストレス低減法を受けた時に感じた事なのですが、オンラインでセッションを受け、家の中で瞑想のリードに耳を傾けながら「歩く瞑想」を行った時、グラウンディングの感覚を体感しました。ファシリテーターのリードが上手だったのもあると思うのですが、自分の足の裏の微細な感覚を感じ、地と設置しているグラウンディングの感覚を感じ、いつもは意識しない重力も感じました。

家の中で、いつもの2-3倍のスローペースでゆっくりと自分の足の1つ1つのパーツの感覚に意識を向け、動く時の微細な体の動きや働きにも意識を向け、ただ今に集中して歩きます。自分の体や働きに感謝の気持ちが生まれるかもしれません。

外に出て自然を感じながら行うと更に効果的です!

(blog) MBSR 「マインドフルネスストレス低減法」で心の管理方法を学ぶ


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -


5. まとめ

生きていると様々な予期せぬ事が起きます。コロナもそうですが、VUCAの先行きが不透明で将来の予測が困難な時代に、揺れずに生きていくため、揺れても自分の軸に戻して生きていくためにグラウンディングの感覚はとても有効です。グラウンディングの感覚をしっかりと自分に根付かせておけば、何か起きて揺れた時にも、自分を癒し、安定させ、自分の軸に戻り、しっかりと地に足をついて歩むことができます。

自分らしく生きていくためにも、生き生きとは働くためにも、しっかりと土台を安定させたいと私自身もいつもグラウンディングの感覚を意識しています。私はヨガや瞑想でこのグラウンディングの感覚を養うようにしていますが、やり方は無数にあります。是非自分にフィットするグラウンディングの方法を探してみてください。

「今この瞬間」にグラウンディングして自分らしく生きましょう。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【blog】Be Happy - ハッピーに生きるための自分との付き合い方

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


自分との関係性

「The most important relationship in your life is with yourself」

これは私が好きなQuoteの1つです。
「人生で一番大切な関係性は自分との関係」という意味なのですが、この言葉に出会った時に自分に向ける意識が少し変わりました。私たちは「関係性」と言われたら一番先に浮かぶのが自分以外の誰かだと思います。パートナー、両親、兄弟、同僚、上司、友達。いつも誰かとの関係性を気にかけ、もっと良くしようと意識していると思いますが、自分との関係性は無意識になりがちです。

でも冷静に考えてみると、24時間、365日一緒に過ごすのは自分自身です。自分との関係性を良くする事は人生の質の向上や幸福度のUPに繋がります。そして、自分との良好な関係を築けないと、周りの人を大切に扱ったり良好な関係を築くのも難しいです。

自分との関係性を良くするための「Be Happy-ハッピーに生きるための自分との向き合いかた」について書きたいと思います。



The most important relationship in your life is with yourself.
「人生で一番大切な関係性は自分との関係」

mindfulness quote


1. Happyになるための4つ大切なこと


私は以前よりも今の自分のが好きになりました。マインドフルネスやコーチングを通して以前よりも自分のことを良く理解できるようになったからだと思います。自分の気持ちや本音に素直に従うようになり、自分で自分の人生を選択して歩んでいる感覚を持っています。BE HERE NOWも私自身もまだまだ未熟で発展途上ですが、今やっていること、今生きていることに満たされながら歩む感覚を持つことができるようになりました。

自分との良好な関係を築き、より満たされ心豊かに生きるには、この4つのポイントが大切だなと実感しています。

Know yourself - 自分を知る
Be yourself - 自分らしく在る
Treat yourself - 自分を大切に扱う
Choose yourself - 自分で選択する


① Know yourself - 自分を知る

何事も最初はAWARENESS (気づくこと)がファーストステップです。自分の事を知らないと自分らしく生きることができないし、自分の強みを知らないと強みを最大に発揮することができません。自分が何に満たされるか知らないと、自分を幸せにしてあげることはできません。

私たち1人1人はユニークな存在で、誰1人として同じ人間は存在しません。例え一卵性の双子で瓜二つであっても、経験したこと、感じたこと、気づきを得たことは異なり、違う価値観を持っています。幸せの形は人によって様々です。自分自身を満たすにはまずは自分の事を知る必要があります。

自分がどんな事にワクワクするのか、自分がどんなことに幸福感を感じるのか、どんな生き方に満たされるのか、自分の心だけが知っているその答えを探ることが大切です。自分を外から見た時に、自分の生き方を好きかどうか、憧れるかどうか。

私の旅友でポジティブオーラを放つ子がいます。彼女は「自由」や「好奇心」を大切に生きています。行きたい時に行きたい所に行ける自由さと、尊敬している人と日々好奇心を持ちながら働き、自分の心を満たす選択で人生を生きています。「最近何が幸せ?」と聞いたら、「毎日幸せな事がある」と答えていました。お金をすごく稼いでいるけど毎日23時まで働き、毎日自分のエネルギーを消耗しながら働く旦那様がいるのですが、お金よりも自分を満たし幸せにする生き方をして欲しいと願っている様です。

「あなたはどんなことに心が満たされますか?」


② Be yourself - 自分らしく在る

「自分らしく在る」って結構難しいです。自分らしく在るには2つのポイントがあるなと感じています。

1つ目は、自分の大切にしている事を大切に扱うこと。

これが大切とわかっていても、時にその自分の大切な価値観をおざなりにしてしまうことがあります。社会やコミュニティーの中で生きていて、誰かとの関係性の中で生きているのでしょうがない事です。自分の思う様に自分勝手に生きていくことはできません。

私たちは各々に自分のこう在りたいというセルフイメージを持って生きています。「優しい人と思われたい」「できる人と思われたい」その自分のイメージを良い状態にキープしたいという願いがあります。他人から認められたいという承認欲求は人の基本感情です。でも、それが時に自分らしく在るための邪魔をしてしまいます。

他人からの評価という所に軸を置いてしまうと、私たちは自分の大切な事を見失い、自分の大切な事を自分で阻害してしまいます。自分らしく在るためには、自分の大切にしてる事を大切に扱う勇気が必要です。自分の中に軸を置き、何か自分が本当に大切にしていることを自分自身で大切に扱ってあげると心の活力が上がります。バラバラの方向を向いていた心と体、気持ちと行動が繋がり、納得感を持って前に進めるようになります。

2つ目は、ありのままの自分を受け止めること。

自分を受け止めることは、ポジティブで強い自分だけでなく、ネガティブで弱い自分も受け止めることです。セルフコンパッションという言葉が参考になります。

SELF COMPASSION
SELF = 自己
COMPASSION =思いやり・慈悲

セルフコンパッションは「自分への慈悲」や「自分への思いやり」という意味です。自分良い所だけでなく、自分の弱いところに気づき受けとめる事で、自分への暖かく優しい感情を高めていくことです。母親の愛の様に、無条件にありのままを受け止めてあげることです。

セルフコンパッションは、自分を甘やかす行為や自分勝手な行為とは違います。自分の弱さを受け止める行為は勇気を伴う行為で、受け止めることで自分を前進させ成長させる希望を持つことができます。受容の先に前進があります。

(blog) セルフコンパッションで自分への優しい対処法を身につける


③ Treat yourself - 自分を大切に扱う

誰でもストレスが溜まったり、思うように事が進まなかったり、周りの人や環境に阻害されたような感覚になり、孤独を感じることもあります。そんな時は活力が下がり自分の充電が10-20%に落ちてしまいます。無理やりその少ないエネルギーで頑張り続けると自分をさらに消耗して、体や心に負担をかけてしまいます。

自分自身で自分の体/心/精神を整えてあげる事が大切です。

私自分もそうなのですが、エネルギー不足の時にはパフォーマンスも発揮できませんし、クリエイティブに物事を考えることもできません。自分に意識を向けて自分が必要としているものを与えてあげるセルフケアが大切です。何も状況が変わらなくても、エネルギーが回復したら活力のある状態で意味や意義を見出し取り組む事ができる様になります。

体が疲れていたら、休息を与えてあげる
体が鈍っていたら、動きを与えてあげる

心が疲れていたら、癒しを与えてあげる
心が枯れていたら、潤いを与えてあげる

精神が疲れていたら、満たしを与えてあげる
精神が痛みを抱えていたら、執着を手放してあげる

自分の体/心/精神が求めている必要性を満たしてあげましょう!

自分を大切に扱う事ができたら、自己肯定感も自ずと上がると思います。私はLove yourselfという言葉があまり好きではなかったのですが、Lululemonに出会って変わりました。Lululemonは私が好きなカナダのヨガブランドです。以前参加したイベントで「You attract love when you love yourself」という言葉が紹介されていました。「自分を愛する事ができた時に愛を引き寄せる」という様な意味です。とても素敵だなと思いました。自分を好きにならないと自分を満たせないし、他の人に愛を与えることはできないですよね。


④ Choose yourself - 自分で選択する

自分らしい人生を歩みたいと思ったとき、「自分の人生を自分でデザインする」という視点が必大切だです。自分の意志で自分の歩む道を選択することです。

ホメオスタシスという言葉があるのですが、私たちの体も心も現状を維持しようとする働きがプログラミングされています。変化やリスクを恐れ現状に留まるように働きます。何か新たなことの挑戦しようとしたり、変化の中で感じる不安や恐れ現状に留まろうとする心の動きを「心理的ホメオスタシス」と言います。良く例であがるのが、DVを受けていたとしてもこの心理的ホメオスタシスが働き、何か行動に移したらもっと悪くなるのではと恐れ行動に移せないという心の働きです。

「無意識であること」も自分で選択することを遠ざけてしまいます。人は1日7万回思考しその半数は無意識です。無意識に生きていると、自分の固定概念、思考の癖、習慣的なことで、今歩んでいる道しか見えなくなってしまいます。自分らしく歩むための選択肢は無数にあります。無意識から脱却し、意識的に自分を捉え、視野を広げ、自分の歩む道を選択することで、より納得感と豊かさを持って歩むことができるようになります。この意識的であることこそマインドフルネスです。

自分の人生のリーダーは自分であり、選択権は自分にあります。心理的ホメオスタシスや習慣的な思考に惑わされず、自分の歩む道を選択したいですよね。

人生というレベルでなくても、日々の自分の意識や態度も自分で選択する事ができます。同じ現状であっても、私たちは意識や態度で現状の捉え方を変えることができます。現実に意味を見出す力を秘めています。自分にとって必要な意識の方向を自ら選択して歩むことも幸福感に繋がります。

幸福感の1つの要素が「意味・意義」です。意味や意義を自分で見出す力を養うとより幸せに生きることができます。

(blog) 幸せに働く秘訣 - 生き生きと働くためのウェルビーイングの5つの要素


2. 4つの大切なことを実践するために

私は「マインドフルネス」「コーチング」に出会って自分との向き合い方が変わりました。最初にも書きましたが、以前よりも今の自分のが好きになりました。4つの大切な事を実践するには、まず意識的に自分と向き合う時間を持つことです。どんな方法でも大丈夫です。ただ意識的に自分のために時間を作ってあげます。

一人旅に出る
リトリートに参加する
コーチングを受ける
マインドフルネスを体験する
ヨガやピラティスをする
一人で散歩する
1日10分間自分時間を確保する
趣味に没頭する時間をもつ

意識的に自分のための時間を持つことで、自分の気持ちや本音に気づき、大切にしていることを大切に扱うことができるようになります。自分の理解者になり、自分で自分の歩む道を選択しているという感覚は人生の納得感や幸福感に繋がります。

自分のためだけの時間を持ちましょう!

(blog) 「振り回されないマインド」を養ってくれるマインドフルネス
(blog) 「自分らしく歩む」方法を教えてくれたコーチング
(blog) 非日常空間で心と体の活力を回復させ自分と繋がるリトリートの力


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -


5. まとめ

リトリートやセッションに参加してくださった皆さんが口を揃えて言うのが、「こんなに自分と向き合った事がなかった」「久々に自分のための時間を持てた」という言葉です。日々忙しさの中で、やる事に追われ、考える事に追われ、時間に追われ、自分のことを、自分の満たされる感覚をおざなりにしがちです。自分を満たしてあげられるのは自分自身であり、幸せにしてあげられるのも自分です。そしてその幸福感は周りに伝染します!

自分を満たして、周りにも幸せの波動を広げましょう。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【retreat】逗子の丘の上の隠れ家ハウスで「食べる瞑想リトリート - 春の養生」

マインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。素敵な非日常空間でマインドフルネスと自然で整えるリトリートを開催しています。リトリートとは、日常から物理的に離れ、非日常的な空間に身を置き一旦立ち止まりゆったりと自分と向き合う過ごし方です。

BE HERE NOW RETREAT
リトリートレポート


食べる瞑想リトリート
春の養生

美しい花と緑が春の風に揺れて
とても居心地の良い日にリトリートを開催しました。

インスタグラムのリール→こちら

外の緑がとても美しかったです。


「食べる瞑想リトリート」
美しさを愛で、五感で味わう

見た目にも美しい薬膳料理

自然界が四季折々に変化するように、季節につられ変化をする私たちの体調。中医学の考えを取り入れた旬の野菜や季節の不調に届く薬膳ごはんで整えました。


素敵なリトリート空間

今回もこの居心地の良い非日常空間でリトリートを開催しました!この空間のファンでリピートしてくださるお客様もいらっしゃいます。


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う
- Jon Kabat-Zinn -


(blog) マインドフルネスについて→こちら


素敵なリトリート空間でマインドフルネス体験

テーマは「心を満たす」

自分自身に意識を向け
自分の心地よい場所を見つけて
書く瞑想を行いました

テラスで立ちながらのジャーナリングしている方も!

ジャーナリングの後は
シェアリングと瞑想で
ありのままの自分を受け止めます


HOW TO BE HAPPY…

Know yourself 自分を知る
Be yourself 自分らしく在る
Treat yourself 自分を大切に扱う
Choose yourself 自分で選択する

自分を満たすには、自分を知って、自分を大切に扱い、そして自分の意志で選択すること大切ですよね。食の選択も私たち次第です。

動物愛護の観点からベジタリアンを選択する
体の健康のためにビーガンを選択する
地球のためにミートフリーマンデーを選択する

「食べるもの」も、「食べ方」も私たちの選択次第。流されるのでなく、自分の意志で選択したら、心が満たされ自分らしい食のライフスタイルを築けますよね。

(blog) 地球のためのミートフリーマンデーに関して→こちら


春の養生

春の養生についても学びました。春の不調に効く食材。春は肝を痛めやすく脾にも影響するそうです。肝と脾に届く酸味と甘味、気を巡らせる食材が紹介されていました。脾を労わる食材は、芋類、きのこ類、穀物などで、玉ねぎや蕎麦や柑橘類は気を巡らせるそうです。

その丁寧に選ばれた食材に、丁寧に準備され、味付けされ、美しくお皿に盛られていくのを眺めながら、春の食材について知識を深めます。お家でも実践できそうなレシピも!

私が気になったのは、お蕎麦のサラダ。こちらのヘンプシードをかけて頂いたのですがとても栄養もあり美味しかったです!今度蕎麦サラダ作ってみたいと思います。

美しさを愛でるマインドフルな時間

丁寧に作られた美しい料理が1品1品
丁寧にお皿に盛られるのを眺めながら
丁寧なひとときを味わいました。

今回もとても心が満たされる食体験でした!

【本日のメニュー】
豆ごはん
鰆の柚庵焼き
筍のフリット
蕎麦サラダ
鶏レバーと竜眼肉
冷やしる(山形郷土料理)
新じゃがいものカレー風味
人参グリル クミン和え
うるいの胡麻和え
フキの煮物
ベビーリーフサラダ
山芋と豆乳のスープ

とてもマインドフルに味わいました。
いつもに増して静かな時間が流れ、ゆっくりと丁寧に食しました。


THANK YOU!!

ご参加者頂いた皆さんありがとうございました!
是非また心を満たす食体験にいらして下さい。

既に何名か帰られた後に写真を撮ってないということになり…全員は写っていないのが残念なのですが、次回は忘れずに思い出に残したいです!


STUDIO UNe

STUDIO UNeさん
美しく美味しい薬膳料理をありがとうございました!

UNeさんの薬膳料理に胃袋と掴まれたと毎回参加してくださる方がいらっしゃいます。全季節制覇している方も!

次回の「食べる瞑想RETREAT」は
夏の養生
(2023/7/9開催予定です!)


BE HERE NOW RETREAT

マインドフルネスと自然で整えるリトリート時間

【blog】EARTH DAY - 4/22はアースデイ!「地球の健康」のためにできる小さなステップ

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG



EARTH DAY

4/22は「アースデイ」です。
アースデイは「地球の日」で、地球環境について考え、感謝し、行動する日です。4/22は世界中で地球環境にまつわるイベントが開催されています。今回私も企業のアースデイイベントの企画運営に関わらせて頂き、地球の健康について考える機会をもらいました。

東京から逗子に移住して、海、森、植物など自然をより身近に感じて過ごすようになりました。日々自然のパワーや癒しの効果に恩恵を感じています。その恩恵を感じているからこそ、より地球や自然を守ろうという気持ちが強くなりました。自然に関する知識を増やし、地球のため、そして周りに人のウェルネスや幸せのために小さな事から少しずつでもできたらいいなと思います。

今回は「地球のためにできること」について書きたいと思います。



1. アースデイの取り組み

4/22の「アースデイ」には、世界中で様々なイベントが開催され、企業でも地球環境のための様々な取り組みがされています。ちょっと調べただけでもたくさん事例が出てきました。

イベント

  • 車をボイコットしてNY市内を歩くイベント(NY)

  • ロンドンピカデリーサーカスで動画配信(ステラマッカートニー)

  • 学びに役出すコンテンツの配信(NASA)

  • 地球にやさしい食のフードイベント(東京アースデイ)

  • 行動喚起を促す音楽イベント(東京アースデイ)

  • マイバック・マイ箸など環境に配慮した店舗の販売(大阪)

色々な側面から様々な取り組みができますよね。どんな事ができるのか「知る」「考える」だけでも地球の健康を守る行動に繋がりそうですよね。考えるのも楽しいなと思います。

「アースデイ」で取り上げられる地球環境に関わる問題は下記の3つです。この3つの問題はSDGs( Sustainable Development Goals)目標でも取り上げられています。

「地球温暖化」
「地球温暖化」による全世界で大規模な被害のニュースを耳にします。地球の温度が上昇し、バランスが崩れてしまっています。地球の悲鳴を感じますよね。
▶︎ SDGs13「気候変動に具体的な対策を」

「海洋汚染」
以前Patagoniaで働く友人から聞いた「海の魚の数よりプラスチックゴミの数のが多くなってる」という話がとても衝撃的でした。私たちの生活から発生したマイクロプラスチックが、海を汚すだけでなく、海で暮らす生き物に被害を与えたり、私たちが食べる魚も有害物質を食べていて私たちの健康にも影響があります。
▶︎ SDGs14「14「海の豊かさを守ろう」

「土壌汚染」
海洋汚染でも知られる「マイクロプラスチック」は土壌にも影響があり、土壌に入り込むことで土壌汚染を招きます。マイクロプラスチックが土壌に入り込むことで、土の栄養が減り植物の育ちが悪化してしまいます。
▶︎ SDGs15「陸の豊かさも守ろう」

イベントとしてだけでなく、様々な企業で継続的な地球にフレンドリーな活動がとられています。下記は一例ですが多くの企業が企業活動を通して地球を守る取り組みをされています。

  • PATAGONIA
    富を得るのではなく、地球を救うことにコミットした企業として知られるパタゴニアは「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションステートの基、企業活動全体を通して社内外での徹底したSDGsへの取り組みをされています。

  • UNIQLO
    RE.UNIQLO
    ユニクロは全商品をリサイクル、リユースする取り組み「RE.UNIQLO」を展開しています。

  • SABON
    ネイチャーマイレージ
    地球の緑と、澄んだ空気を守るために、エコバッグ持参など地球にフレンドリーなアクションをした時にネイチャーマイレージが加算されて素敵なグッズと交換できる取り組みをされています。


2. SMART MOVE - 地球にフレンドリーな移動手段を

日本の年平均気温は100年あたり1.16°Cの割合で上昇し、地球は今までに経験したことのないスピードで気温が上昇しています。「地球温暖化」問題が深刻です。

なぜ地球温暖化が起こるのか?

地球は太陽の光によって温められ、地球から宇宙へ逃げる熱を「温室効果ガス」がつかまえて、人が生活しやすい温度に調整してくれています。温室効果ガスが増えすぎると、地球の温度がうまく調節できなくなってしまい地球温暖化が起こります。

その一番の原因が「二酸化炭素」です。

二酸化炭素は、乗り物を動かしたり、電気を生み出すために石炭/石油/天然ガスなどを燃やす事で発生します。産業の発展、豊かな生活、森林面積の減少が地球温暖化を加速させています。

そこで私たちにできる行為の1つがSMART MOVEです。

「スマートムーブ」とは、日常生活においてマイカーを中心としている移動手段を見直し、CO2排出量の削減を目指す取組であり、2014年から環境省が実施している地球温暖化対策の一つです。

下記の図でもわかる様に、「歩く」「自転車」は地球にフレンドリーな移動手段です。歩く行為は「地球の健康」だけでなく、「人の健康」という視点でもとてもフレンドリーな移動手段です。健康のためには1日8000歩を歩くことが効果的です。

地球にフレンドリーな「歩く」を選択しましょう!

 
 

3. MEAT FREE MONDAY - お肉を食べない選択を

MEET FREE MONDAYを知っていますか?

「ミートフリーマンデー」とは元ビートルズのポール・マッカートニー氏が提唱している週に1日「月曜日だけでも肉を食べないようにしよう」としいう活動です。環境保護や動物愛護、健康維持などを目的とし他ものです。その活動のきっかけは、2006年に国連が出したレポートの下記の一文だと言われています。

「空気中のメタンガスを発生させる最大の原因は畜産動物である」

地球温暖化の「二酸化炭素」の次の要因が「メタン」です。メタンは牛や豚などの家畜のゲップや天然ガスを掘り出す時などに発生します。食料のための家畜をたくさん育てることは地球温暖化に繋がります。国連が提案した「週1日は肉を食べないようにする」という概念を基に「毎週月曜日は肉を食べない日にしよう」というミートフリーマンデーを提唱しました。

私のアメリカ人の友人はベジタリアンです。動物愛護のための選択です。彼女の両親はビーガンです。体の健康のための選択です。最近ではソバーキュリアスという言葉があり、お酒を飲める人があえてお酒を飲まない選択をするというライフスタイルがあります。

私はヴィパッサナー瞑想後ホームベジタリアンを始めました。造語ですが、お家でだけベジタリアンです。外食や旅行中にはお肉もお魚も食べるのですが、スーパーでは購入しなくなりました。体の健康のため&そして地球のために始めた選択です!週に1日だけ、月に1日だけ、お家でだけ、様々な取り組み方があると思います。

地球にフレンドリーな「食生活」を選択しましょう!


4. REDUCE REUSE RECYCLE - マイボトルを持ち歩く

環境のための取り組みで3つのRがあります。

REDUCE (リデュース)
使用する量を減らす
▶︎マイボトル、エコバッグ、マイ箸を使うなど

REUSE (リユース)
同じものを何度も使用する
▶︎詰め替え商品を購入、裏紙を使うなど

RECYCLE (リサイクル)
再利用する
▶︎資源回収や店頭回収を利用するなど

私が最初に始めたのはプラスチックのペットボトルの購入を減らすREDUCEでした。水のペットボトルをたくさん購入し、回収日には毎回大量のペットボトルを出すことに罪悪感を感じていました。そこで購入したのがポット型浄水器のブリタです。私が購入したのはこちらです。ブリタを導入したことでペットボトルが激減しました。そして今はマイボトルを毎日持ち歩いています。小さなことかもしれませんが、地球に優しい行為ですよね!

地球にフレンドリーな「マイボトル」を持ち歩こう!


5. まとめ

アースデイは地球の健康について考える良い機会ですよね。地球温暖化・海洋汚染・土壌汚染など様々な問題がある中で、地球や環境の事を考え、小さなことからでも自分にできることを続けられたらいいですよね。小さなことでも継続したら、1人1人の優しいアクションが地球の健康に繋がると思います。私も小さなアクションを続けて、少しずつ増やしていきたいと思います。

私たちのホームである地球にフレンドリーな行動を!

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【企業】心と体をセットするモーニングヨガセッション ( SABON JAPAN様)

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。
マインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開し「自分らしく、生き生きと働く」マインドを育むサポートをしています。

BE HERE NOW企業向けプログラム→こちら


WELLNESS PROGRAM

社員の皆さんのウェルネスのサポートに力を入れている企業SABON JAPAN様の月一のウェルネスプログラムを担当させて頂いています。SABONは素敵な香りが漂うイスラエル発のコスメブランドです。

継続型ウェルネスプログラム
こちら


朝体を動かす事で気持ち良い1日をセットできる

私は朝体を動かすことが大好きです。朝体を動かすとその日1日を気持ち良く過ごすために必要な心と体の状態をセットすることができます。心にも体にも「余白」が広がり、体はすっきりと、頭はクリアに、心は余裕がある状態で過ごすことができます。

以前企業で働いていた時は週3-4回朝ヨガスタジオに行って体を動かしてから出勤していました。逗子に引っ越してからは、朝起きてウォーキングに行くか自宅でヨガやピラティスをしています。最近はピラティススタジオに通い始めて朝のセッションを受けるようになりました。この習慣を続けているのは効果を感じているからです。

最近ピラティススタジオに通うようになって以前よりも運動の時間が増え、より心と体の状態が良くなりました。朝体を動かす事で日中の仕事の集中が上がりますし、夜は適度な疲れでぐっすりと眠る事ができます。

先日受けたMBSRのコースでは瞑想を行うタイミングの効果を下記のように説明していました。

朝 = set the day
夜 = let go the day

朝の瞑想はその日をセットするのに良く、夜の瞑想はその日1日の出来事を手放し眠りに入るのに良いということです。これはヨガにも当てはまり、朝のヨガはその日をセットするのにとても良いです!

(blog) MBSR - mindfulness based stress reduction → こちら


今回のテーマは

「モーニングヨガセッション」

朝8時からオンラインのヨガセッションを開催させて頂きました。

ヨガとは何かを知ってからヨガのプラクティスをした方がより効果が高まるので、ヨガの由来、ヨガ哲学、太陽礼拝について「知る」ウェルネスレターを事前に配信させて頂きました。

ヨガには「繋ぐ」という意味があります。
「心と体を繋ぐ」「自分と本来の自分を繋ぐ」というような意味です。深い呼吸をしながら自分の体の感覚に意識を向けて、呼吸と体の動きを連動させることで、自分の心と体が繋がる体感を得ることができます。
ヨガや太陽礼拝に関しては下記のブログで書いてます。

(blog) ヨガの教えとマットの上の練習を「自分の人生」に活かす→こちら
(blog) ヨガの太陽礼拝で1日をセットする「整え時間」を→こちら


朝ヨガの効果

  • 自律神経のバランスが整う
    寝ている間は体を休息させるために「副交感神経」が優位になります。1日の活動をスタートする朝に体を動かすと、血流が促進されアクティブな「交感神経」が優位になります。この切り替えがスムーズにいかないと朝なのに体が重く感じたり、頭がぼーっとする状態になってしまいます。自律神経のスムーズな切り替えで、スッキリと目覚めて、日中の集中力やパフォーマンスを高めることが期待できます。

  • 「体」がすっきりする

    寝ている間に体は硬くなってしまいます。朝硬くなった筋肉をほぐすしストレッチすることで、体が伸び、体のスッキリ感も感じることができます。また、起床直後は1日の中で最も体温が低い状態です。朝体を動かすことで血流が活性化し体が温まり、代謝を高めることもできます。

  • 「頭」がクリアになる
    深い呼吸をしながら体を動かすヨガは、朝の新鮮な空気を体の中に取り込むことができます。呼吸が全身、頭にも巡ることで、頭がすっきりとクリアになる感覚を得ることができます。

  • 「心」にスペースができる
    集中して動いた後に最後のシャバアーサナで解放することで心と体にスペースができます。心に余白や余裕を持って1日をスタートすることができます。


Starting the day with YOAG!

朝体を動かして気持ちの良い1日を過ごしましょう!

WELLNESS PROGRAM


BE HERE NOW BLOG

マインドフルネスや生き生きと働くマインドに関してブログを発信
▶︎
こちら

 
 

企業向けプログラム

MINDFULNESS BASED WELL-BEING PROGRAM

「自分らしく、生き生きと働く」をテーマにウェルビーイングな組織に導くマインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開しています。

詳しくは下記企業向けページをご覧ください。

【旅ログ】旅しながら働く - 「倉敷」の瀬戸内海を見下ろす絶景に癒されるリトリート旅

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。独立をきっかけに東京から海の近くに移住しました。3拠点生活と「旅しながら働く」ことを目標に、旅の記録を備忘録として残しています。


「旅しながら働く」

皆さんはどんな働き方を理想としていますか?

私は「旅しながら働く」ことが理想です。旅しながら働けたら最高だと思いませんか?独立して良かったことの1つは、時間の「自由」を得て旅をする機会が増え夢に少し近づいたことです。旅先では新たな景色、人、食べ物に出会い、アイデアが広がります。だから旅先で仕事するのが好きです。たくさんのインスピレーションをもらえます。

コロナによる環境の変化で国内旅行に意識がいき、47都道府県制覇も人生のTO DO LISTに入りました。今回はまだ訪れたことのなかった「香川」と「岡山」をチェックすることができました!


ハワイのような絶景

こんな景色が日本にあるなんてびっくりしませんか?

倉敷に住む大学時代の友達を訪れたら「SERIちゃんが絶対好きなカフェがあるよ!」とこんな素敵な絶景スポット&絶景カフェに連れて行ってくれました。


倉敷の絶景カフェ belk

倉敷駅から車で1時間ほどの距離に王子ヶ丘があります。岡山県南部で児島半島の玉野市と倉敷市児島の境に位置し、瀬戸内海国立公園にも指定されているそうです。王子ヶ丘のシンボルが「にこにこ岩」です。

王子ヶ丘の山頂にあるbelkというカフェに連れて行ってくれました。

「belk」はドイツ語で「山」という意味です。山頂にあるオーシャンビューのカフェです。私は海を上から眺めるのが好きなのですが、このカフェはまさに私の大好物な海風景でした!

belk

友達の話では改装されて素敵なカフェに生まれ変わったそうです!空間もインテリアも素敵でした。

このViewすごいですね!

ケーキとコーヒーをオーダー!
「海」という名前のコーヒーとチーズのテリーヌ&パウンドケーキを頂きました。このチーズのテリーヌ濃厚でとっても美味しかったです。

しっかりと糖分を吸収したのでプチハイキングへ!
「にこにこ岩」を目指します。


倉敷の絶景「にこにこ岩」

春を感じる暖かい日で、花が咲いている道が美しかったです。

動画はこちらです。

途中にはこんなビュースポットも!

そしてこんな景色が広がるんです!
奥にあるのが瀬戸大橋です。

本当に絶景でした!

そしてこちらがシンボルの「にこにこ岩」!
本当ににこにこしているように見えます…笑。この岩の周りも一周歩けました!

山側を向くとこの風景。
セドナを思い出しました。

海側はこんな風景!
ハワイのLanikai Pillbox Trailを思い出しました…笑

友達はハワイやセドナだと言って騒いでいる私を微笑んで見てくれてました。

岡山に行ったら絶対に訪れて欲しい絶景スポットです!

名残惜しいのですが、飛行機の時間もあるのでこの場を後にしました。


王子ヶ丘近くのオーシャンビューランチスポット

「にこにこ岩」の帰りに立ち寄ったたまたま見つけたランチスポットです。DENIM HOSTEL floatというホステルなのですが、カフェだけでも利用できました。

DENIM HOSTEL FLOAT
瀬戸内海に浮かぶ島々が望めるデニムを基調としたホステル/アパレル/カフェの複合施設

サウナもやっているみたいでサウナキャップをかぶってサウナ待ちしている子たちもいてかわいかったです。デニムのキャップでした。

この景色です!瀬戸内海ビュー最高です!

スペシャルカレーを頼みました!これもとても美味しかったです!


倉敷の街歩き「美観地区」

前日の宿泊は倉敷の美観地区の近くホテルに泊まりました。美観地区は散歩していて飽きなかったです。特に朝早く起きて行くと観光客の方も少なくゆっくりを風景を味わうことができました。

友達がオススメしてくれた美観地区のモーニングへ!

CAFE GEWA

中庭風のテラスが良い感じでした。

「死ぬ前に何食べたい?」と聞かれたら迷わず「パン」と答えるパン好きな私ですが、ここの絶品トースト忘れられません。チェックしていたバナナトーストを食べたかったのですがこの日はメニューになくて、オレンジコンフィトーストにしました!アペタイザーはゆで卵かドライフルーツ入りのヨーグルトを選べます。私はゆで卵をチョイス。

このオレンジコンフィトースト、オレンジのコンフィチュールの少し苦味のある深い甘みとサワークリームの組み合わせが絶品でした!

美味しかったー!


友達のおかげてとっても素敵な「倉敷」旅になりました!岡山好きになりました!
大学時代に京都で会って、お互いに東京と岡山で離れて暮らし、でも東京に遊びにくるタイミングでお茶をして、そして今回は岡山で再会!コロナもあったので久々に会ったのですが、久々な感じは全然なくとっても楽しい時間を過ごせました。
本当に感謝です!



Go on a trip!!

「人生楽しんだもの勝ち」
自分の心に素直に従って、たくさんの美しい場所を旅したいです!そして旅先で働いて、新たなインスピレーションに繋げて生き生きと働きたいと思います!

Live your authentic life!

【旅ログ】旅しながら働く - 感性が刺激されるアートの島を巡る旅「直島」

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。独立をきっかけに東京から海の近くに移住しました。3拠点生活と「旅しながら働く」ことを目標に、旅の記録を備忘録として残しています。


「旅しながら働く」

皆さんはどんな働き方を理想としていますか?

私は「旅しながら働く」ことが理想です。旅しながら働けたら最高だと思いませんか?独立して良かったことの1つは、時間の「自由」を得て旅をする機会が増え夢に少し近づいたことです。旅先では新たな景色、人、食べ物に出会い、アイデアが広がります。だから旅先で仕事するのが好きです。たくさんのインスピレーションをもらえます。

コロナの変化で国内旅行に興味を持ち47都道府県制覇も人生のTO DO LISTに入りました。今回はまだ訪れたことのなかった「香川」と「岡山」をチェックすることができました!


ずっと行きたかったアートの街「直島」

「赤い南瓜」がお出迎えしてくれました。前日の香川は生憎の雨で絶景スポットを堪能できずだったのですが、直島は快晴!レンタサイクルを借りて島を1周して島の魅力を堪能してきました。本当はベネッセハウスに泊まりたかったのですが、先まで予約がいっぱいで諦め…今回は直島ONE DAY TRIPにしました。行って驚いたのですが半分以上が海外からの旅行客の方達でした!ベネッセハウスも海外の方が早めに押さえてたんですね。きっと。いつかリベンジしたいです。


直島行きのフェリーも最高

私たちは高松に宿泊して、当日の朝に四国汽船というフェリーで高松港から直島の宮浦港に向かいました。時間は50分間です。このフェリーが最高でした。窓の外の海を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。ホテルで朝食食べてしまったのですが、テイクアウトにして海を眺めながら食べれば良かったです!窓際の席はすぐに埋まってしまうので早めに並ぶことをオススメします。

宮浦港もとっても素敵な空間でした。


島の至るところにアートが!

天気も良かったので、レンタサイクルで島内をぶらぶらしているだけでも幸せでした。そして至る所にアートがあって、とってもワクワクしました。直島!本当に街のデザインが上手です。これは何度も来たくなってしまいますよね。

初めて電動自転車に乗ったのですがびっくりする程快適でした。普段必死で漕いでいて、後ろから子供連れのママさんにすーっと抜かされる意味が分かりました…笑

こちらのカフェに立ち寄りました!
ミカヅキショウテン

全ての小物がアートに見えてきます…笑


草間彌生の世界観

直島のシンボルとも言える2色の南瓜のアート。写真では何度も見ていたのですが、実際に訪れてみて、アートの島、そして瀬戸内海とマッチしていて本当に素敵でした!去年友人が訪れた時には黄色の南瓜は台風で流されてしまい不在だったのですが、今回行ったらちゃんと復元されていました!海に突き出た桟橋にちょこんと黄色の南瓜があり、これこそ直島の風景なんだろうなと思いました。見れて良かったです!

草間彌生の南瓜

赤の南瓜は中に入ることができて、中から見る風景もアートでした!


ベネッセハウスミュージアム

ホテルには泊まれなかったのですが、ベネッセハウス ミュージアムには入ることができました。ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設で、安藤忠雄さんの設計です。アートもですが、空間がとても素敵でした!

美しい海と素敵な空間とインスピレーショナルなアート。とっても心が満たされました。


感性が刺激される地中美術館

事前予約していないと入れないらしく、フェリーの中でサイトを見たら当日券の残りが2枚だけ!即購入!無事訪れることができました。

直島で一番感動したのがこの「地中美術館」でした。

私は元々、美術館より「自然」、アートより「海」のタイプなのですが、この地中美術館は本当に感動でした。何って、本当に空間が美しく素晴らしかったのです。心が動かされ、感性が刺激されました!

地中美術館は「自然と人間を考える場所」をテーマにした美術館です。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設されています。

館内は写真NGだったので写真がないのですが、クロード・モネの展示は絵だけでなくの空間の床の大理石がホント素敵でした!70万個の立方体を人の手により丁寧に敷き詰められているそうです。本当に美しかったです。
こちらご参照ください。

そして、ジェームズ・タレルの「オープンスカイ」
こちらも素晴らしかったです。天気も良かったので空が美しすぎて!もっと時間があったらこの場所でゆっくりしたかったです。

地中カフェも癒し空間でした!
地中美術館では空間の美しさを満喫


李禹煥美術館

地中美術館の予約時間までの間に立ち寄った李禹煥美術館。屋外に設置されたアートがとても素敵でした。美しい海を背景に長さ25mのステンレス板とアーチと自然石からなる「無限門」という彫刻作品です。芝生に座ってぼーっと眺めてマインドフルな時間を持てました。

歩いていくと奥のビーチまで行けます。このビーチが静かでとても良かったです。


アートだけでなく海も美しい

島っていいですよね。どこに行っても海を眺めることができます。海好きの私としては最高です!逗子や鎌倉の海も大好きですが、またそれとは違う魅力があります。大自然の中に溶け込む海はとても魅惑的です。ずーっと眺めてられます。


島時間

自転車に乗って、島を巡って、美しい海を眺めて休憩して、素敵なアートと空間に感性が刺激されました。ゆったりと流れる島時間に癒しをもらい、美しい空間に心が潤い満たされたのを感じます。今度は泊まりで訪れたいと思います。小豆島や豊島もとても良いみたいなので、島巡りしたいです!

島にバイバイをして、直島の宮浦港から岡山の宇野港に向かいました!

(後半) 岡山編
「倉敷」のハワイのような絶景スポット&絶景カフェ


Go on a trip!!

「人生楽しんだもの勝ち」
自分の心に素直に従って、たくさんの美しい場所を旅したいです!そして旅先で働いて、新たなインスピレーションに繋げて生き生きと働きたいと思います!

Live your authentic life!

【blog】start with WHY - 人は「WHAT -何を」でなく「 WHY - 信念」に心動かされる

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


人は「何を」でなく「なぜ」に動かされる

日本中がWBCに盛り上がっている中、試合も見ずに皆野球好きなんだなと他人事でした。たまたま意図せず決勝戦6回裏から友人達と観戦することになりました。当日朝のニュースで準決勝で村上選手の復活劇があり盛り上がったという事を知ったぐらいの無知さです。何となくのルールしかわからず…でも友人の教えてくれるルールや試合の背景を聞きながら観戦。途中から熱中して観戦し、最後の大谷選手の登板では手に力が入り画面に釘付けでした。世界中の目が集まるプレッシャーの瞬間に、最強のメンタルで目標を成し遂げる姿に凄みを感じました。すっかり魅了されてしまいました。

先日企業でAuthentic Leadership Sesisonを担当させて頂いたのですが、その時にもWBCの話題が上がり尊敬するリーダーとして栗山監督の名前が何度も上がっていました。信念を体現するリーダー、まさにAuthentic Leadershipを発揮するリーダーだと思います。

(blog)Authentic Leadership →こちら
(report)Authentic Leadership Session → こちら

今回の感動を振り返った時、start with WHY - 人は「何を」でなく「なぜ」に動かされるという言葉が思い浮かびました。

今回はオーセンティックリーダーシップにも必要な「WHY - 価値観や信念」ついて書きたいと思います。



1.意欲の根源は感動である

何の番組だったか忘れてしまったのですが、WBCの特集で「意欲の根源は感動である」という言葉が語られていました。

本当にそうだなと感じます。感動で体が震える感覚や涙が出る事を誰もが体感した事があると思います。感動は全身で感じ体にも心にも衝撃を与え私たちに内側に変革をもたらします。誰かが何かを信じ、直向きに取り組む姿は感動を与えます。その感動に心が揺さぶられて「自分も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。ニワカファンの私ですら、今回WBCの侍ジャパンの勇姿に感動して勇気をもらいました!

WBC優勝という素晴らしい功績も日本中に感動を与えましたが、それよりも更に選手や監督の信念の体現に感動したのではないかなと感じます。

試合後のニュースはWBCの話題で持ちきり。知らなかったWBCの背景の物語を聞いて、更に感動して心が動かされました。野球好きになってしまいました。

栗山監督の「信じる」信念。村上選手の「信じられた」ことによる感動的な復活劇。大谷選手の成し遂げる闘志と人を魅了する人間力。ダルビッシュ選手の「最高のチーム」を作るためチームの精神面の支柱となる心意気。そして、心から野球を好きなんだなと感じる野球少年のような一流選手達の姿。純粋に自分の好きを追求し思い切り野球を楽しんでいる姿がとても感動的でした。これ以外にもたくさんの信念の物語があったのだと思います。野球に疎い私が知っている情報は全体の物語のほんの一部だと思いますが、本当にとても感動と勇気を与えてもらいました。

初戦から見ておけば良かったと後悔です…笑


2. 栗山監督の信念「信じる力」が人を動かす

WBC後のどのニュース番組でも栗山監督の人間力、そして「信じる力」が取り上げられていました。

「信じる力」が目に見える形で現れたのが、テレビでも何度も取り上げられていた準決勝メキシコ戦の9回裏の場面。これに負けたら終わりという場面で、不振の続いていた村上選手の起用。どんなにすごい選手だとしても、勝ち負けの決まる勝負の場面で、不調の続く選手を起用できる監督がどれくらいいるのでしょうか。普通起用できないと思います。でも栗山監督は選手を信じて任せた。というか、信じ抜いて勝利に導いた

栗山監督からの「思い切って行ってこい」という言葉を受け取った村上選手は、その信頼をしっかりと受け止め、覚悟を決めて、ヒットを打ちチームを勝利に導きました。

帰国後のインタビューでコーチが「監督の言葉を伝えて、思い切って行ってこいと言った時のあのムネのスイッチの入った表情は一生忘れないと思う」と言うコメント聞いて、「信じる」事は人に力を与えるんだなと改めて思いました。

「信じる」ことを大切にしている人であっても、それを体現し続ける事はとても難しいと思います。いざという困難でタフな場面で、その「信じる」という信念を持ち続けることができるか。信じると口で言うのは簡単だけど、それをどんな場面でも体現し続けるのは本当に強い心を持っていないと出来ません。

信じられる側もすごいです。自分を信じることができないと最高のパフォーマンスは発揮できません。「信じる」というギフトをもらうには、過去の努力や功績、信じてもらえるマインドや信頼があったからだと思います。栗山監督の「信じる」言葉をトリガーに自分を信じる力を取り戻し、それを最高のパフォーマンスに繋げた村上選手にも感動です。

信じる力、そして信じられる力は本当にすごいなと感動しました。

私が好きな言葉の1つにエンパワメントがあるのですが、この言葉には「一人一人が素晴らしい力を秘めている」と言う前提の元、個やチームの力を引き出すという意味があります。栗山監督は「信じる」と言う武器で一人一人の選手とチームをエンパワメントする最強のリーダーですね。

思わず感動して本も買ってしましました。経営に関してもリーダーシップに関しても常に学び続け、そして書くことを通して常に内省しているそうです。小学校の時からノートで自分との対話を続けていると聞き、心の強さの秘訣かもなと思いました。栗山ノートというタイトルの本なので是非読んで見てください。

この本の「信じ抜く」という章に「相手を信じることは、見返りを求めないこと」と記載されていました。見返りを求めず信じ抜くことができる自分の心を磨いていく必要がある。簡単なことじゃないですよね。

 

栗山ノート 栗山英樹 (著)


3. 大谷選手の信念がチームを優勝に導く

最終戦前の大谷選手がチームに送った言葉。

「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないんで。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さぁ、いこう!」

何度聞いても力強いメッセージです。憧れるのを止めようのメッセージには、自分達のチームの力を心の底から信じる、自分を制限しないで自分の可能性を最大限に信じる気持ちが込められています。

以前コーチングのセッションで自分のマンダラチャートを作りたいと言われた事がありました。マンダラチャートは目標管理シートのようなもので、自分の努力の方向性を明確にするのに役立ちます。その時に大谷選手の高校生の時に作ったマンダラチャートを見せてもらいました。大谷選手の夢であったメジャーリーグ入りを果たしたのも、この目標設定の管理シートが役立ったそうです。

 
 

上記のマンダラチャートは下記の記事を参照しています。
「ご飯 夜7杯、朝3杯」大谷翔平が10年前に書いた、81個の"マンダラの約束"

私が感動したのは高校生の時に作ったシートに野球だけでなく「人間性」という項目があることです。「信頼される人間」「感謝」「礼儀」「継続力」。メジャーリーガーになっても、それらの信念を貫き体現し続けるからこそ、愛される選手なんですね。同じチームからも、他のチームからも「一緒に試合ができて良かった」と言われ、誰からも愛され信頼される人間力すごいですよね。一流の野球選手達の大谷選手を見る目がハートなのがとても微笑ましかったです。

他の記事でもこんな事が書かれていました。
「自分自身にはどういう才能があると思うか?」という質問に対して「唯一のポイントは好きなことに関して頑張れる才能」と答えたそうです。野球の上達につながると思うことにはすべて取り組む。野球のために野球のスキルだけでなく人間力も磨いてきたんですね。参照したインタビュー記事はこちらです。是非読んでみてください。

大谷翔平を成功に導く源泉となっているのが、「好きなことに対して頑張れる才能」「正しい方向に向かって努力をし続ける才能」と記載されていました。


4. 最高のチームの姿が人々を感動させる

選手の皆さん全員が一丸となって、野球を思い切り楽しんでいる姿がとても印象的でした。本当は一流選手ばかりだけど、ただ野球を好きな少年達が大好きなチームで大好きな野球を楽しんでいるというようなイメージです。

栗山監督もですが、チームの最年長であるダルビッシュ選手が作り出した「チーム」の雰囲気がそうさせたのだと思います。宮崎合宿に初日から参加して、チーム内の上下関係の枠を和らげてチームの一体感を強めたそうです。グラウンド外でも食事に連れて行ったりパーソナルなコミュニケーションをとりチームの繋がりを深めました。

企業でいうところの「心理的安全性」。上下関係や評価などを理由に自分を制限してしまうのでなく、安心して信頼して自分の持っている力を最大限に発揮できる環境。これも生き生きとパフォーマンスを発揮する要素ですよね。WBCに比べたらプレッシャーも規模ももちろん小さいですが、私も信じてもらい持っている力以上に力を発揮できた経験があり、そのプロジェクトを思い出しました。

もう1つ、今回栗山監督はキャプテンを意図的に置かななったそうです。合宿初日のミーティングで「キャプテンは決めません。全員『俺がキャプテンだ』と思ったら、プレーは変わるはず。誇りと、チームを引っ張る気持ちでやって下さい。年齢も、実績も関係ない」と伝えたそうです。このメッセージを選手が受け止めて、チームの繋がりと一人一人のコミットメントの強化に繋がったんですね。ビジネスの場でもエンゲージメントやコミットメントの強化に活用できそうですね。でも「信じる」を人生で体現し続けた栗山監督の言葉だからこそ大きなメッセージとして伝わったのだと思います。

この場にいれることやこのチームに属することができることに感謝を感じながら、生き生きと「今この瞬間」に全力で最高のパフォーマンスを発揮する。最高のチームの形ですよね。


5. 人は「何を」ではなく『なぜ』に動かされる

先にも述べた私が好きなTED Talkの1つです。Simon SinecのSTART WITH WHY「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」です。人は「何を」ではなく『なぜ』に動かされるというものです。動画ではAppleを例に説明されていてるのですが、人はAppleの見た目の美しいコンピューター(WHAT)や使いやすくユーザーフレンドリー(HOW)な側面だけでなく「THINK DIFFERENT -世界を変えるという信念」(WHY)に心動かされるというものです。是非動画見てください。

TED TALKの動画 → こちら


アスリートの世界でも、ビジネスの世界でも、WHATであるパフォーマンスや結果を発揮することは重要です。でも素晴らしいパフォーマンスが発揮できるのは、自分の内側にしっかりと軸を築き「信念」を握っているからで、その「信念」を体現し続けるからこそ、最高のパフォーマンスが発揮できるのだと思います。

この信念の体現の継続こそ、人を魅了して感動を与え、フォロワーを増やすのだと思います。「I have a plan」と自分にはプランがあると言われるよりも、「I have a dream」自分には夢があるとインスパイアするリーダーのが魅了されますよね。

WBCのように世界規模で多くの人を感動させるのは難しいにしても、自分の関わる人たちにポジティブな影響を与える「信念」を持ったオーセンティックなリーダーになりたいですね。

(blog) Authentic Leadership → こちら

 
 

AUTHENTIC LEADERSHIP

自分自身を深く考察し自分の大切にしている価値観に沿って
自分らしさを発揮するリーダーシップのスタイル


まとめ

人によって信じている「信念」も大切にしている「価値観」も違います。どんなものであれ信念を大切に体現してるリーダーにはフォロワーがついています。優れたリーダーはWHYを大切にしています。

WBCの監督、選手、チームを見て、「自分の信念をもっと大切にしよう」「自分の信念をもっと体現しよう」「自分の信念をもっと深めよう」という気持ちにさせてもらいました。少しでも周りにポジティブな影響や感動を与えられる存在になりたいなと思います。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【企業】Authentic Leadership Session - 自分らしいリーダーシップを発揮する (グローバル企業様)

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。
マインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開し「自分らしく、生き生きと働く」マインドを育むサポートをしています。

BE HERE NOW企業向けプログラム→こちら


AUTHENTIC LEADERSHIP

オーセンティックリーダーシップ
「自分自身を深く考察し自分の大切にしている価値観に沿って自分らしさを発揮するリーダーシップのスタイル」


グローバル企業のHRチームの皆様向けのオーセンティックリーダーシップをテーマにしたセッションを担当させて頂きました。

(blog) Authentic Leadership → こちら

Authentic Leadership(自分らしいリーダーシップ)の考え方を私はとても好きです。オーセンティックリーダーシップは既存の型に当てはめるリーダーシップではなく、各々のユニークさが尊重されるリーダーシップのスタイルです。「自分自身を深く考察し自分の大切にしている価値観に沿って自分らしさを発揮するリーダーシップのスタイル」と定義されます。

私自身の経験ですが、マインドフルネスやコーチングを学ぶ中で自分の大切にしている「価値観」や「自分らしさ」を認識するようになり「自分らしさ」を大切にしながら生きることができるようになりました。そこで感じたのが、他人軸でなく自分の軸で生きているという感覚です。自分の生き方やキャリアの納得感、そして「自分らしく生き生きと働く」内発的動機にも繋がります。

自分らしいリーダーシップのビジョンを描くとそれが自分の軸となり、自分の立ち返る在り方となります。オーセンティックリーダーシップビジョンとは、自分が大切な事を大切にできている状態、自分の信念に沿って生きている状態、そして自分の心が惹かれる理想な在り方の状態です。

ビジョンを描くには自分の中の答えを探す「自己洞察」が必須になります。

今回のセッションでは、マインドフルな場で自己洞察することで自己認識を深め、自分らしいリーダーシップのスタイルを描きました。

自分の大切にしている価値観信念はオーセンティックリーダーシップの軸となります。自分が尊敬する人や憧れる人、リーダーに必要だと思う要素、自分がなりたい理想の姿にも自分の価値観が反映されます。価値観は過去の経験や体験、その時感じたことなどによって創造されるため、人によって様々です。「自分にとって大切なこと」を探っていきます。

信念についてはこちらのブログで書いています!
こちら
今回のセッションでも先日のWBCの話題が上がり、尊敬するリーダーとして栗山監督の名前が何度も上がっていました。信念を体現するリーダー、まさにAuthentic Leadershipを発揮するリーダーだと思います。今回のWBCと絡めて「信念」について書きました。


正しく自分を理解する自己洞察

95%の人が自己認知できていると答え、その中で実際に自己認知できている人はたったの10-15%であるとターシャ・ユーリックの 「insight - いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」には記載されています。

正しく自分を知る。
それには価値観や情熱、願望や想いなど「自分が自分をどうみているか」という内面的自己認知と共感力・他者視点・存在価値など「自分がどうみられているか」という外面的自己認知の側面から自分を理解するアプローチが必要になります。

両側面から自分を洞察するワークを行います。自分を色々な側面から考えることで深い自己認識に繋がります。


自己認識とは自分自身のことを明確に理解する力

- 自分とは何者であり、他人からどう見られ、いかに世界へ適合しているかを理解する能力だ -

-Tasha Eurich -


自分に意識を向け自己洞察をした上で描く「オーセンティックリーダーシップ」のビジョンはとてもパワフルです。私自身も5年前に描いた自分のオーセンティックリーダーシップのタグラインを今でも大切にしていて、何かあった時に立ち戻る軸になっています。

私のオーセンティックリーダーシップを例で出すとこちらです。

BE INSPIRED AND INSPIRE
オープンな心で新たな事にチャレンジし続け、周りからたくさん吸収し成長して、その吸収したものをインスピレーションやポジティブなエネルギーとして周りに与えインスパイアーする存在

これは私の働き方、生き方に影響を与えてくれた方の存在が大きく反映されています。周りの人の成長を大切に扱い、可能性を信じて力を引き出し、新たな視野を与え一歩引き上げる、話すだけで元気が出る、私もそんな存在になりたいと思いました。これからも自分と周りの成長を信じてチャレンジを続けたいと思います!

私たちを制限する心理的ホメオスタシス

「こう在りたい」という理想があるのに 現状を維持しようとする力が働いてしまうことがあります。心理学でいう「心理的ホメオスタシス」、コーチングでいう「サボタージュ」です。自分の描いたオーセンティックリーダーシップを体現する上で必要な制限しないマインドについてもワークを行いました。

これは3年間コーチングを受けた中で様々なサボタージュに遭遇し私が実際に実践していた手法の1つです!自分を制限しないマインドを育む上でとても良いツールになります。


感謝の心で繋がるGRATITUDE WORK

セッションの最後はコミットメントと感謝のワークで閉じました。チームメンバーに「感謝」のメッセージを伝えるこのワークの時間はとても暖かい空気が流れます。今回も思いやりと共感で潤った時間になりました。セッションの最中にもとても素敵な良いチームだなと感じていたのですが、この感謝のワークでの皆さんのあたたかさと強さを合わせ持つ姿がとても印象的でした。

「互いによりよく知れるいい機会だった」「自分で自分のことをよく分からなかったが、ワークを通じて自分の価値観を認識することができた」「改めて異なる価値観をもったメンバーが集っているのだと認識できた」などの気づきのコメントを頂きました。

ありがとうございます。

自分らしさはいくらでも進化します。このビジョンをドラフトに素敵な形にどんどん進化させて頂けたら嬉しいなと思います!


AUTHENTIC LEADERSHIP PROGRAM

BE HERE NOWではAuthentic Leadershipをテーマにしたプログラムを様々な形で展開しています。

企業研修/セッション ▶︎ こちら
オフサイト/チームリトリート ▶︎ こちら
パーソナルセッション ▶︎ こちら

お気軽にお問合せください。


BE HERE NOW BLOG

マインドフルネスや生き生きと働くマインドに関してブログを発信
▶︎こちら

 
 

企業向けプログラム

MINDFULNESS BASED WELL-BEING PROGRAM

「自分らしく、生き生きと働く」をテーマにウェルビーイングな組織に導くマインドフルネスをベースにしたウェルビーイングプログラムを展開しています。

詳しくは下記企業向けページをご覧ください。

【blog】VUCAの時代に必要なマインド 「レジリエンス」を マインドフルネスで養う

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


レジリエンスが養われる

私は決してメンタルが強い方ではなかったのですが、マインドフルネスの考え方に触れ、ヨガや瞑想の実践を繰り返す中で心が強くなりました。落ち込んでも落ち込み続けるのでなく、自分自身を自分で回復されるスキルが身につきました。マインドフルネスのプラクティスによりしなやかな回復力と言われるレジリエンスが養われたのだと思います。変化の時代、VUCAの時代と言われる現代、自分らしく生き生きと働くためにしなやかに強いマインドは強い武器になります。そしてこの力はAuthentic Leadership(自分らしいリーダーシップ)を発揮する上でもサポートになります。

(blog) Authentic Leadership → こちら

今回は「レジリエンス」について書きたいと思います。



1.VUCAの時代

現代は進化や変化が早く、予測できないような出来事が起き、先行きが不透明で将来の予測が困難な状態だと言われています。この様な予測が困難な状態は4つのワードの頭文字を合わせたVUCA(ブーカ)という言葉で表されます。

「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」

新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大で過去には想像できない事態が発生し、働き方も、生活も、生き方も変わった方が多いと思います。それ以外にも、地球の温暖化により台風や地震などの大規模な災害も起き、テクノロジーの進化でつい最近もChat GPTが現れ多くの人に衝撃を与えました。グローバル化で会社のカルチャーが一気に変わった会社もあると思います。この先もどのように変化していくのか、進化していくのか、予測が困難な時代です。


2. VUCAの時代に必要なレジリエンス


レジリエンスとは「反発性」「弾力性」「回復力」などと訳されるのですが、バネのように戻る状態を示します。「難しい状況、タフな状況、変化からすぐに回復できる能力」です。変化の多いVUCAの時代に求められのがこのしなやかな柔軟性を持ち合わせた強いマインドです。

何か予測できない嫌な出来事や変化が起きた時、プレッシャーのかかる大事な場面で心が反応してしまうのは当たり前のことです。しかしその心の反応に引きずられ続けるのでなく、たとえ一度心が乱れたり揺らいだとしてもその状態に速やかに気づき、自分の望む状態に素早く回復させる力が必要です。私たちが養う事ができるのは、どんな衝撃にも耐えられる「折れない心」ではなく、困難な事や予想できない衝撃に打ちのめされてもすぐにしなやかに回復できる柔軟な強さです。今の時代に求められる「レジリエンス」です。

レジリエンスの概念は、人だけでなく組織という観点でも使われます。


RESILIENCE
「反発性」「弾力性」「回復力」

「難しい状況、タフな状況、変化からすぐに回復できる能力」


 

レジリエンス (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)


<レジリエンス―再起力―とは>

人々の精神と魂に深くきざまれた反射能力であり、世界と向き合い、理解する能力である。レジリエンスの高い人や企業は、現実に毅然と目を向け、困難な状況を悲観することなく、前向きな意味を見出し、啓示を得たかの様に解決策を生み出していく。

出典:ハーバードビジネスレビュー EIシリーズ レジリエンス


3.レジリエンスに必要な3つの力

レジリエンスには3つの能力が必要だと言われています。

  1. 現実をしっかりと受け止める力

  2. 前向きな意味を見出す力

  3. 現状から解決策を作り出せる力

困難な状況でも現実をありのままに受け入れ、その上で前向きな意味を見出す力が必要ですコントロールできない現実をありのままに受け入れ、その上で今自分にできることに集中する事が前進に繋がります。

この3つの力の中でも特に「意味を見出す力」は活力に繋がります。ポジティブ心理学のマーティンセグリマン博士のウェルビーイングに必要な5つの要素PERMAの項目の1つがMeaning (意味/意義)です。状況は変わらなくても、その現実の中に意味や意義を見出す事ができると今目の前のことに意志を持って取り組む活力に繋がります。そして、現状から抜け出し前進するための視野も広がります。

(blog) well-being → こちら

同じ状況であっても捉え方によって、現実の見え方が変わります。何か大きな失敗をした時に「失敗=恥ずかしい、自分は愚かだ」と捉えるか、失敗にも意味を見出し「失敗=学習の機会、自分の成長の機会」と捉えるかで自分の中のエネルギーの質が変わります。

怒りや苛立ち、落ち込みや孤独の波にのまれ振り回され続けるか、困難な状況の中でも今自分ができることは何か考え、努力できることに意識を向けるか。困難の中だからこそ気づけるもの学べるものはたくさんあります。そこに「意味を見出せる力」があれば、変化の時代を生き抜く心強い味方になります。コンフォートゾーンを抜け出し、自分のイメージを守ろうとする自尊心や失敗を恐れるマインドから脱却し、自分を成長の自分自身で後押しできる様になります。

レジリエンスは潜在的な能力でなく、意識や実践によって養う事ができます。


レジリエンスに必要なのは
「忍耐」ではなく、自分を活力を回復させるための「セルフマネジメント」


4. 「心の筋トレ」と言われるマインドフルネスを活用する


日本でも「マインドフルネス」という言葉を最近耳にすることが多くなりました。欧米で注目を浴びた「マインドフルネス」は、ストレス解消法やリラックスの手法としての効果だけでなく、パフォーマンスに繋がるものとしてビジネスの世界で取り入れられ広がりをみせました。GoogleやFacebookなど大手外国企業で社員研修として導入され、膨大な情報を扱いプレッシャー下で働く知的エリートたちが自分を統御する術としてマインドフルネスを取り入れたと言われています。日本のビジネスの世界でも注目を浴びYahoo、楽天、メルカリ等様々な企業で取り入れられています。

「マインドフルネス」とは、禅の考え方や心の状態がルーツになっています。より多くの方に受け入れられるために宗教的な要素を排除して、脳科学等の科学的な根拠を示してメソッド化したものです。ここ25年くらいで脳科学の進化と共に瞑想やセラピーの効果が脳に与える影響が科学的に証明されてきました。「マインドフルネス」を広めた人物でありMBSR(マインドフルネスストレス低減法)を開発したマサチューセッツ大学医学大学院教授であるジョン・カバットジン博士はマインドフルネスをこのように定義しています。

(blog) Mindfulness →こちら
(blog) MBSR → こちら


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う
- Jon Kabat-Zinn -


人は1日に7万回思考していて、私たちの心は妄想することが仕事です。心が「今この瞬間」に起こっている事に注意を向けないで、目の前の関係ない事を考えて彷徨う状態をマインドワンダリングと言います。このマインドワンダリングが私たち人間の脳のデフォルトモードであり、私たちのマインドは今でなく「過去の後悔」や「未来への不安」を彷徨うことが多く、思考や感情に振り回されます。「あの時の失敗が…」「明日のプレゼンが…」「あれやらなきゃ、これやらなきゃ」とたくさんの思考が数珠繋ぎで繰り返されます。私たちはマインドを意識的にマニュアルで操縦するのでなく、マインドが無意識に自動操縦で運転されている状態(オートパイロット状態)にあります。

マインドフルネスは、マインドを未来でも過去でもなく「今この瞬間」に存在させ、無意識なオートパイロット状態でなく「意図的に」、思考の癖や固定観念を外し「評価判断なく」ただありのままに今を受け入れ「注意を払う」ことを行います。

マインドフルネスが「心の筋トレ」と言われるのは、無意識に思考や感情に振り回されてしまう状態から、自分が今意識を向けたい方向に自分自身の力で意識を向ける「心の筋肉」を養うからです。

マインドフルネスの実践を繰り返す事で感情や思考に振り回されない「レジリエンス」が養われます。

(blog) Mindfulness →こちら


5. マインドフルネスで養われる心の筋肉

マインドフルネス=瞑想と思われがちですが、マインドフルネスはもっと広義です。「動く瞑想」と呼ばれるYOGA、「書く瞑想」と言われるジャーナリング、その他「食べる瞑想」「歩く瞑想」などもあります。マインドフルネスは日常の中のどんな場面でも実践することができます。これらのマインドフルネスの実践は「現実をしっかりと受け止める力」を養ってくれます。

1度で効果を得るのは難しいですが、マインドフルネスを意識し実践すると3つの心の筋肉が養われます。

AWARENESS

「気づく力」
自分の心や体の状態、思考や感情に気づく力や深く読み取る洞察力を養います。気づくことで、無意識に自分の思考や感情に振り回されることなくなります。

ACCEPTANCE

「受け入れる力」
主観的な判断や固定的な見方で決めつけるのでなく、俯瞰的にありのままに現実を受け止める受容力が養われます。現実をありのままに受け入れることで、意味を見出し今ここから前進する力に繋がります。

ATTENTION

「注意を向ける力」
自分の望む方向に注意を向け続ける力、そして意識が外れた時に注意を向け直す力、それらの集中力を養います。自分の意志で自分のマインドを望む方向に向けさせる事に繋がります。

「気づく力」「受け入れる力」「注意を向ける力」を養うことで、自分が置かれている状況や自分の状態を俯瞰的に捉え、色々な視点から現実を見つめ、自分にとって意味のある選択肢に気づき、今の経験に意味を見出しながら前進する事ができます。


6.「意味を見出す力」に必要な視点を持つ

「しなやかで柔軟性のあるマインド」や「困難な状況でも前向きな意味を見出す力」を養うのは簡単ではありません。でも、ちょっとした意識で徐々に養う事ができます。

困難な状況に遭遇した時、多くの人は嘆き・諦め・被害者意識に陥ります。「なんでこんな事が自分に降りかかってきたのか…」と。普段はポジティブな人でも、困難な状況の中では、希望・選択肢を失いがちです。

そんな時に意識の方向を少し変えてみると「ポジティブな意味を見出す」手助けになります。

  • まずは深呼吸で心にスペースを作り感情や思考から一歩引く

  • 自分の思考や感情、視点を俯瞰的に観察してみる

  • そこに、他責や自責があれば握った手をゆっくりと開くように優しく手放す

  • 自分の大切にしているものは何か本質に立ち戻って考えてみる

  • 「全ての出来事に意味がある!」という視点で現実を眺める

  • ポジティブな側面に意識を向ける

  • そこにどんな気づき、学び、成長が隠れているか探す

  • 自分は乗り越えられると自分を信じてあげる

HALF WATER or FULL WATER

現実を水と捉えて考えてみるのも良いです。

視点1. 水が半分しか入っていない(ネガティブな視点)
視点2. 水が半分も入っている(ポジティブな視点)
視点3. 水は半分(ニュートラルな視点)

一歩引いて視点3のニュートラルな視点に移った時に、俯瞰的に周りを見渡すと何がみえますか?どんな選択肢が存在しますか?


まとめ

「自分らしく、しなやかに強く生きる」そんな生き方をしたいなと思っています。人生に困難はつきもので、波瀾万丈があるからこそドラマや映画は楽しいのだと思います。困難な最中は辛いです。でも困難や失敗があるからこそ私たちはより強くなり、人として成長できます。

体を鍛えるように「心」も鍛える事ができます。私の心の筋肉を鍛えてくれたパーソナルトレーナーは「マインドフルネス」でした。多くの事を教えながら、現実の実践で鍛え導いてくれました。今もトレーニング継続中です。

「心」も筋トレして、生き生きと働くためにしなやかな強さを身につけましょう。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG

【blog】MBSR 「マインドフルネスストレス低減法」で心の管理方法を学ぶ

BE HERE NOWマインドフルネスコーチ/リトリートオーガナイザーのSERIです。マインドフルネス、ウェルネス、セルフケアや「生き生きと働く「マインドについて発信しています。

Live your authentic life
自分らしくしなやかに強く生きる

BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG


ずっと受けたかったMBSRをついに!

「MBSR - mindfulness based stress reduction」
本は読んでいて、以前から興味があったのですがやっと受けることができました。せっかくなら英語の勉強も兼ねてと、アメリカで開催されているプログラムをオンラインで受講しました!緊張と不安はあったものの自分をプッシュして受講し、8週間のプログラムを終えた今「受けて良かったな」と感じています。

今回私が受講したのはこちらです。

ブラウン大学マインドフルネスセンターとマインドフルネスアンドヘルスインスティテュートが共同で提供する8週間のマインドフルネスプログラムです。最初に指導者と1対1のチェックインがあるのですが、今まで学んだ事などについてシェアした時に「本も読み返さず、自分の心と体で体験することを大切にする8週間にしてみて」とアドバイスされました。なので、今までの学んだことは横に置き、オープンなフレッシュな気持ちで心と体で実際に体験することに重きを置いて参加してみました。8週間のプログラム後にジョン・カバットジン博士の「マインドフルネスストレス低減法」の本を読み返したのですが、やはり過度な期待で心を曇らせることなく、実際に実践し体験し、その体感を通して気づきを得ることが大切だと感じました。

自分の備忘録のために「MBSR-マインドフルネスストレス低減法」を受けた気づきや感想を残しておきたいと思います。



1.MBSR「マインドフルネスストレス低減法」とは

MBSR
mindfulness-based stress reduction
「マインドフルネスストレス低減法」

ジョン・カバットジン博士は、マサチューセッツ大学医学大学院教授・同大マインドフルネスセンターの創設所長です。マインドフルネスを世界に広めた第一人者です。そのジョン・カバットジン博士 が定義したのが「今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う」という表現です。

マインドフルネスストレス低減法は、ジョン・カバットジン博士が開発した8週間のプログラムです。博士は日常的に禅やヨガを実践し心や体への効果を体験していたそうです。その効果を感じ囚われずに穏やかにただ観察するマインドフルネスの概念やプラクティスを痛みの緩和療法に取り入れました。現代人はストレス社会を生き苦悩を感じる事が多いでの、病気による痛みうつや不安症などの医学的治療だけでなく、ウェルビーイングな生活を送ったり生活の質を高めるような心身の健康にも応用されています。


 

マインドフルネスストレス低減法
ジョン・カバットジン (著)


MINDFULNESS

今この瞬間に、意識的に、評価せずに、注意を払う

- Jon Kabat-Zinn -



2. MBSRプログラムの特徴

MBSRのプログラムでは、8週間の期間中に週に1回開催される2.5時間のクラスに参加し、マインドフルネスの実践方法やストレスへの対処方法を学びます。コースの途中では約8時間のALL DAY RETREATがあり、「今」に意識を向けるマインドフルネスの感覚を養い1日の体験を通して自分の中に根付かせます。

クラスの時間だけでなく、セッションとセッションの間にはホームプラクティスが用意されていて、各自自宅で毎日マインドフルネスを実践します。瞑想用のレコーディングを用いて45分の瞑想をベースに各週のクラスの内容に合わせたプラクティスが宿題として用意されています。この45分の瞑想を毎日実践することが重要なのですが毎日欠かさず実践するのはなかなか大変でした。

< プログラムの特徴 >

  • 目標意識を手放しただ日々の実践を継続することを重視

  • 8週間の期間中「今」の体験を大切に過ごす

  • シェアリングタイムで一人一人が自分の体験や気づきを言葉で語る

  • 参加者同士の間でも学びや気づきを得る

答えを渡されるティーチング方式ではなく、自分自身の体験により心と体で体感し、気づきを得ていくような学びです。参加者同士で励ましあい、学び合うというプロセスもとても大切です。この様な場に主体的に参加している方達は、とてもオープンで吸収する力の高いコーチャブルな人達が多いです。他の参加者の方とのシェアリングでも多くの気づきがありました。学びの場が楽しいのは、この好奇心に溢れ、オープンな方たちとの関わりも1つの要素だなと感じます。
私が今提供している企業研修や個人セッションでも「新たな概念を知り視野を広げる」ことと「実際に体験し心と体で体感して気づきを得る」ことを大事にしているのですが、やはり知識&体験の組み合わせのプロセスはパワフルだなと実感しました。

(blog) 「コーチャブル」 → こちら


3. MBSRの8週間で学び実践したこと

私が受けた回はこんなスケジュールでした!

Orientation (2.5h)
Individual Check In (15min)
Week 1 (2.5h)
Week 2 (2.5h)
Week 3 (2.5h)
Week 4 (2.5h)
Week 5 (2.5h)
ALL DAY RETREAT (8h)
Week 6 (2.5h)
Week 7 (2.5h)
Week 8 (2.5h)

毎週のクラスでは様々なマインドフルネスの実践方法を学びました。

week 1

Body Scan(ボディスキャン)Mindful Eating(食べる瞑想)を実践しました。印象的だったのが ”All your emotion is welcome!”とオープニングで言われたことです。どんな感情も歓迎するしあなたの存在ありのままで来てくださいと最初からとても心理的安全性の高い場が創造されていました。否定することなく、無理強いすることなく、ただ実践や体験を通して常に「今」の自分の感覚に意識を向けるように促されます。

食べる瞑想は何度も体験したり、自分でもセッションで提供したりしているのですが、カルチャーの違う人々の集まりで表現や視点の違う感想がとてもおもしろかったです。

(blog) 食べる瞑想 → こちら

毎回クラスの中で紹介されるメッセージや引用もとても印象的で素敵でした。


Universe is not asking us to do something.
Universe is asking us to be something.

宇宙は私たちに何かするのでなく、何かになることを問いている



week 2

MBSRのクラスでは実践方法を学ぶだけでなく、シェアリングタイムで一人一人が自分の体験や気づきを言葉で語るということも重視されています。ホームプラクティスで感じた難しさや課題をスモールグループで話します。誰でもマインドが彷徨うことに皆安心感を覚え励まされ、クラス全体で共感し支え合い、学び合うよな学びの構成になっています。このブレイクアウトルームでの意見交換で新たな視点を得たり、違うことに気づいたりとても良い時間でした。week 2での私の気づきは「過度な期待は禁物」というものでした。ヴィパッサナー瞑想でも感じたのですが、過度な期待は純粋な体感を妨げで、体験を浅くしてしまう事があります。何も得られていない事に執着してしまうと心にフィルターが掛かって見えなくなってしまいます。ジャッジせずにただ実践を続けることでたくさんのことを教えてくれるのがマインドフルネスだと思いました。

(blog) ヴィパッサナー瞑想 → こちら

9 DOTSというホームワークが前週に出たのですが、人には思考の癖・習慣・パターン・レンズ・フィルター・制限があること、枠にとらわれない視点やマインドを持つ大切さついて考えました。マインドフルネスは気づきの柔軟性を高めジャッジメントを手放す練習にもなります。

week 3

Mindful Movement (動く瞑想)とも言われるヨガが紹介されました。ヨガと言ってもかなりゆっくりと動く呼吸に意識をおいたものです。私はヨガを日常的に実践していて慣れてるということもあるのですが、動く瞑想はより集中できて好きです。クラスでは初めてヨガを体験した方も多く「心と体の繋がり感じてとても気持ちよかった」という感想を話していました。ヨガの語源は「繋ぐ」。私もマインドフルネスのプラクティスをヨガでスタートしたのですが、ヨガはマインドフルネスの導入として一番おすすめできる方法だと思います。「マインドフルネスストレス低減法」の本にも参加者の皆さんヨガの実践を好むと書かれていました。

(blog)ヨガ → こちら

Let go (手放す)の概念を、鉛筆をぎゅっと握っている状態から手を緩める感じと表現していたのがとても分かりやすかったです。手を開き手の内側にあるものを観察する感覚。人は力を入れるのは得意ですが、緩めるのは苦手です。手を緩めると言われると少しできそうですよね。

グループシェアリングで、前週の宿題の「Pleasant Event (嬉しかった出来事)」についても話し合いました。私自身は、海を眺めて美しいと感じた時、大好きな人達に会って安心感を感じた時が上がりました。グループシェアでも、自然を見るということを何人も上げていました。やはり自然の畏敬の癒し効果は偉大ですね。

week 4

Walking Mediation (歩く瞑想)を実践しました。今まで体験した中で一番集中でき体感できるものでした。瞑想のリードがとても上手なのと、声のトーンがとても居心地よかったからだと思います。自分の足の裏の感覚だけでなく、地と設置しているグラウンディングの感覚、重力、体の1つ1つのパーツの感覚などです。そして体の微細な働きに感謝の気持ちも生まれました。去年からパーソナルトレーニングを受けているのですが、体の1つ1つの筋肉や関節の感覚をしっかりと捉え、感覚のレベルを上げ意識できると、自分が思う様に体を動かし鍛えたい筋肉を鍛えることができると学びました。ちょっとマニアックですが、この体の微細な感覚を捉える感覚が、筋トレもマインドフルネスだなと思いました。

グループシェアリングで、前週の宿題の「Unpleasant Event (不快な出来事)」についても話し合いました。自分の記録と他の人の意見を聞きながら、自分の期待値にそぐわないことに不快を感じ反応していると気づきました。不快な出来事は、心も体も緊張させてしまい、抵抗の力が働きます。でも不快な感覚は永遠でなく一時的なもので生まれては消えていくものです。不快な出来事を無理やり押し出そうとするのでなく、来ても大丈夫だというウェエルカムモードで受け入れ、ジャッジする事なく好奇心を持ってただ観察し、その感覚を認識していく事が衝動的な「反応」を冷静な「対応」に変えてくれるのだと思います。


week 5

Sitting Meditation (座る瞑想)で様々なアンカーを使う瞑想を実践しました。これこそ「心の筋トレ」「脳の筋トレ」と言われるマインドフルネスの気づきの練習です。ヴィパッサナー瞑想も10日間ひたすらこの練習の繰り返しでした。アンカーとは錨のことで「今」に意識を繋ぐツールとなるものです。一般的なのは呼吸ですが、足や手などの体の感覚、体と床の設置面、音などもアンカーになります。不快な出来事と同じで、瞑想中に雑念が現れても無理に押し出そうとするのでなく、マインドが彷徨っていることに気づいて、ジャッジすることなくやさしい気持ちでアンカーに戻します。

(blog) ヴィパッサナー瞑想 → こちら

【コース前半を終えた感想】

ここまででコースの半分が終了しました。少しずつですが自分の変化も感じました。12月&1月は未来への不安に揺れ動かされがちなのですが、ありのままの現実を受け止め、無駄足掻きしないで不安を手放せた様な気がします。日々過ごしていると時間ややることに追われ焦る気持ちなどで自分をプッシュしてしまいがちですが、焦りの気持ちから解消され少しスローダウンして自分の中にスペースが広がった感覚になりました。

ALL DAY RETREAT

時差の関係で、22:45-翌6:30というチャレンジングなスケジュールだったのですが、どうせならライブで受けたいと思い参加しました。途中眠さはきたものの、様々なプラクティスの実践の数珠繋ぎのような体験でとてもおもしろかったです。次は何が来るのだろうと好奇心を持って楽しんで参加する事ができました。Body Scan, Sitting Meditiation, Yogaに加えて、新たにMountain Meditaion(山の瞑想)Loving and Kindness Meditaion(慈悲の瞑想)Mindful Lunch (食べる瞑想のランチ時間)外を歩くWaking Meditaiotnなどの実践がありました。誰とも話さないサイレントリトリートであったことも自分自身に集中できて良かったです。ヴィパッサナー瞑想はまさに修行だったのですが、MBSRのALL DAY RETREATはまさに癒しでした。1日を終え「平和」「静けさ」「心と体の繋がり」「手放し」みたいなキーワードが浮かびました。

心に響いた言葉が”I’m here with you”と自分自身にかけてあげる事です。どんなに孤独や寂しさを感じる事があっても、惨めに感じることがあっても、私だけはいつもあなた(自分)と一緒にここにいるよという言葉です。以前読んだ本にも人は本来孤独な生き物で、でも自分だけはいつも自分といると認識する事ができたらもう孤独は感じないと書いてあったのを思い出しました。


I’m here with you.

私はあなたと一緒にここにいる



week 6

前週の宿題の「Difficult Communication(難しい会話)」についてグループシェアをして、Mindful Listning(マインドフルリスニング)の実践がありました。以前受けたGoogleのSearch Inside Yourselfでも同じプラクティスがあったのですが、対話中に聞くことに集中する練習です。コミュニケーションはダンスで、一人が変わったらダンスが変わるという言葉も印象的でした。他人は変えることができないけれど、自分の反応を変えて、新たな方法でコミュニケーションをとるとダンスが変わるかもしれません。

week 7

Self-guided Meditaion(ガイドなしの無音の瞑想)を実践しました。今まではクラスの中でも家での実践でもガイド付きのものだったのですが、沈黙の中で行う瞑想を実践しました。意識はそれがちですが、沈黙の瞑想は集中の訓練になります。

その他、マインドフルネスをこれからの生活に根付かせるための自分のための方法を考えます。自分に栄養を与える「やる事」と自分のエネルギーを消費させる「やめる事」を各自考えました。私はもっとマインドフルに体を動かすことを追加して、無意識にSNSやテレビを見る時間を減らそうと思っています。

week 8

あっという間に8週間。この8週間を振り返り、学んだこと、気づいたこと、変化したことについて、一緒に学んだ仲間達とシェアをしました。


4. 8週間のプログラムを通して感じたこと

8週間のプログラムを終え自分自身の変化で感じたのが、未来への不安で心が揺らいでいた感覚が少し手放され今にフォーカスできている感覚です。今までにもマインドフルネスを様々な形で学んでいたので知っていることもたくさんありましたが、この8週間の「実践」&「体験」によるマインドの変化は大きかったです。マインドフルネスはやはりすごいなと感じました。不安や恐れが人生から消えるわけではないですが、不安を抱えながらでも「今この瞬間」を精一杯に楽しもうという気持ちが後押しされました。

  1. 波の乗り方&波乗りの楽しさを学ぶ
    ジョン・カバット・ジン博士の言葉で一番好きな引用が「波を止めることはできないが、波に乗ること学ぶことはできる」と言うものです。今回の8週間はまさに波の乗り方を学び、実際に海に出て練習し、乗り方のコツを少し得たような感覚です。サーフィンする程上達はしていませんが、サーフィンや波待ちの楽しさも実感することができました。8週間毎日のプラクティスを継続したからこそ、波乗りの楽しさの感覚も芽生えたのだと思います。

  2. 気づきの力で「反応」でなく「対応」を選択する
    意図したわけでなく自然と不安が手放されました。マインドフルネスの実践で気づきの力を養う事で、自分のことをジャッジせずに俯瞰的に捉え、無駄に感情に振り回されず、平静な状態で対応できるのだと思います。

  3. 自分の理解者になる

    今回のプログラムでも自分との関係性の大切さを実感しました。「The most important relationship in your life is with yourself (人生で一番大切なのは自分との関係性)」という言葉がありますが、自分に安心感を与えてあげるのは自分の存在なのだと思いました。All Day Retreatで先述した”I’m here with you”と自分に声をかけてあげる事は続けたいです。

これからも実践を続けていきたいです。


You can’t stop the waves, but you can learn how to surf
- Jon Kabat-Zinn -

波を止めることはできないが、波に乗ることを学ぶことはできる



5. まとめ

MBSRを受けて、マインドフルネスの世界は知れば知るほど深くなると感じました。恐らくどれだけ学んでも尽きなく、どれだけ実践しても足りないのだと思います。でも深いからこそおもしろい!知識を増やし視野を広げ、実際にマインドフルネスのプラクティスを日々実践することで、気づきや学びとなって自分の中に根付くのだと思います。腹落ちしないと現実での変容には繋がりません。これからも自分に好奇心を持ちながらマインドフルネスのプラクティスを続けて自分の変化を実験してみたいです。

「マインドフルネスストレス低減法」にはこの8週間のプログラムが詳しく載っていて、プログラムに参加しなくても実践できるツールが整っています。MBSRを受けた方が仲間もでき途中で挫折する事が食い止められる事があると思いますが、まずは本を読んでみたり、毎朝瞑想やヨガを5分実践するところからスタートするのでも良いと思います。是非体験してもらいたいです。

Live your authentic life!


BE HERE NOW

鎌倉をベースに活動する
マインドフルネスブランド

ABOUT BE HERE NOW
BE HERE NOW BLOG